17作目の詩集ができあがった。
ブログのお友だち、あいさんが亡くなってから、クリスマス、100日、13日の月命日と作成し送らせていただいた詩集は17冊目となった。
あいさんが入院している時に、病名を知っていただけに、かける言葉も安易にがんばって・・とは言えなかった。
私に出来ることはなんだろうと考えた時、彼女に喜んでもらえるかなとあいさんのブログを詩集にしようと作り始めた。
「ブログの最後まで作るからね、あいさんの詩を追いかけるから」と約束をしていたのに,彼女の手元に届けられたのは4冊でしかなかった。
あまりに早い彼女の死は、驚きとともに大きな悔いになった。
お部屋の人に見せたり、とても喜んでくれたあいさん。 今のように月に一度ちゃんと、もっと沢山作って届けてあげれば良かった。
だから申し訳なさと、追いかけるから・・と言った約束を守るように作らせていただいている。
詩を改めて読み作成しながら、人さまにはもちろんだけど、きれいな心のあいさんが語りつくせなかったご主人さまへのメッセージ、
贈り物だったのではないだろうかと、詩の相手をご主人さまへ置き換えながら、読ませていただいている。
月命日に届く詩集は、お仏壇にお供えして読んで下さっているようだ。
仕事でお忙しかったご主人は、生前はそれほど興味を持って詩を見ていた訳ではなく、見てとか聞いて~と言われて聞いたりしたそうで、
今になって、こんなことを思っていたんだなぁと、うなづきながら読ませてもらっていますと言われた。
あいさんを慕われる方は多く、色々な方に見てもらっておられるようで、あいさんの生まれ育った地域の方の新聞へあいさんの詩を
載せておられると言う話も伺った。 あいさんと同様な病気で、入退院を繰り返しておられる方にも、大きな励ましになっていると言う事も。
素晴らしい・・詩はブログはあいさんの心は残っている・・多くの方たちの心の励ましになっているのだ。
嬉しく思いながらも、やっぱりあいさんに届けたらもっと喜んでもらえたのに・・と、何処かで悔いている。
この5月、あいさんから病名を伝えられたと記憶している。
~ (五月)私は今を生きている ~(音声)
五月の色に 染まった 今日
透き通るような 青空を 見上げながら
柔らかな 若葉を 見ながら
色とりどりの 花に 微笑みながら
爽やかな 風と 戯れながら
川面に揺れる 光を 見つめながら
私は 今を 味わっている
この 奇跡としか 言いようの無い 光の 世界に
今 私も 溶け込んでいる
私は 今を 生きている
私は 今を 生きている
この 奇跡としか 言いようの無い 光の 世界に
今 私も 溶け込んでいる
私は 今を 生きている
私は 今を 生きている ・ ・ ・ ・ ・
今この季節 皆さんも ぜひ 光の息吹を 全身に浴びませんか・・・ 2010年5月4日
一日一回、幸せめくり (十一日) 西野未来さん
降りつづく雨も 信じて待てば いつか止む
忘れないで 雲の上は いいるよつも晴れ ぽかぽか見守る 太陽が