ソメイヨシノが八分咲きのころ、我が家の桜が開花を始めた。
朝いちばんにカーテンを開けるとき、必ず確認する。 いくつ咲いているかなと楽しみに朝を迎える。
今年は今までで一番蕾を付けている気がする。 家族にもそう言ってある。
毎年必ず咲いていると言いたいところだが、10個位の時もあったり、その年によって違う、何かしらまるで占いのよう。
まったく一輪も咲かなかった年があって、なんか良くない年なのかと思ったりした。
だけどその年がどうだったか、気にしながら関連づけたことはない、確か。
この桜は10年以上も前に、長女夫婦が和歌山の梅林へ撮影に行った帰り、お土産にもらった鉢植えの八重桜である。
一度だけ植え替えをした。 今、40㎝の鉢で60cmくらいの高さになっている。
いずれにしても私は、思いやりある二人の記念樹のような気がして、沢山咲きます様に・・と、毎年楽しみにしている。
『南殿桜(なでんざくら』 名前の由来を調べたら南殿とは京都御所紫宸殿の別称だそうで。
何年か前京都御所公開の時、夫の友人のチテイジンさんに案内されて行った。右近の橘、左近の桜とかで古木を眺めた記憶が。
下向きで淡いピンク、優しさや気品を感じている。
花言葉を調べたが、桜・・・・優れた美人・純潔・優雅な女性・精神の美・心の美
八重桜・・おしとやか・豊かな教養・理知に富んだ教育
いずれにしても、高値の花言葉である。
今年はいいことになりそうな・・。 ピンチもチャンス・・そして、チェンジ!
たのしみは 南殿桜に思い馳せ 花を数える 朝を迎えるとき
4月12日記 10日まで今まで最高の102個の花をつけた南殿桜、家族を楽しませ短き花の命を終えた。