朝、愛ちゃんから電話が入った。 こう言う時は大体7時半頃にかかってくる。
「ゆいちゃんかな」 正解、ゆいちゃん昨日から熱があると言う。
「いいですか?」 「いいよ、じゃぁお父さんと迎えに行くわ」
車を見ると走って来たが、テンションは低い。 色々話しかけながら、家に着く頃いつものゆいちゃんになった。
熱や寝不足のせいか、顔はちょっとむくんでいる。 持ってきたキティちゃんのおもちゃでおとなしく遊んでいるから、しんどいのだろう。
元気ならもっとわいわいと、飛び跳ねるのに。
毎日子守をしていたときのように、お布団敷いて「寝ようか」と言うと、あの時のようにコテンと寝ころんだ。
歌を歌いながらおなかを軽くトントンすると、すんなり寝た。 そんな姿は、あの時と変わらない。
昨夜高熱で寝られなかったのだろう、4時間近く寝た。 お昼が遅くなったが、ご飯を食べ、お薬をきっちり飲んだ、上手に飲む。
ひろとがこの位の頃は、薬を嫌がって飲まなくて入院したときなど、本当に苦労したのに。
保育園帰りになつめとかんたがやってきた。 俄然元気になったゆいちゃん。
「お母さんは仕事せんと、自宅待機しててな」 そう言われて家にいるので、大抵孫のいざのとき、対応が出来る。
久しぶりの子守、出来る幸せ。
明日は京都の姉のお見舞いで見られない。 次女が「あずかるよ」と言ってくれたが、保育園のお迎えがあるので、愛ちゃんは仕事を休むことになった。