日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 22日と言う日 *

2013年07月22日 | 子供


小学校は夏休みに入った。  なつめはプールに通い始める。
プールに通い始めたなつめを迎えに行く。
12時前に終わり、着替えて帰るのでなつめ家で待たず、校門の前で待っていた。
オレンジ色の鮮やかなマリーゴールドの花も、元気になるなぁと眺めながら待った。  

保育園生活から、学校生活・・すぐに5時間授業。  小さな体に大きな重たいランドセル、勉強、宿題。
一生懸命にそれに適応している姿、どの子もそうであって、適応できるようになるものだなぁと感心する。  
と言うより、その対応の変化にいじらしくなってくる。

前になつめと同じ保育園に通っていた近所の男の子が、なつめがきているかとチャイムを鳴らしたことがあった。
何もしゃべらないので玄関へ降りたら、自分ちの前にお兄ちゃんと立っていた。
行って「何か用事やったの?」と聞いたら、「なっちゃんおるかと思って」
「小学校どう? 楽しい?」って聞いたら、「勉強がしんどい」と困った顔して言った場面が頭に残っている。
男の子で一番低くてすることも遅かった、遊戯や何かと言うとなつめのパートナーだった。

なつめを連れて帰り食事をした。  
夏休みの宿題帳をしてお昼寝、私も一緒に(あくまでもなつめを寝かせるために)
真っ黒に日焼け(もともと黒い方)日曜友達家族と一緒に海にも泳ぎに行ったばかり。
一生懸命な日々、寝顔を見ていると(元気によく大きくなったなぁ)と出生時を思うと感慨深いものがある。

今日は長女の誕生日。
私が勤めていた産婦人科で出産、日曜に入院して月曜の早朝4時27分に産声をあげた。
臍帯が2度も巻いていてすぐに泣かなかった。 
宿直だった婦長さんと、通いの助産婦さんが処方を言い合いしていた。  長女は布にくるまれたまま。
(そんなことどっちでもいいから、早く赤ん坊の処置してよ・・)心の中で叫んだ。 
助産婦さんが両足を持ち長女を逆さにし足の裏をパンパンとたたいた(思えば古い!) のち酸素吸入をして、やっと泣いた。
その声を聞いた時初めてほっとし、我が子が生まれた大きな喜びに涙したものである。

院長先生が朝一番に部屋に来て、
「おめでとう、いや~参ったわ、かんにんなぁ」と頭をかき笑いながら言われたのを覚えている。
前日(日曜)ゴルフに行った先で食べた牡蠣があたって食中毒をおこし、出産には立ち合ってもらえなかったのだ。
39年前の今日だ。

初めての我が子、長女出産の22日はこんなだった。



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