(朝ご飯どうしよ、日曜までご飯もね、ベーカリーへ買いに行くのもなぁ・・行ってもらおうかな・・嫌な顔するかなぁ)
思案していたら着信。 次女がベーカリーへ子供と行くから買って行こうかと言ってくれた、ラッキー!
夫も喜んで起きた。 得意な美味しいスープだけ作って待った。 ベーカリーは来る道なので面倒では無いし、
何よりも私を気遣い朝ごはんの心配をしてくれる、夫よりも気が効く。
なつめやかんたとまさか朝食が出来るなんて思わなかったから、賑やかな朝となった。 食べると家の片付けがあるので
と、さっさと帰って行った、まるで台風が通り過ぎたように。 しかし5分と言うこの距離感は宝だ。
「この紙袋の飾りとね、玄関に置いてある〆飾り・・おみかんだけとって天満宮へ持って行って、お賽銭上げて拝んでさ、
町会長さんやTさん燃やしてはるからご苦労さまです言うて持って行ってな」
まるで小学生にでも言うように1から10まで言った。 「おみかんは燃やさないからはずすんやよ」と繰り返し言った、
私は苦笑いしたが、夫はどう聞いたであろうか。 (子供か俺は)なんて。
「お賽銭くれい」 「はさみは何処にあんねん」 玄関から夫は叫ぶ。
毎年15日に神社へ松飾りを持って行くのは当然私の役目である。 が、今年は頼んだ。
(こんなスタートやし、拝んどった方がいいかな)とも思ったが、知った人何人もいるのにすっぴんと言う訳にもいかず・・面倒。
それに痛い足をひきずって行くのもなんだし・・と夫に頼んだのだ。 夫は私が先に逝くと言っているが、それは分からない。
行けなくもなかったが、夫にも家の事やそんな事に参加してもらう事も大事やわって思ったし。
それだけの事を大仕事したみたいに得意げな顔をして、夫は打ちっぱなし、飲み会、麻雀のお気楽1日コースへ。
玄関の花に水をやろうと降りたら玄関にぽんと置いてあった。
はさみで切ってはいるが・・(おみかんだけとってって言ったのに~) ふふふ・・まぁ初仕事だし。
松飾りもとれて、お正月気分一掃。 さぁ本気の2012年始動である。
こんな年明けになったけれど、持ちつ持たれつ、何でも私が私が・・でなく、うまいこと操縦しよっと!