日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 老いは・・(13日) *

2008年11月14日 | 雑感


  実は昨日病院へは、過保護な訳ではなく「一緒に来て車に乗っといてくれ」そう言われて行ったのです。
  それならすっぴんでもいいや、と軽く思って。
  デイサービスの駐車場へ入れてさせてくれたので「来たらええやん」と言うから私も一緒に入ることになりました。
  待ち時間が長くなるのを避けて早い目に行ったので、先生がまだ。 待合室もそんなに人もなく、あれこんな時期に?
  そう思っていると、病院の車で次々と患者さんが、待合はお年寄りの方であっと言う間に埋まりました。

  嫌でした、だって入るつもりがなかったのですっぴん、喫茶コーナーには近所の奥さまがいてるはずだし。
  ほらやっぱり向こうにちらちら姿が・・会いたくない会いたくない来ないで~、目をつむって呪文を唱えました。
  「どないしはったん?」 さっと寄って(わ~!来はった~!) これこれかくかくしかじかで・・。
  班長の時だって、素顔なんて見せたことなかったのに~。 綺麗な奥さまはお化粧してよけいに綺麗だし~。
  知っている人にも会って 「どこか悪いの?」 「うん頭が、いえ主人が風邪をね」しょうもない事を言ってしまいました。

  不自由そうな足で手押し車を押してきたおばあちゃん、何度も診察室に入ろうとして連れ戻されるおじいちゃん、
  高齢の親を車椅子で押して、あるいはおじいちゃんがおばあちゃんを車椅子で、そんな家族の姿を見ると、
  核家族の自分が申し訳なくなり、夫や私の実家の兄夫婦に感謝となります、母たちはそんなではないけれど。
  さまざまな形のお年寄り、「いつか来る道やね・・」 何とも言えない思いで夫と眺めて(どっちがどうなるんだろうなあ)

  インフルエンザではなかったのでほっと。 と言う事でほっと珈琲をと夫。
  こんな体調でと思うけれど、飲みたかったのと近所の奥さまに対しての少しの配慮かも知れません。
  あ~あ、すっぴん開き直り。 お菓子つき珈琲「あー美味しい」それは良かった(どちらかと言うと私は良くないのです)

  でも・・こう言う場所へは時々来なくては行けません。 必要だったような気がします。
  色々な人たちのご苦労を感じながら、自分たちの健康を思いながら、もっと感謝の気持ちで生活しなければ。



  今までなら、にんにく入りの焼肉・・で、翌日は回復していました、夫も一日寝ていてそうなると思っていました。
  夜になっても熱が38度少し越しています。 やはり年をとると・・でしょうか、夫は少しいらだちを感じて・・。
  「日曜の卓球の試合早い目に断らないと、こんな身体では明日も会社休まないとあかんね」 辛そうです、
  そう出来ればいいのですが、休めないだろう・・夫のそんな心の葛藤がよけい熱に?

  明るくなってきた空に、まだ高いところに満月が見えます。 
  今日も昨日と同じように小春日和だとか、早朝のラジオから山口百恵さんの”秋桜”が流れていました。
  3日万博公園に行ったのに、記事書いて無いなぁ、コスモスも咲いていたのに。
  今日はひろとが来ています。 なつめは熱はないがよほどでしょう、食べられなくて飲めなくてぐずってばかり。
  夫は熱が下がらないので、今日も病院へ。 私、今日はお化粧ばっちり!と思いきや・・、
  「病院へ自転車で行って、後会社へ行ってくる。 お昼には帰る」と言い残して出かけました(アチャー!)
本当でしょうか。 でも帰って来るまでにお布団干して部屋を掃除して気持ち良くすることが出来て良しとしますか。


* ついに!(12日) *

2008年11月13日 | 雑感


  昨夜の我が家はおでんでした。 
  先日息子の働くお店でいただいた、上質な利尻の昆布と鰹節で丁寧におだしをとりました。
  だしの素を使ったときとは違い、上品に仕上がります。 練り物は全て油抜き、大根は面取り下茹、
筋肉はお湯をくぐらせて、切って炊けばいいおでんは簡単ではありますが、私の味自慢料理のひとつです。
  ひろとを送って行くとき、愛ちゃんに「おでんよ」と渡します、それは(夜何もしなくていいからね)と言う意味。

  昨日のお昼なつめは大ぐずりでした、薬が嫌なのか口の中のぷつぷつにさわるのか、薬を飲みません、珍しく。
  大きな声ですから泣きわめくと、恐らく近所中にご迷惑だったかと思います。 まあ言っても2歳、仕方ないかも。
  普段は穏やかに接している娘も段々こらえられなくなり正直きれそうでした。 私もなだめすかしますが、駄目でした。
  そんな光景を見ながら眠そうなひろと「寝なさいね」と言うと、すっと寝てほんと手間いらず。
  そのうちなつめは私の腕で寝ました。 

  ひろとを送った帰りに、病院へ行った娘となつめをひろいました。
  夫「熱何度あると思う?」 「え、熱あんの?」 「6度5分」 (低い目に、これは実は・・と驚かせようと言う作戦)
  夫は(と言うより男の人は)簡単に休めない精か、風邪か?と熱を感知すると即効対処する、オーバーな位に。
  普段から夫は熱を測り37度でもあると、まるでめでたいことのように、自慢げに喜ぶ習性がある。
  「37度7分!」 急に体をぶるぶる震わせ大そうな格好(いえこれは立派です)「お、立派やん!」 ほめちぎります。
  熱のある時夫は必ず、にんにくを摩り下ろしたたれで、肉を焼いて食べて寝る、ひたすら、これが効くのです。
  今夜はおでん。 にんにく3かけすって少しお味噌を入れだしを入れ、ほろほろの筋肉、厚揚げ、卵・・餅巾着・・
  熱燗2本に薬を飲んで、着替えを抱えて 「DVD何か聞きながら寝る・・ラジオないんか」 あれこれ要求してきます。
  「寝るときは、一生懸命寝なさいよ」 (早くおでんが食べたい)私がうまいこと言ったら、即効いびきをかいて寝ました。
  今夜のおでんはまた格別、次女とおでんのベスト3はね・・とか言い合いながら遅い展君が待てずに食べました。
  「本当はお父さん大変やのにね、母さん笑ってしまうわ」 夫のいつもの光景に二人して苦笑い。

  先月から、次女妊婦の安静、展君の怪我、なつめの高熱ヘルペス、そうや私も膝の治療に通う毎日。
  我が家はみんな、なんらかの大変にあっている訳だ! ついに! 大黒柱・・夫で今年の〆なのでしょうか。

  夫婦喧嘩をしているとき、良く子供が熱を出すとか言います。 子供が熱を出すと喧嘩などしておれない、
  夫婦で子供の心配をする、子供が夫婦の仲を修正してくれているのだと。 (見えない心の葛藤?まさか)
  こんな時はみんなが助け合い、心をかけ手をかける。 そう、いっそう家族はま~るくなるのです。 
  「お月さま黄色や」車の中からひろとが指差して言いました。 昨夜は美しい満月でした。

  夜は別居でした。 私がもらう訳にはいきません。  真上の部屋の夫のいびきが聞こえます。 
  「よー寝た!もう大丈夫や」 夫はそう言って起きてくるでしょうか。 12時間を越える睡眠で。
  ご苦労さまなんです、家族の為に働いて下さっているのですから。 笑ったりしたらばちがあたります。 
                                                AM:5時30分

  朝、熱を測ったらあにはからんや38度7分です、すごい。 思わず「素晴らしい!」と言ってしまいました。
  付き添って(過保護です)病院へ、何年ぶりかで会社を休んで寝ています。
  ついでに月末、二人ともインフルエンザと、人間ドックの申し込みをしてきました。 
  ぽかぽか気持ちのいい小春日和、愛ちゃんがお休みでひろとは来ません、良かった・・ぶり返したら大変。


* 経過観察・・(11日) *

2008年11月12日 | 雑感


  昨日のことです。
  「なっちゃんこれかして」 「いいよ」 「ありがとう」 DVD”しまじろう”のお話の通りを会話しています。
  「ひろとだいじょうぶ?」 「うん」 「あさごはんたべた?」 「たべたよ」 
  「なっちゃんみてあげる、はやく」 「うん、ちょとまってよ」 
  おもちゃの聴診器を耳にはめるひろと、なつめはパジャマを持ち上げておなかをぐっと出します。
  小さなお医者さんが、なつめのおなかに聴診器をあてます。 面白いです、まじな二人。

  少し小さいものでも、口の中のぷつぷつにあたるのでしょう「いたい・・」熱のあるなつめは特にぐずります。
  「さあお昼やね、何作ってあげようかな」 「ばぁば、そうめんして」 (2歳のおっさん?)ひろとには笑えました。
  リクエストに答えてにゅーめんを作りました。 「いただきます」 かわいい小さな手が重なります。
  二人は黙々と・・でもやっぱりそんなに食べられません。 好きなシューアイスも少ししか。
  長女のおみやげのペコちゃんのふわふわのワッフル、ひろと完食でした。 
  なつめは小さくちぎって・・それでもひとつは食べられません。
   マーブルチョコだって、見つけても粒を「ばぁば、あげる」食べないなんて考えられないことです。
  大人でも口内炎が出来たら、食べものが沁みて痛いのだから孫たちはどんなに痛いことでしょう。 
  大好きなりんごジュースも「いたい・・」のですから、ほんと可愛そう、早く治って欲しいものです。

  11・・昨日はポッキーの日、買っていた苺のポッキー細め、これは二人の喉を通過、良かったです。
  なんとなく陽のあたらない一日でした。 なつめは夜も熱39を度越していました。

  ラジオの天気予報が晴れと言っていますが、どうか陽があたって欲しいものです、大人だって寒い。
  さぁ小さな恋人たち・・今日はどんなものが食べられるかな?

 


* こんな我が家・・(5日より) *

2008年11月11日 | 雑感


  随分と寒くなりましたが、この寒さで紅葉が色を増すんだろうなぁ・・と季節のなりわいを受け入れています。
  夏の嫌いな私は冬が好き!なんて胸張っていましたが年の精でしょうか、寒いのも嫌かなぁ・・です。
  いや・・でも暑いよりいい、動けます。 我が娘と同居、でも私は母親だと言う軽い緊張感はあるのです。
  そんな緊張感を持てる自分が好きです、それも母のお陰でしょうか。

  先週の水曜からひろとが高熱で愛ちゃんが仕事から帰るまで、我が家におります。
  長女夫婦に病院へ連れていってもらったり、次女もなつめをみながらひろとの面倒見も良くて、
  こんな時みんなで協力出来る、そんな距離に子供たちが暮らしていることがとても有難いと感じます。
  土曜には熱は下がったのですが、お休みのママが病院へ連れて行くと”口唇ヘルペス”口内炎も。
  食べ物が飲み込みにくくて、見ていてとても可愛そうです。 
  感染するので保育所は今週いっぱいお休み、夕方まで我が家で過ごすことになっています。
  昨日朝迎えに行ったら、ひろとの手にマーブルチョコレートと思いきや、どんぐりがころころっと、
  可愛いなぁ・・秋を持ってきてくれたんですね。 

  一昨晩からなつめも高熱で、昨日はまた長女夫婦がタイミング良く次女となつめを連れて行ってくれて。
  今度はなつめが真っ赤な顔をしています。 ひろとはヘルペスこそあれ元気です。
  普段から好き嫌いが無く、食に関しては問題の無いなつめです食欲はまずまずで安心。
  しかし口の中に・・ぷつぷつ、どうやら同病のようです。 
  昨夜などは普段とは違い、妊婦のママにぴったりくっついてしんどそうです。
  昼間、ひろととなつめが遊んでいる会話をそっと盗み聞きすると、お互いにやさしさをかけて・・
  本当に頬えましくて、いつの間にかこんなに成長したんだ・・と思うと涙が出そうになります。 
  人として大切なのは、やさしさや思いやりなのですから。

  そんな間をぬって私は膝の治療に通っていて、横になって治療している時間のなんと気持ちのいい。
  こんな風にわいわいとにぎわっている我が家ですが、3人子育てをしてきた自分を垣間見る思いです。
  私にはなかったこと、子供たちのそばにいてやれる・・そんなことの幸せに浸っている日々です。


* 月のはじまり *

2008年11月01日 | 雑感


土曜日、愛ちゃんが仕事の日はひろとを迎えに行って、愛ちゃんを会社まで送って、
帰りに西区のうつぼ公園へ寄るのが、夫におまかせのコースとなっている。
前回は咲きつつあった薔薇だったのに、カメラを持て行っていなかった!
今回はカメラ、充電OK、少し何か咲いているだろうと楽しみにしていた。

夫も「ひろと~ピース!」とか言いながら、撮っている。
「ひろと~!」薔薇と・・撮ろうとしてもじっとしないから・・無理無理。
ひろとは私についたり、夫についたり・・作られた小さな川や堀があるので冷や冷や。
「お~い! ひろとが水に入った!」ひろとはジャンパーを脱ぐなり、小石を敷き詰めた
水深2センチくらいの川みたいなところを横切って、その川の中を歩きだしている。 
私は、急いで引きあげた。 
夫にはピチャピチャ楽しそうなひろとを、半分可愛いとさえ思って眺めていたんだろう。 
「風邪でもひかせたら大変やン!さっさと引き上げてよ!」男と女の違いか。
この水深で危なくは無いが、ズボンも靴もビチャビチャ。 撮影早々と終了、即効家へ連れて帰る。
靴を買って、買い物につき合わせる。 
ラーメン屋さんでは、食べ終わったお碗(ラーメンが1本残ってた)頭にかぶってにっこり!
「ごちそうさまでちた!」「これ~!」 頭にはラーメンが・・。

なつめも最近とみに、感情深く対等に話せるほどになり、食べている以外一日しゃべり続けである。
ひろともなつめも今が旬、何をやっても言っても一番可愛いときなんだろう。 叱りつつもう少し楽しむとするか。

11月が、にぎやにはじまった。 さぁ、私はこの月をどんな風に描こうか。