* m's small garden * <milky-mamaの小さな庭>

*** 植物育てが運んでくれる小さな幸せ ***

つるイブ・ピアッチェ

2010-05-13 14:27:26 | ・フランシスブレイズ


2010.5.12

大輪ツルバラのイブ・ピアッチェも咲きだしました。

芍薬咲きで、香りも強く
大輪はあまり好きじゃない私も、このイブ・ピアッチェは大好き!

いつも咲きだすとワクワクします。




花径は15cmくらいあるんじゃないでしょうか?

高い場所で咲きだしたので、くんくんできないのが残念!




先日のブラッシングノックアウトの上で壁に伝っています。
アーチの上でも育ってます。

ツルですので、一季咲き(返り咲き)となっていますが
去年は何度も咲いてくれました。
でも一気にたくさん咲くのは春だけ
あとの季節はぽつんぽつんと、です。




大きくて迫力のある花なので季節外れにポツンでも嬉しい。

これから春だけの沢山の開花が始まります。
嬉しいな!


近くで花霞も蕾に色がつきだしました。




昨日の雨に濡れた姿です。


明日はもしかしたら?咲けるかな?


どんどんバラの蕾が大きくなってきています。
どのバラもいっぺんに咲いちゃったらどうしよう!


待ち遠しいよりも「ちょっと待って」と感じる
今日このごろデス。。。。





小さな薔薇・のぞみ

2010-05-13 13:46:55 | バラ



のぞみが今年も咲きだしました。

小さな細かな葉と、小さな花。
地面を這うように育っています。





ほんのりピンクの小さな一重に黄色いおしべ

「バラ」というイメージとは一線を画して
楚々と、清純に、愛らしく。


「のぞみ」という名のいわれは
「ばらになったのぞみちゃん」という本で有名です。

作出者はアマチュアの小野寺透さんとおっしゃる方で
その姪御さんのお名前がのぞみちゃん。

4歳ののぞみちゃんは戦争が終って満州から引き揚げる時
一緒だったお母さんもおばあちゃんも日本への途中で亡くなり
たった一人になったのぞみちゃんも
東京への電車の中で息を引き取ったそうです。

その愛しいのぞみちゃんを想い
伯父の小野寺さんが自分の作出したバラに名前をつけたそうです。




そう思って見ると、このバラはますます愛おしく大切に。

這性のツルバラです。
一季咲きですが返り咲くこともあります。




つぼみがたくさん。
元気なバラです。






数年前、「わ~、なんて可愛いの!」と買ったバラでした。
いわれを知って切なくなり

その後、偶然にも甥が愛娘に「のぞみ」と名をつけました。


ますます枯らすわけにはいかない責任重大なバラになっています。