みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

山元町民向けみみサポセミナー開催

2024年12月14日 12時10分03秒 | 日記
13日(金)に山元町民向けみみサポセミナーを開催。

このセミナーは「聴覚障害者を理解する住民が増えることで、
聴覚障害者が地域で暮らしやすい環境づくりをする。」ことを
目的としています。

今回は山元町の山元町防災拠点・山下地域交流センター
(つばめの杜ひだまりホール)で。

このホール立派です!
https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/soshiki/20/8035.html
しかも、山下駅が目の前に。

そんな会場で、セミナーの初めは、ビデオ上映。
4人の方々がそれぞれ簡単な自己紹介の後、この中に聞こえない人は?
というクイズを出題。
この中でも、「話せるが聞こえない、手話はできない」人が
聞こえる人だと答えた参加者が多数。
やはり見た目だけでは聞こえない人と理解するのは難しいようです。

あとは出題者が口話で声を出さずに「たまごをわって」と口を動きを
見たあとの回答が、「たまごをかって」とか。


そんなビデオを上映した後は講話。
「ろう者、難聴者、高齢難聴と聴覚障害もいろいろ」
「困ることもいろいろ」
「ほんの一例ですが、・・・不便なこと」
「コミュニケーションの方法いろいろ」
「知っ得!筆談のコツ」
「いますぐできる、こんなこと」

ここでのポイントはやはり、
「補聴器は万能ではない」
「大声での会話は無駄」
「手話のできる聴覚障害障害者は全体の20%」
「口話だけでなく、身振り手振り、筆談を併用しながらコミュニケーションを」
皆さん、納得してくれたようです。

講話のあとの休憩の時に聴覚障害者に役立つ機器の展示。
皆さん、興味津々。



その後は手話教室「Let‘sコミュニケーション!」
初めに手話のポイント。
「手の動きだけでなく表情見たり、動きを知って理解する」こと。
「挨拶」「名前」「数字」「日にち、年齢の表し方」などなど。
手や指など動きがぎこちないようでしたが、皆さん一生懸命でした。



お願いとして。

多くの人に聴覚障害者のこと理解していただくためには宮城県内の
市町村すべてにセミナーを開催することが理想です。
しかしながら、開催にも限りがあるため、
参加者の皆さんからもこのセミナーで覚えたことを家族や知り合いにも
伝えて欲しいとお願いしました。

こうすることで少しでも聴覚障害者が地域で暮らしやすい環境づくりが
できるのではと期待しています。

先週、京都府へ出張。

そのお土産に九条ネギせんべい。
職員に配った後、「このお土産に苦情は受け付けない」と言った反応。
1人目 思いっきり笑ってくれた。
2人目 ちょっとだけ笑ってくれた。
3人目 白い目で見られた。
4人目 無視された。
5人目 反応なし。
その他、さまざま。
いろんな職員がいるなぁと感じた、松本でした。


タイヤ、外れないようにと安全を願いながらタイヤ交換。

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