主山行報告
2018年8月19日(日) 天候 晴れ 参加者 22名
CL 松尾Cさん
御在所岳と聞くとロープウエーがあり、楽に登ることができるイメージがある。しかし、今回の中道登山道は、ガイドブックには「アルペンムード満点で、岩場をぬう登降を繰り返し、砂礫の斜面や鎖場もある。」と書いてあった。確かに登り始めると段差のある登山道で、滑りやすい溝があり、息が切れる。ストックは持たない方が登りやすい。難所キレットの岩場は鎖を使って慎重に下る。下山ルートでは、木の根っこが多く急な坂で歩きにくい。でも、今回は剱岳の練習登山で、このくらいで「疲れた」とか「えらい!」とは言わない決心でみんな参加している。
でも、みのハイキングクラブでは、全体のペースを見ながらリーダーが立ち休憩を適当に入れ、みんなが登れるような配慮があった。巨大な花崗岩の負(おば)レ石や地蔵岩などの、巨岩や奇岩があり、下山途中では岩登りも経験させてもらった。「あれ、登れない。」と弱音を吐くと「登れないのなら止めておいた方がいいよ。下る方が難しいから。」とアドバイスされ、余計にやる気が出で、何とか登ることができて楽しくなった。Hさんは、何と15kgの重い荷物を背負い、リュックの肩紐が千切れそうだった。
このクラブに入ってまだ5ヶ月目の自分は、登山中に先輩達の努力や頑張りを見たり聞いたりすることができ、充実した時間を過ごすことができた。このコースを考え準備しリードしてくださった方々、たった900円の費用で楽しい山登りができたことに感謝したい。岩の歴史を話してくださったFさん。山の品格と歴史に触れることができ、より満足できた。剱岳登山までに後3週間。「鍛えておいてください。」と言われているが、登れるかなと心配する気持ちと頑張りたいという気持ちが混在している。
(記録担当 後藤Kさんより)
コースタイム
関4:00==岐阜県庁4:45==いなべ市==R477==道の駅菰野6:15==鈴鹿スカイライン==旧料金所跡駐車場6:30~6:40・・中道登山道6:55・・負(おば)レ岩7:35・・5合目7:45・・7合目8:25・・8合目9:00(1111m)・・富士見岩9:25・・山頂9:45~10:45(昼食)・・国見岳11:50・・岩登り12:40・・籐内(とうない)小屋13:45・・駐車場14:30==グリーンホテル(温泉)15:00~16:00==関18:30
(写真提供 古谷さん )
(地図提供 古谷さん)