みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

2019年 労山雪上歩行技術講習会

2019-02-07 | クラブ山行

クラブ報告

2019年2月3日(日)  天候 晴れのち雪        


                                                       

CL 前田さん 

 岐阜県勤労者山岳連盟の雪山歩行技術講習会が2019年2月3日(日曜日)西穂高丸山で行われることになった。みのハイキングクラブも参加することにした。当日早朝から新穂高ロープウエイまで行くのは道路が凍結して危険な状態になることが予想される。これを避けて前日近くの栃尾温泉の富久の湯に前泊することにした。
 
15時30分頃富久の湯に着き、明日の準備などを済ませてから大部屋に集合して勉強会を行った。アイゼン・ワカンなどの装着、使用方法など、参加者はわかっているけれども改めて復習をした。特に力を入れて勉強したのは雪崩などで人が雪に埋もれたときに使用するビーコンの使用方法について、作動の仕方等々入念に行った。
 
宿泊者はみのハイキングクラブが16名、他のお客さんが数名満杯であった。宿の温泉に入る人、外に出て200円支払い露天風呂に入った人もいた。勉強会を済ませて思い思いの過ごし方をして夕食となった。なかなかの豪華料理であった。
 
2月3日(日曜日)の朝、宿泊先富久の湯を7時30分出発する。新穂高ロープウエイ駐車場に到着する。時間が早すぎてまだ係員が来ていない仕方なく下の駐車場まで戻り車を止める。
 
登山準備をして新穂高ロープウエイ駅入り口に並ぶ。今日参加する岐阜県勤労者山岳連盟加盟みのハイキングクラブ・多治見勤労者山岳会・岐阜ケルン・大垣勤労山岳会など総勢30人が集合。ロープウエイで西穂高口駅まで行き結団式を行い登山開始した。
 
西穂山荘に向かう登山道の雪はたっぷりある。先ずアイゼンなしの歩行訓練どんどん進む登山道もだんだん急登になってくる。私と女性二名たまらずアイゼンを装着する。他の参加者は急登を物ともせずどんどん登って行く。さすが精鋭ぞろいである。西穂山荘に全員無事到着する。昼食を済ませて西穂山荘まえの斜面で訓練開始である。
 
今日の講師西部氏の説明を受ける。先ずワカンを付けて新雪の斜面を上り下りの訓練を行う。新雪は柔らかく足が滑ってしまい登りにくい。次にアイゼンを着けて新雪の上り下りの訓練を何度も行う。
 
次は西穂山荘前からアイゼンを装着して丸山山頂方面に登って行く、尾根に出た所で強風時の安全対策の対処の仕方について訓練を行う。強風が吹き荒れてくると一瞬を争うのでリーダが“風”と声をかけたらピッケルを前の所に突き刺し、足を開いて踏ん張り前傾姿勢を取る、このようにして強風対策を取る。
 
最後に西穂山荘前まで下山して滑落防止訓練を行った。
 
西部講師の話で一番印象に残ったのは、“一歩一歩を確実に進み滑落事故などを起さないことが最も重要で有る”この言葉を心に刻み今日の講習会は大いに役立った。
 
技術講習会を終了して下山開始した、細かい雪がどんどん降り出した。新穂高ロープウエイ駅で解散式を行い、雪降る中を帰宅した。
 
今日はリーダ―、サブリーダー、会計担当などの係の皆さんお疲れ様でした。
                         
記録担当 松田Nさんの報告より)

コースタイム

2月2日(土) 関 12.10 == 美濃IC == 飛騨清見IC == 栃尾温泉富久の湯 15.30 宿泊

2月3日(日) 富久の湯 7.30 == 新穂高ロープウエイ駐車場 7.40 ~ 7.50・・・ 新穂高ロープウエイ駅 8.00 ~ 9.00・・・西穂高口駅 9.30 ~ 10.00・・・西穂山荘 11.40 ~ 13.00・・・西穂高丸山山頂付近 13.15 ~ 13.35・・・西穂山荘 13.45 ~ 14.15・・・西穂高口駅 15.10 ~ 15.30・・・新穂高 ロープウエイ駅 15.55 ~ 16.05・・・ 新穂高ロープウエイ駐車場 16.10 ~ 16.30 解散


                                                             (写真提供 古谷さん)


                               (地図提供 古谷さん)      



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