手作り石けん教室 私だけの石けん

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お母さんと一緒に

2011年07月16日 | 今日の教室

先日は、Oさんたち、お母様と娘さんの2回目レッスンです。

2回目はオイルの中の脂肪酸とその性質についてです。

”オリーブオイルの脂肪酸はメインがオレイン酸なので、保湿効果が高く安定した石けんができるので、よく使われています。また泡を立てるにはラウリン酸やミリスチン酸がその役目を担っています。”

”そして固さを出すのは、ステアリン酸がメインです”とおはなしすると”へエ~”と感心していらっしゃいました。

そして”いろいろあるんだね~”とも。・・・・そうなんです。

まだまだいろんな事があるんですが、すこしづついろんな事を身につけていただければいいんです。

今回は、これから作る石鹸に使用されるオイルについての脂肪酸も取り上げてみました。前回白いパームだったので、今回は赤パームを使い、お嬢さんは、すこしさっぱりでお母さんよりオレインさん少なめ、お母様はオレイン酸タップリのしっとり石けんを目ざしました。

前回角型だったので、今回は丸型にそして、残りでマーブル模様をつくりました。きってみて”こんな模様になるの?ワ~キレイ”とも・・・・3個できましたヨ。・・・・・残り物に福ありですね。

                

    カーキ色はお母様デザイン、オレンジはお嬢さんデザインです。

                

  それぞれかわいらしい石けんができていますね。しばらく目で楽しんで、10月になったら使ってみてくださいね。どうしても我慢できないときは、9月からなら何とか使えますので、一度お試しするのには、9月はじめですよ。いい石けんになるためには、じ~っと我慢も大切です。そして固さも出てきますから。

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クリームソープ計算式

2011年07月16日 | 石けんのつぼ

ミリスチン酸で、クリームソープの計算です。

たおさんの講習会でうっかり計算式聞くのを忘れて帰ってきてしまいました。

自己流なので、間違いなどありましたらご指摘ください。割合はたおさんの割合をそのまま使用しました。( )はNaOHアルカリ換算値です。

材料:ミリスチン酸(0.176)200g ・ ココナツ(0.184)66g ・ オリーブ(0.136)67g ・ グリセリン100g

水分90% 300g ・アルカリ K:Na=5:1 dis. 5%(ここは勝手にしました)

いよいよ計算です。まずすべてをNaOHでけん化したとします。

ミリスチン酸 200×0.176×0.95・・・・33.44

ココナツ 66×0.184×0.95・・・・11.5

オリーブ 67×0.136×0.95・・・・8.65・・・・・これらをすべてたして→53.59

Na石けんにすると、これだけの苛性ソーダがいりますが、問題はここからです。

k:Naの割合は5:1なので、Naは 53.59×1÷6→8.93≒9g・・・・・NaOH

残りのアルカリをKOHに換算します。分子量から  56/40→1.4さらに純度85%のKOHを使いますので、

(53.59-8.93)×1.4×0.85→53.14≒53g・・・・・KOH

とこんな感じになりましたが、わかりにくいでしょうか?。

このできた石けんをしばらく熟成させてホイップするわけですが、ミリスチン酸だけのせっけんは、腰弱そう。そこで、ステアリン酸で作ったものと混ぜ合わせると、よさそうな感じなのですが・・・・どうかな?

 

以前ブログに載せた好きな花のひとつがやっと咲きましたが、残念なことにつぼみのままで枯れてしまいます。この花寒いときにも咲くので、暑さに弱いんでしょうか?

銀梅花です。マートルというそうです。精油にもありますね。

 やっと咲いた貴重な花です。後ろのつぼみは、咲かずにかれてしまいました。残念です!

           

 

 

 

 

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