物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

エビネ 交配用の花粉が届きました。

2024-04-26 | 無菌培養 ー エビネ
<2024.4.26撮影>
Sさんが交配用にと貴重な花粉を送ってくれました。
ありがとうございます。
少しづつ棚入れしていた親木に交配を行いました。


1.黄臨紅
2.奈奈華
3.雪時雨
4.雪の幻
5.御蔵白鳳
6.風神
7.御蔵天聖
8.御蔵信青
9

早速花粉を使って交配してみました。
上手く結実します様に😊



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エビネ 交配苗「爽嶺x爽春」他の移植

2024-04-23 | 無菌培養 ー エビネ
2023年の最新の交配瓶をSさんから頂いた。
「爽嶺 X 爽春」24-㉞
「伊予の翡翠 X クウィーンエリザベス」24-㉝
の2瓶です。
直ぐに移植するように言われていたのに、1カ月も放置していたらグングン成長して芝生の様になり、移植の適期を過ぎてしまいました。

この写真は「伊予の翡翠 X クウィーンエリザベス」です。



「爽嶺 X 爽春」は、
①3/27に作成したエビネ移植用培地 (10瓶) のうち3瓶
②3/26に作成した春蘭リゾーム用培地 余り5瓶のうち2瓶
に移植しました。
春蘭用の培地で上手く成長するかどうか観察してみます。

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ニオイエビネ 「御蔵信青X御蔵蛍青」のプロトコームの移植(3回目)

2024-04-23 | 無菌培養 ー エビネ


芽が出てきた「御蔵信青X御蔵蛍青」E23-02のプロトコームを下記の培地に移植しました。
①3/27に作成したエビネ移植用培地 (10瓶) のうち5瓶
②3/26に作成した春蘭リゾーム用培地 余り5瓶のうち2瓶
③ずっと前に作成したハイポネックス単用培地1瓶
の計8瓶に移植した。
培地の違いでどのように成長に変化があるか、観察してみたい。


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エビネ無菌培養 移植培地の作成

2024-03-27 | 無菌培養 ー エビネ
2023年9月3日播種の御蔵信青X御蔵蛍青の黒っぽくなって枯死したかと思っていたプロトコームから芽が出てきたので移植用の培地を1リットル作成した。



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ニオイエビネ プロトコームの移植(2回目)

2024-02-29 | 無菌培養 ー エビネ
2/14に枯死寸前と思われるプロトコームを移植しました。
そのマザー瓶を残し観察していたら、枯死するだろう思っていた深緑色のプロトコーム数個に発芽らしきものを発見しました。
2/27に移植用培地を10瓶作ったので、そちらに移植してみることにしました。
また、春蘭のリゾーム増殖用培地3瓶が余っているのでそちらにも移植してみることにしました。



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ニオイエビネ 移植用培地の作成

2024-02-27 | 無菌培養 ー エビネ

先日(2/14)、播種後のプロトコームが深緑になって枯死の危機に瀕したニオイ交配のマザー瓶から、生きている(鮮緑色をした)プロトコームを移植しました。
観察の為に残していたマザー瓶の深緑プロトコームからなんと新芽が出てきました。
これは枯死するのではなく、発芽するのかと移植用培地を作る事にしました。
10瓶を作成しました。
ビタミン 0.1/0.2



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ニオイエビネ 枯死しかけたプロトコームの救出(移植)

2024-02-14 | 無菌培養 ー エビネ
Kさんから送って頂いた移植用培地(5瓶)にプロトコームを移植しました。
出来るだけ緑色のプロトコームを拾って移植します。
死にかかっているのは移植してはいけません。

<御蔵信青 X  青嵐>
マザー瓶3本から辛うじて6個のプロトコームを救出し1瓶にまとめた。
<御蔵信青 X  御蔵蛍青>
5本のマザー瓶から7瓶に救出(移植)しました。
各瓶10個程度のプロトコームを拾いました。

マザー瓶に残ったプロトコームは深緑でこのまま枯死するかどうか確認のため残しておきます。
また、1/5に作成した春蘭播種用培地が余っていたので実験的に2瓶移植してみました。どうなるでしょう。





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ニオイエビネ播種 ー その後20週目の様子(プロトコームの枯死)

2024-02-07 | 無菌培養 ー エビネ

培地の上に深緑をしたプロトコームが確認できるが、それらはほぼ死にかかっているらしい。
鮮緑色をしているプロトコームから早急に移植を勧められた。

<御蔵信青 x 青嵐(3瓶)>
殆ど発生していない。




<御蔵信青 x 御蔵蛍青(5瓶)>






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セッコク播種 ー その後 7週目(プロトコムの発生)

2023-11-06 | 無菌培養 ー エビネ
播種後ほぼ7週間。
寒天培地の表面が緑の粉をふりかけた様にみえます。
スマホルーペx60で撮影すると、しっかりと緑の球体が見えます。




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ニオイエビネ播種 ー その後 9週目(プロトコムの発生)

2023-11-06 | 無菌培養 ー エビネ
  1. あれから2週間、播種後9週間になります。

<寒天培地>
裸眼ではまだよく分かりませんがルーペx10を近づけてみると緑のプロトコムが発生しているのが分かります。スマホルーペx60で撮影してみました。
前より大きくなったでしょうか?といっても大小様々あるので比較の対象にはなりません。
ピントが合わないので撮影出来るの瓶の縁のみです。

大きなプロトコムの左側に胚が膨らんでいない種子が見えます。

<液体培地>
裸眼ではわかりませんが、ルーペx10で観察すると、少し緑ぽいものが見えます。
スマホルーペx60で試験管の底から撮影すると、ピントが甘いですが結構ブツブツと発生しているのが分かります。




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無菌培養 ー スマホ用ルーペ

2023-10-26 | 無菌培養 ー エビネ
こんなのを買ってみました。
クリップでアイホォンに取り付けが可能です。
片手がフリーになるので撮影が楽になりました。倍率は60倍で、LED&UVライトも付いているので明るく鮮明に写ります。
写真はセッコクのプロトコムです。
瓶表面にレンズを密着させての撮影ですが、もう少し瓶の奥に焦点が合えば良いのですが。
安いので文句は言えません💦コスパは充分です(^^)


セッコクのプロトコム


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ニオイエビネ 「御蔵信青」の植替え

2023-10-24 | 無菌培養 ー エビネ
この夏、交配母木として頑張った「御蔵信青」の植替えを行ないました。
大きな果実を2個も付けたのでかなり疲れたことでしょう。
土を開けると、バック木に根痛みがあったが他は大丈夫でした。
もう少し早く植替えてやれば良かったかもしれません。
驚いた事に、ダブル芽が付いていました。
来年は休ませた方が良いのだろうか?




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ニオイエビネ播種 ー その後 7週目 (プロトコムの発生)

2023-10-21 | 無菌培養 ー エビネ
あれから7週間、ニオイエビネはどうかとルーペで観察していたら、ありました ‼️
寒天培地の端の方に2個それらしき物体が ‼️
数は少ないですが、プロトコムは現時点ではセッコクよりも大きく見えます。
液体培地の方が見やすいのですが、こちらも4本のうち2本に確認できました。
撮影は出来ませんでした。

<寒天培地>



<液体培地>
撮影出来ませんでした。次は下から撮影できるように工夫してみます。

寒くなってきたので、節電のため瓶棚の周りを発泡スチロールの板で囲いました。
保温の効果はもちろんあると思いますが、➕LEDの光が反射して全体が明るくなりました。


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セッコク播種 ー その後  3週間目(プロトコムの発生)

2023-10-17 | 無菌培養 ー エビネ
あれから1カ月も経たないのに、練習で播種したセッコクが発芽しました。
培地一面に種子が緑色になって膨らんできました。
プロトコムと呼ぶにはまだ早いのでしょうか?
アイフォン+ルーペで撮影したのでピントが合っていません。




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一茎九華 「端恵梅、長寿梅」の播種

2023-10-11 | 無菌培養 ー エビネ



<2023.10.04>
軒下に移動していた一茎九華に果実を見つけました。
ラベルは端恵梅、長寿梅です。自家受粉か他花受粉かは分かりません。
練習に播種してみることにしました。
前回作ったエビネの移植用培地が3瓶残っていたのでそれに撒きます。
蘭の種類によって、播種、移植共に寒天培地の成分や配合比率は最適なものが研究されているのかも知れませんが、播種の練習なのでかまいません。



エビネ同様に種子を採集し消毒しました。
果実が大きいだけあって種子もいっぱい詰まってます。
端恵梅を23-㉞、長寿梅を23-㉟としました。




1瓶余るので、他に果実はないかと蘭舎内をウロウロと探していると、ありました!!
結実した富貴蘭23-㊱です。これも播種してみます。
どうでもよいことですが、果実は金兜、綾織、天恵覆輪から採取しました。
これも当然の事ですが自家受粉か他花受粉かは分かりません。種子も混ざるのでどうでも良い事です💦




左から端恵梅、長寿梅、富貴蘭


今回でクリーンベンチの使用は3度目です。
中古なのでフィルターが機能しているかどうか検証が必要でしたが、前回の移植、前々回のセッコク播種(2023.09.21)した瓶でもカビは発生していないので問題ないでしょう。
教えて頂いた手順を思い出しながら、ワンステップづつ確実に❗️
特にクリーンベンチの出し入れ時の雑菌混入防止に注意します。





今年の播種はこれでお終いです。

後は上手く発芽すれば、移植作業が待っています。どのタイミングで移植したら良いのか等、まだまだ分からない事は沢山あります。


振り返れば、蘭の無菌培養をやってみたい、できればニオイエビネをと思い始めたのが2022年の春頃でした。その後、無菌培養の何たるかもわからないままに、中古のクリーンベンチをヤフオクで入手したり、色々とあがいておりました。

意を決して、エビネ会に入り教えを乞う事にしたのがちょうど1年前になります。


その頃、縁あって知り合った広島のKさんにその思いを伝えたところ、愛媛のSさん、高知のKさんの作場見学をアレンジして頂きました。初めての交配親となる御蔵信青と花粉は高知のKさんから手配して頂き、愛媛で受粉の方法を教えて頂きました。その後は、ブログにも書いた様に播種の実地指導や遣り方等「初めてのニオイエビネの無菌培養」を1からご指導して頂いています。Sさんからは、必要な資材や薬品を頂いたり、その製品名や具体的な手順等についてオンラインでご指導を頂きました。また、エビネ会のTさんからは、液体培地への播種の見学や実地指導、資材の提供等をして頂きました。

こうしてエビネ無菌培養の最先端を行く方々に、ご指導と支援を頂き何とかここまで来る事が出来ました。何十年も研究を重ねたノウハウを惜しむこと無くご教示頂き、ご指導を頂いた事に対して感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして、エールを送ってくれたエビネ会の仲間やブログを見て応援してくれた同好の方にも感謝いたします。応援ありがとうございました。


しかし現在は無菌培養の入口に立ったに過ぎません。まだ、発芽するかどうかも分かりません。今後は夢の有る交配を少しづつ行いながら、ハード、ソフト両面の技術をみがいて行きたいと考えています。

今後ともよろしくお願いします。


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