物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

培養瓶棚の改修 (その1) スタイロフォームの取付

2025-02-08 | 蘭いろいろ
先日購入したアイリスオーヤマのスチールラックを無菌培養瓶の保管棚への改修作業を始めました。
改修といっても全体を保温出来るように

①断熱材(スタイロフォーム)で囲う事
②ヒーターとファン、照明の設置

だけです。

ホームセンターで材料を準備しました。

・スタイロフォーム(1800mm x 910mm x 30mm) 4枚
・合板(1800mm x 910mm x 11mm) 2枚
・角材料(2000mm x 40mm x 16mm) 4本




スタイロフォームをラックの前後面(2枚)、左右面(2枚)、上下面(2枚)の大きさに合わせてカットします。ホコリが出ますが丸鋸で簡単にカット出来ます。

前後面のスタイロフォームは高さのみラックの高さ1790mmに合わせてカットします。幅はスタイロフォームの規格幅910mmとラック幅910mmが一致しているのでカット不要です。

左右面のスタイロフォームはラックの棚幅460mmに前後面のスタイロフォームの板厚30mm X 2 =60mmを加えた520mmの幅で、高さは1790mmでカットします。

ラック下のスタイロフォームはラックの横幅910 X 奥行460mmでカットします。4隅の支柱の位置に直径20mmの穴を開けます。

ラック上のスタイロフォームは天板の大きさに合わせて552mm  X  992mmでカットします。



<天板と下板の制作>
合板をカットして天板と下板を作ります。
寸法はラック棚板の長さにスタイロフォーム厚さ(30mm)と胴縁の厚さ(16mm)を加算したものになります。

天板と下板に胴縁を取り付けます。
下板には電気コードが通せるように4隅に隙間を開けました。(隙間の位置は失敗しました。もう少し内側が良いです。)

天板はラック前面のスタイロフォームが取り外せるように前側の胴縁は取り付けません。

<組立て>
ラックの位置は培養室に入って右側にしました。
ラックの4面を囲んだスタイロフォームを、上下から胴縁(16mm X  40mm)を取り付けた天板と下板で挟み込んで固定するイメージです。

下板をラック設置場所に置きます。
下板の上に下側スタイロフォームを置きます。
ラックの支柱が下側スタイロフォームの4隅の穴に合う様にラックを置きます。

ラック全体を0.1m m厚のビニールで覆います。
前面はビニールを合わせておきます。

後面と左右両面のスタイロフォームをラックと下板胴縁の間に挟み込みます。この時ビニールが弛まない様にします。

上板の胴縁とラックの間に後と左右のスタイロフォームを差し込みます。
上のスタイロフォームは天板の上に置くだけです。
置くだけでも保温効果は充分にあると思います。


スタイロフォームは20mm厚の方が安価で保温効果も充分だと思いますが、周りを囲う時に歪みが少ないので30mm厚を使いました。

これで完成です。
瓶の出し入れは、合わせになっている前面のビニールを左右に開きます。
加温時は前面にスタイロフォームを差し込みます。

残りはヒーター、植物育成ライト、ファンの取付けです。

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