2001年9月11日の惨事は100年後、どう語り継がれているのか、島岡美延です。
昨日は横浜で100年前を考えました。映画『キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―』はNHKスペシャルで「当時のフィルムを高精細4Kで復元」していた元の映像たち。震災からほどなくニュース映画として上映されたよう。わずかに映った名前の人の子孫を訪ねたり、現在の東京も映すことで、関東大震災で被災した人々に家族があり、日常があったことを痛感。
日本新聞博物館の企画展『そのとき新聞は、記者は、情報は―関東大震災100年』(~12月24日)で見た紙面には、強烈な見出しや不正確な情報も。横浜は海に沈んだ、とか、政治家の生死も間違ったり。ラジオはまだなく、東京の新聞社は壊滅、命からがら大阪にフィルムを届けた記者。
横浜開港資料館では『大災害を生き抜いて―横浜市民の被災体験』(12月3日)。中庭のたまくすの木は、ペリー来航の時には存在し、大震災で焼けるも復活した生き証人。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます