カンヌ国際映画祭で「新しいチャプリンが必要」とスピーチ、島岡美延です。ゼレンスキー大統領が語り、『キャメラを止めるな!』で開幕。あの『カメラを止めるな!』のリメイクで竹原芳子さんも登場。彼女の人生は還暦前後で激変!
人生が変わった瞬間の物語。映画『帰らない日曜日(27日公開)』をご紹介します。昨年のカンヌ他で絶賛された、カンヌ常連のエヴァ・ユッソン監督最新作。
1924年、暖かな3月。イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。ニヴン家で働く孤児のジェーンに帰る家はないものの、秘密の関係を続ける隣家の跡継ぎポールから、無人の邸への誘い。ポールは幼馴染エマとの結婚を控えながら愛し合う二人。やがてポールは遅刻の昼食会へ向かい、ジェーンは一人、広大な邸を探索する。だがニヴン家に戻ったジェーンに思わぬ知らせが・・・。
小説家になったジェーンが振り返る若き一日。生涯心に刻まれた秘密の恋を美しい映像で綴ります。
というところで、この映画で思い出したのが、落語の「藪入り」という噺。かつて、「母の日」だけ里帰りができたなんてのは、想像もできませんでしたが、日本の丁稚奉公も年に2回の藪入りの日だけ帰宅が許されたというのと被りました。今ならとんだブラック企業なんでしょうが、それだけその日の持つ意味が大きかったこともですね。
「カメ止め」の時は、どんぐりという名前と存在感のインパクトがすごかったです。カンヌでドレスを着て脚光を浴びて・・・、素敵ですね。
落語といえば、本日公開の映画『大河への道』、歴史に詳しい桂さんにもオススメです♪