クリスマスにもやまぬ攻撃、島岡美延です。2024年、今よりもよくなるの?
昨日は中江兆民『三酔人経綸問答』、今日はこの国で吠えている三人の鼎談。養老孟司×茂木健一郎×東浩紀『日本の歪み』(講談社現代新書)を読みました。共通点は「東京大学」「居心地の悪さ」。養老先生曰く、ご自身は〈奇人枠〉。誰が司会、でもなく面白い言葉が次々。
「日本は夫婦別姓より先に同性婚が実現するかも。外国からの圧力で」「憲法が外圧なら服から食べ物まで嫌というほど外圧で変えてきた」
「日本語は言文一致がうまくいっていない、だから国会答弁が原稿読み上げで対話になっていない」
「目立っている人を潰す圧力が強いのは、日本の人口密度が高すぎて逃げ場がないから」
最後に養老先生の言葉を。―― 僕は「平和」ではなく「日常」と言っていますが、いちばん重要なのは「日常」だということが、この国では昔から通じていない。
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