アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

なんとなく文楽

2012-03-29 | 小唄
歌舞伎は役者を観る。
文楽はどうでしょう?
興味がありながら、なかなか足が向かない伝統芸能ですが
ものすごく観に行きたくなる本を読みました。

こちらは赤川次郎氏による随筆。
三毛猫ホームズとか、あまりハマらなかったんですが。

あとがきには
「文楽 こんなすばらしいものがある、ということを
 少しでも若い世代の人たちに知ってもらいたい」
大変わかりやすい手引きという意味合いもありながら、
伝統芸能に対する警鐘なども交えて、
一般的な市民目線な文章が好印象。
赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い (小学館文庫)
赤川 次郎
小学館


こちらは対談もの。
三毛猫ホームズの文楽夜噺
赤川 次郎 (著), 桐竹 勘十郎 (監修)
角川書店(角川グループパブリッシング)


こっれっは、、、おもしろかったです。
対談だけではなく、最後には赤川氏による短編もあり、
それがまた、滅茶苦茶おもしろい。
24年度は私、文楽観賞デビューしますわ。