アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

9月。キモノで京都、粟餅もぐもぐ。

2013-09-09 | おやつ
雨か曇りか。
雲が厚く重なる京都駅からバスの旅に出かけてきました。

まず、伊勢丹の美術館「えき」KYOTOで浮世絵を堪能。
浮世絵の夏 -納涼と花火-
~国貞、国芳、広重ら 人気絵師の競演~


新幹線が大阪駅を通過出来ていたら、大阪の伊勢丹も京都みたいに賑わっただろうに。
お昼も伊勢丹で済ませて、バス停へ向かいます。
「急行」と書いてあるバスは、まるでどこかのパークのアトラクション!
飛んだり跳ねたりしているうちに、北野天満宮前に到着しました。吐くわ!

行先は「北野天満宮」で降りてすぐ、「粟餅所・澤屋」
蒸し暑いし、季節限定ということで、抹茶のかき氷を注文しました。
かき氷の奥底に、粟餅が潜んでいます。


お餅は柔らかい中に少し粟の食感があり、とても美味しかったです。
かき氷以外の時期は、有無を言わさず「粟餅」が出てくるとか・・・
歴史がありながらも綺麗で清潔なお店は、また訪れたいものです。


9月7日、キモノは何を着れば良いのか、迷うところですね。
単衣といっても様々で、真夏のスッケスケ感がなければ良いと思います。
ポリで紗というか少し縮みっぽいというか、サラリとした布感のキモノに
秋っぽいイメージの麻帯を締めました。


中には麻の長襦袢を着ています。
ややこしい季節に適当な手持ちがなければ、
色目でうまく誤魔化すのが良いと思っています。
こあらちゃん☆とエイコさんは綿麻、琴さんはしじらをお召でした。
皆さんキモノでのお出かけに慣れていらっしゃるせいか、
雨に合った5分ほど、誰もあわてずにいたのがおもしろかったです。