9月24日(土)、今日から美瑛センチュリーライドが始まります。
奥さんは、日曜日に集まりがあるということで、バスで帯広へ向かいます。9:10乗車を見送って、会場の陸上競技場に向かいました。
駐車場からもういろいろな人との出会いです。
おじさんのすぐ後ろに富山ナンバーの乗用車があったので、声をかけてみました。「去年、坂道になると必ず追い抜いていく富山人がいたんですよ」と。そしたら、その人「それは、ぼくですよ」というではありませんか。今年は走る前からその彼と挨拶を交わしました。
受付を終わって車に戻り、となりの車の人を見ていると札幌ナンバーですが、見たことがある人です。夫婦でいます!そうです、横浜のSさん夫妻です。レンタカーで来たので札幌ナンバーだったのです。沖縄美ケ島センチュリーライド以来の再会です。バイクに乗る時間が少なくて、自宅でローラーを踏み踏みトレーニングしたと言っていました。ただでさえ暑い関東なのに部屋でのローラーとは....。お互いの健闘を願いました!
開会式前の会場風景、今年は天気も上々。きっと丘と空と雲の織り成す光景はいいべなぁ。
今年もゲストであり先導役は、ヤマメ工房(長野県)を主宰する堂城(タカギ)賢さんです。
11:00、堂城さんを先頭にグループごとに出発です。おじさんは先頭の2分後のグループで出発しました。出発後は、もう自由です。グループもレース感覚でスピードを上げて行きます。oakwayカーボンバイクは軽快に走ってくれます。最初のエードステーション美馬牛小学校からは、先頭集団と一緒にスタートしちゃいました。この日は、9日ぶりのライディングだったので体も十分休養できていたことも幸運でした。
アップダウンが連続しますが、この日は激坂もなく体もきちんと反応してくれました。よって周りの風景も十分堪能でき、デジカメで風景を撮る余裕もありました。そう、つけ足せば、このシーズンかけて走行しながらのデジカメ撮影テクニック、ずいぶん向上してきたなぁ。
丘の上に広がる菜種畑。空の青と雲の白、そして菜種の黄色。なかなかグー!
同じ黄色でもヒマワリ畑も丘にはよく映えています。昨年の天気では味わえなかった風景にペダルにも充実感を覚えます。
この日の60kmは、あっという間に終わったように感じました。
ゴール後は市街にある銭湯に入って、この日の宿泊「アルプロッジ美瑛」に向かいました。
とても表情のよい奥様に迎えられて部屋に案内していただきました。部屋で荷物の整理や明日の日程を確認しながら過ごしました。食事には少し時間があったので外に出て宿の風景を1枚。右の天窓の見えるところがおじさんが泊まった部屋です。
外にいたら、奥さんとお子さんが車から降りたところだったようで、お子さんの「こんにちわ!」という元気な挨拶におじさんの心もあったかくなりました!子どもが元気なのはとてもいい気分です。それだけで、この宿が気に入ってしまいました。
ロッジの2階の廊下の窓から十勝岳方面の夕暮れが眺められました。十勝岳の噴煙も雲の一部のように見えます。なかなかいいところに建っています。
夕食時には、この日の宿泊者がそろいます。おじさんを入れて3組は、美瑛センチュリーライド参加者。もう1組は1歳くらいの子供連れの夫婦。
わずかな集団ですから、何となく仲間意識が生まれてきます。子供連れの夫婦(神奈川から来たとおっしゃっていました)の奥さんは、学生時代に自転車で北海道を旅行したそうで、今回は金山湖畔で1泊し、今日おじさんたちと同じ宿となった次第です。
残りはみんな美瑛センチュリーライドという共通の括り。その後も食堂兼ロビーから離れがたくなっていました。アルプのオーナーも加わり4人で自転車談義となりました。
まず、アルプのオーナー。この人も学生時代はサイクリストとして北海道旅行をした経験者。そういえば、玄関わきにクロモリのクラッシックバイクがあったよな。聞いてみると、アルプス社のバイクだそうだ。2006年ころ店を閉じたそうだが、ランドナー制作では名の知れたお方だったようです。
網走からご夫妻で来たYさん、奥さんは美瑛観光でご一緒とのこと。Yさんのバイク購入は奥さんには言えなく、ドキドキして衝動買いをしてしまったこと、印象に残っています。
札幌から参加のIさん、クロスバイクでバイクイベントの初デビューとのこと。丘また丘での初デビューをクロスバイクでとは....。
そのうちにオーナーから沖縄の泡盛の差し入れ、焼酎とはいえそのコクのある甘さと辛味に話も盛り上がり、気がつけば22:00をまわっていました。おじさん、お爺さんなもんだから明日のことを考え、「今日はこの辺で」といったところでお開きとなりました。
走行距離58km AV30.47km/h MAX60.5km/h 平均ケイデンス83 平均心拍149 最大心拍177