以前にもご紹介した『アストリッドとラファエル ー文書係の事件簿ー』。
待望のシーズン2がスタートしましたね~。
鋭い観察眼を持つアストリッドと抜群の行動力のラファエル、この2人がお互いの欠点を補いながら難事件を快刀乱麻を断つ如くバッサバッサと解決する人気のシリーズです。
アストリッドは自閉スペクトラム症で対人関係が苦手、いつもは犯罪資料室に籠って文書整理をしていますが、フツーの人は見過ごしてしまうような物事の細部が気になる特質が犯罪捜査に役立つことにラファエル警視が気づきます。ガサツでルールなんか屁とも思わないラファエル警視とは対照的なコンビです。
『欠点こそが実は最大の武器になる』という逆転の快感がクセになります。
シーズン2では、お互いがかけがえのない存在であることに2人が気付き、ぎこちなかった絆が確実なものに変わってきています。
第1話では注意力を惑わすトリックに一切引っ掛からないアストリッドの特質が描かれて興味深い内容でした。
第2話は日本のヤクザが関わる話でアストリッドの奇妙な日本理解が面白かったです。フランス人から見た日本人のイメージ(ずいぶん好意的でした)が分かる内容でした。ビートたけしの映画以来日本のマフィアとしてずいぶん有名なんですねー。
これからの展開が楽しみです。