6月21日(水)17:30から新神戸駅前ANAクラウンプラザホテルで開催された自民党の『末松信介政経セミナー』なるものに(実に不本意ながら)出席するハメになったのだが・・・。
そこに世耕弘成(せこうひろしげ)経産相がやってきて『自分にはこんな実績が・・・』と得意げに披露し始めた。
ナニ、大したことはない。『プーチン大統領の心証を良くするために経済協力について説明し・・・・』などと言っていたが、その結果が山口県に招待したはイイが、単なる『喰い逃げ』に終わったアノ顛末なのだから・・・。
それはさておき、ここで問題にしたいのは『IoT(アイ・オー・ティー)』に関するこの大臣の発言です。
これは"Internet of Things"の略らしいのだが、この大臣の発言は概略次のようなものだった。
『モノにインターネットの機能を付けるとどうなるか?例えば冷蔵庫が中身を把握して「牛乳が少なくなっています。買って補充してください」と言うようになる、更に進むと冷蔵庫が自分で発注してドローンがそれを届けるようになる。今後ヒトより優れた人工知能が発明されると、それが人類最後の発明となり、以降の発明は機械がやってくれるようになる。ヒトは仕事から解放されて、自分で好きに過ごしていると給料が貰える、そんな時代がやってくる・・・』
私はこれを聞いた瞬間『こいつはバカだっ!』と思った。
機械に飼われて生きる人間なんて生きている価値は無い。それこそ『死ねばいいのに』と言われるだろう。そんな寄生虫のような人生に意味があるか?それをコイツは、あたかも理想の世界であるかのように語るのか!?それはユートピアではない。デストピアというものなのだ!
これではマトリックス3部作に登場する『発電のために機械に飼われる人間』と変わりがナイじゃないか!?
あの映画では人間はポッドに入った状態で機械に(生体エネルギー源として)飼われ、意識はヴァーチャルな世界の中で『フツーに暮らしている』と思わされている、そんな設定だったのが、今やその世界がまったく近くまで来ようとしているのに気付かされたのだった。
私は慄然(りつぜん)とした。
イマ、自民党議員たちの発言が問題になっているが、この発言(マスコミは気にしてないようだが)それよりもズッと問題だと思うのです。
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