日本いけばな芸術展に行ってきました。
今回のテーマは「心を揺らす花」だそうです。さすが日本いけばな芸術協会主催だけあって凄い豪華な花のオンパレードでした。何と言っても花材がイイ‼️チカラの入った花展です。 主な作品をご紹介しましょう。
※小原流・・・南洋植物を使った作品です。
※草月流・・・今回の草月流はなかなか攻めてます。
※龍生派
※未生流笹岡・・・花車をイメージした作品
※遠州・・・何だか未生っぽい作風です。
※池坊・・・家元 池坊専好氏の作品、立花は池坊ならでは
※草月流・・・家元 勅使河原茜氏の作品
※真生流
※小原流
※未生流笹岡・・・家元 笹岡隆甫氏の作品ですが「えっ⁉️どうしたの❔」と思うくらい変。
※小原流
※池坊
※未生流
※草月流 今回最も目を引いた花材の作品でした
※小原流
※池坊 立花は足元が締まってキレイです。凛とした美しさがあります。
※草月流 熱帯植物を使ってます
※小原流・・・家元 小原宏貴氏の作品ですが、白砂を敷き詰めるなど「間違った方向に努力している」ように思えます(知香流じゃないんだから・・・)。
※草月流 これがラスト180番目の作品
全部で180もの作品が勢揃い‼️
圧巻の展示会でした。
「心を揺らす花」がありましたでしょうか❔
一部お花を入れ替えて18日~22日が後期展示になります。
池坊 の立花が一番好きです。
立花(華)を習いたいのですが良い師が近くにいませんので、通うとなると時間的に無理かな。
花車のものを真似して我が家の玄関に飾ったらいい感じ。
花展から遠ざかってますのに、批評もとても役立ちありがたく思います。
モバちゃんは花展を見て歩くだけでなく、実際にも習われたんでしょうか。
何だかそんな気がするんですけど。
いえいえ、花展を観て回るのが好きなだけで正式に習ったことはございません。
たくさん観て回るうちに何となく好きな流派ができてきた、というところです。
池坊はイイですね~。やはり立花の伝統があります(立花は足元がキリッと締まって凛とした気品があります)。といっても伝統ばかりではなく最近は「イケノボーイズ」なんてイケメン集団まで作って女性ウケを狙ったりなかなか面白い活動をしています。
対照的な花型なのが小原流です。最初に盛花を発表したときは「花魁が寝そべったような花」と酷評されたそうです。
私は嵯峨御流に注目しています。古い伝統がありながら、新しいチャレンジが素晴らしい、なかなか個性的な花を活ける流派だと思います。