テレビ放送(4.25夕)で見ごろを確認、翌4.26は全国的に晴れ予報だったので、
音戸の瀬戸公園に行ってきた。
見事なつつじで、感動ものだった。
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場所・広島県呉市警固屋 音戸の瀬戸公園(高烏台)
平清盛
清盛は、戦前の教科書によって、権勢を誇る悪役として知られていた。
ところが戦後、この清盛の衣の下に、
国際感覚に富んだ新しい人物像が再発見された。
音戸の瀬戸を修築し、船の通行を可能にしたのは、若き日の安芸守清盛である。
遣唐使を廃止して、閉鎖的な国粋主義が横行していた時代に、
清盛は、西に大宰府をおさえ、東に神戸港を築いた。
音戸はそれを結ぶ海路である。
雄大な彼の構造にあったのは中国貿易だった。
【君よ今昔の感如何】
と語りかけているのが、『新・平家物語』の作者、吉川英治の文学碑である。
「日本史探訪・源平の乱」 角川文庫 昭和59年発行
撮影日・2021年4月26日
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