しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

木口小平   

2021年04月19日 | 銅像の人
場所・島根観浜田市 浜田護国神社
制作・1932年初建・内藤沖  1961年再建・内藤伸

今でも子ども向けの偉人伝は、だいたい半分は作り話だが
”軍神”の話となれば、ほぼすべてが軍による創作で、”お国のために、喜んで死ぬ”お話となっている。

この浜田市にある「木口小平像」は再建したもの。
戦後は無用の人物となったが、よく再建できたものだ。しかも小平は浜田に何の縁もない人だし。







木口小平 
明治5年(1872)~明治27年(1894)
陸軍兵卒。岡山県生まれ。
ラッパ手として日清戦争に従軍。
宇品港を出てわずか1ヶ月後、明治27年の夏に牙山の緒戦で撃たれ、22歳で没した。
死んでもラッパを口から離さなかった忠勇美談の兵士として教科書にのせられた。

「日本の銅像」  金子治夫  淡交社  2012年発行








撮影日・撮影日・2011年10月27日





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