ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

今月の10枚 クリスマス編

2010-12-23 16:27:30 | Weblog
なんだかんだで、「11月の10枚」をやりそびれていたので、今回はクリスマス間近という季節柄、クリスマスの10枚です! 基本的に私はクリスマス・アルバムが大好きなので、色々ある中から今日の気分で新旧織り交ぜた10枚を選んでみました。



DAN HICKS AND THE HOT LICKS / CRAZY FOR CHRISTMAS
まずはこの人、クリスマスと言えばダン・ヒックス。彼が今年リリースしたクリスマス・アルバム。今回はクリスマス・ジャグ・バンドではなくダン・ヒックス&ザ・ホット・リックス名義によるもの。なんか独特のスパイスが効いてますよね~。格好良いです! とにかくヒップで粋なオールドタイムなクリスマス。スウィング感も抜群。



ASLEEP AT THE WHEEI / SANTA LOVES TO BOOGIE
そしてスウィングと言えば、カントリー好きにはたまらないウエスタン・スウィング。こちらはレイ・ベンソン率いるアスリープ・アット・ザ・ホイールの07年作。「SANTA LOVES TO BOOGIE」というタイトルと踊るサンタのジャケが良いですよね~。絶妙に揺れるスティール・ギターといなたくも麗しいフィドルの音色が最高! 盟友ウィリー・ネルソンも1曲歌ってます。



PATTY LOVELESS / BLUEGRASS & WHITE SNOW
カントリー界の歌姫パッティ・ラヴレスによる02年の作品。これはね~、クリスマスの夜にログハウス的な所で暖炉にあたりながら聴きたい感じですね。しっとりと敬虔な雰囲気の前半から、アップテンポなブルーグラス色を増す後半へ、パッティ・ラヴレスの素朴な美声にうっとりです。またスチュアート・ダンカンのフィドルとマンドリンが堪りません。



VA / RHYTHM & BLUES CHRISTMAS
ACE編纂のR&B系クリスマス・コンピ。50年代から60年代を中心に、流石はACEといった感じの濃密な世界。BBキング、スモーキー・ホッグ、ローウェル・フルスンといったブルースの巨人も収録されているのも嬉しい。特にシルヴェスター・コットンの「Christmas Blues」は強烈。



VA / BLUE CHRISTMAS
ちょっと前に、私がフォローさせてもらってるツイッター周辺で密かに話題になっていたこのアルバム。今をときめくテキサスのブルース・レーベル、ダイアルトーンのクリスマス。私も久しぶりに棚から出して聴いてますけど、良いですね~、このローカルな感じが。そしてテキサス・イーストサイド・キングスでもお馴染みのギタリスト、クラレンス・ピアースの職人気質なエグ味が最高!



KERMIT RUFFINS / HAVE A CRAZY COOL CHRISTMAS!
ブルースを紹介したので、やっぱりニューオーリンズ物も一枚ぐらいは、って感じで、リバース・ブラス・バンドの中心メンバーだったトランぺッター、カーミット・ラフィンズによるクリスマス・アルバム。これは去年リリースされたアルバムですね。私、これ大好きです!これぞニューオーリンズですよね! ブラスバンドを通過したセカンドラインなハネが心地よいトラディショナルなジャズ。ホント最高です!



LEDISI / IT'S CHRISTMAS
ニューオーリンズと言えば、実はこの人もニューオーリンズ出身。来日間近のレディシです。08年作。近年リリースされたR&B系のクリスマス・アルバムの中ではダントツでしょう! ま、ただ私が個人的にレディシが大好きなだけかもしれませんが…。ケブ・モとのデュエット「Please Come Home for Christmas」も良いし、ジャクソン5のカヴァー「Give Love on Christmas Day」もグッときます!



YOLANDA ADAMS / CHRISTMAS WITH YOLANDA ADAMS
アーバン・ゴスペル界のディーヴァ、ヨランダ・アダムスによる2000年作。まあ、とにかく極上です。アダルトなバックのサウンドもさることながら、聴けば聴く程ヨランダの歌唱に飲み込まれていきます。一聴、サラッと歌っているような印象なんですが、とんでもない歌唱力です!



HALIE LOREN & MATT TREDER / MANY TIMES, MANY WAYS A HOLIDAY COLLECTION
先日の来日によるインストア・ライヴも記憶に新しい、ヘイリー・ロレン(vo)とマット・トレダー(p)による今年リリースのクリスマス作品。やっぱりクリスマスには女性ジャズ・シンガーを聴きたくなりますよね。ビター・スウィートなしっとりとしたクリスマス。



BOB DYLAN / CHRISTMAS IN THE HEART
最後はこれ。ボブ・ディラン。このアルバムは本当凄い! 約1年振りに聴きましたけど、やっぱ桁外れですね。なんか毎年クリスマスが来ると、このアルバムを棚から出して開けるという、新たな楽しみが増えた感じです。



~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!

 09.12.03 11月の10枚(昨年のクリスマスの10枚)

10月の10枚

2010-11-02 13:30:26 | Weblog
2日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月よく聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。




STUFF BENDA BILILI / TRES TRES FORT
やはりこれでしょう! 野音の「WORLD BEAT 2010」は出演者全てが良かったですが、中でもスタッフ・ベンダ・ビリリは別格でした! また来日して欲しいですね~。



PAUL BUTTERFIELD'S BETTER DAYS / BETTER DAYS
ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレットも素晴らしかった! 特にブラック・ボトム・ブラス・バンドを交えてのベターデイズ再現には参りました。あれは一生モンの感動!



DR.JOHN AND THE LOWER 911 / TRIBAL
ドクター・ジョンも来日したんですよね~。私は残念ながら観に行けなかったのですが、フジテレビNEXTでのビルボード生中継で堪能しました。こちらの新作からも結構やっていました。



HALIE LOREN / AFTERDARK
タワレコのインストア・ライヴで観たヘイリー・ロレン。まさにビター・スウィート! こちらの新作は前作に比べると選曲が地味かな~、なんて思っていたのですが、いやいや、ヴァラエティに富んだ曲調で素晴らしいの一言!



DELANEY & BONNIE / ON TOUR WITH ERIC CLAPTON (4CD BOX / RHINO HANDMADE)
ついに買ってしまいました! でも実はまだ聴いていません。ボックス・セットを聴くにはそれなりの覚悟が必要なので…。近いうちじっくり聴いてレビューします。



CHIP TAYLOR & CARRIE RODRIGUEZ / THE NEW BYE & BYE
大好きなCARRIE RODRIGUEZとCHIP TAYLORのデュオ。4曲の新曲が入ったベスト盤。CARRIEのカントリーな朗らかさと、ちょっぴり気怠い感じがない交ぜになった歌声は何度聴いても素晴らしい!ちなみにCHIP TAYLORはあの「Wild Thing」の作者です。



TRICKY / MIXED RACE
ブリストル産トリップ・ホップの鬼才トリッキー。待ってましたの新作。これこそ現代のブルース、リアルなソウル・ミュージック、と言ったら反論されるかな~。



VA / GILLES PETERSON PRESENTS HAVANA CULTURA REMIXED
昨年、ジャイルス・ピーターソンが編纂したキューバ盤を、4ヒーローやルイ・ヴェガなどの豪華リミキサー陣が料理したリミックス盤。あれで終わりではなかったという、ジャイルスの深謀遠慮が伺えて相当面白い。もちろん音楽も最高!



MARIA MULDAUR / MARIA MULDAUR'S BARNYARD DANCE : JUG BAND MUSIC FOR KIDS
マリア・マルダーの新作はまたしてもジャグ・バンド。しかも今度は“FOR KIDS”ということで子供向けのようです。なので軽く楽しい曲調が中心で、でもそこがまた最高なんです! マリアの表情豊かな歌声に大人の私も引き込まれます。



SOLOMON BURKE / NOTHING'S IMPOSSIBLE
ソロモン・バーク、R.I.P.



9月の10枚

2010-09-30 12:20:43 | Weblog
月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月よく聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。



JOHN LENNON & YOKO ONO / DOUBLE FANTASY
9月末で埼玉のジョン・レノン・ミュージアムが閉館してしまいましたね。これまで素晴らしいメッセージをありがとうございました。


JUNIOR WELLS & THE ACES / LIVE IN BOSTON 1966
ジュニア・ウェルズの発掘ライヴ盤。66年で、バックはあのエイシズですからね!


STUFF BENDA BILILI / TRES TRES FORT
これぞコンゴの魂! ユニセフハウスで観たライヴは凄かった! 10月のワールド・ビートも楽しみです!


MOSE ALLISON / THE WAY OF THE WORLD
来月予定されていたモーズ・アリソンの来日公演は無念の中止…。体調不良とのことで心配です。今年リリースされた久々の最新作はジョー・ヘンリーのプロデュース。


CARLOS JOHNSON / LIVE AT B.L.U.E.S. ON HALSTED
極限のブルース! 毎度ながらカルロスの来日公演は素晴らしかったです!


GEOFF MULDAUR & AMOS GARRETT / LIVE IN JAPAN
で、来月はジェフ&エイモス。ウッドストックな気分に浸ります。


ZAZ / ZAZ
昨年のフジロックで観て、大好きになったフランスのシンガー、ZAZ。その歌声には、シャンソンと言うより、私はジプシーとかフラメンコ的な情熱を感じさせられます。ライヴはもっと凄いです!


ROBERT PLANT / BAND OF JOY
ロバート・プラントの最新作はプロデューサーにバディ・ミラーが! プラントさんは完全にこちら側の人になってしまったようですね~。とは言え前作より大分ロック寄りですが。


PATTY GRIFFIN / DOWNTOWN CHURCH
で、バディ・ミラーがプロデュースしたと言えば、パティ・グリフィンのこのゴスペル作。素晴らしい!これは傑作ですよ!


GRACE POTTER & THE NOCTURNALS
多分、今月一番聴いたのはこれ、グレイス・ポッターの新作。グレイス姉さんシャウトに痺れまくりですが、聴けば聴く程、楽曲の良さに惚れます。

8月の10枚

2010-09-01 09:53:23 | Weblog
1日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月よく聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


STEVIE WONDER / LOVE SONG 20 CLASSIC HITS
何と言ってもサマソニのスティーヴィーですよ! 最高だったな~。一生モンのライヴでした!!


CLARE AND THE REASONS / LIVE IN AMSTERDAM
コットンクラブで観たクレア&リーズンズにはトロけました。


DAN PENN / JUNKYARD JUNKY
ビルボードライヴでのダン・ペン&ボビー・エモンズに酔いしれました。


IRMA THOMAS / MY HEART'S IN MEMPHIS: THE SONGS OF DAN PENN
ダン・ペンが来るということで、大好きなアーマ・トーマスのダン・ペン集もよく聴きました。


VA / OUR NEW ORLEANS 2005
今年の8月29日で、ニューオーリンズのカトリーナ被災からまる5年だそうです。


PATTY GRIFFIN / DOWNTOWN CHURCH
バディ・ミラーがプロデュースしたパティ・グリフィンのゴスペル作。素晴らしい!これは年間ベスト候補ですね!


GRACE POTTER & THE NOCTURNALS
グレイス・ポッターの新作。これは痺れます! 気合い入ってます! グレイス・ポッターの歌声も最高ですが、バンドの一体感にやられます。ルーツ色はどんどん薄くなってますけどね。ロックです!!


BETTY LAVETTE / INTERPRETATIONS: THE BRITISH SONGBOOK
ベッティ・ラヴェットの最新作はブリティッシュ・ロックのカヴァー作。凄い歌唱です!これぞソウル!


SPENCER WIGGINS / FEED THE FLAME: THE FAME AND XL RECORDINGS
こちらはリイシュー作。スペンサー・ウィギンスのFAME~XL録音集。ディープです!


ALICE CLARK / THE COMPLETE STUDIO RECORDINGS 1968-1972
こちらもリイシュー作。アリス・クラークのコンプリート集。コレ聴いてると幸せな気分になるんですよね~。

6月の10枚

2010-07-07 21:06:28 | Weblog
あいかわらず数日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月よく聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。



MARIA MULDUR / WAITRESS IN A DOUNUT SHOP
マリア・マルダーの来日公演は痺れました! このアルバム収録の「I'm A Women」から始まりました。


DAN HICKS AND THE HOT LICKS / TANGLED TALES
ゲストのダン・ヒックスにもやられました!


VICTOR DEME / VICTOR DEME
アフリカン・フェスタでのヴィクター・デメも良い味わいでした。


STANLEY CLARKE / THE STANLEY CLARKE BAND
スタンリー・クラークさん!上原ひろみと一緒に来日してください!!


JIM LAUDERDALE / PATCHWORK RIVER
ジム・ローダーデイルの最新作。 これぞルーツ・ロックの神髄! これほどストレートで深くソウルフルなアメリカーナはそうそう無いですよ!


MAMADOU DIABATE BOBBY SINCH JEFF LANG / DJAN DJAN
コラ×タブラ×ラップ・スティール。美しすぎる異種配合。やっぱジェフ・ラングって凄い!


JOHN FOGERTY / THE BLUE RIDGE RANGERS RIDES AGAIN
フジロックの予習のつもりで買ったのに、バディ・ミラーのギターが格好良すぎる!


THE DEREK TRUCKS BAND / ROADSONGS
フジ予習にばっちりのタイミングでのライヴ盤。


JJ GREY & MOFRO / COUNTRY GHETTO
これもフジ予習。結構気に入ってます。


MORIARTY / THE LOST SCENES OF PUSS 'N' BOOTS
なんだかんだで、フジで一番楽しみなのはモリアーティだったりして。

5月の10枚

2010-06-03 10:44:06 | Weblog
数日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月よく聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


SOLOMON BURKE / NOTHING'S IMPOSSIBLE
何と言ってもこの人につきます。素晴らしいステージでした。そしてこの新作も極上!


COREY HARRIS / BLU. BLACK
コーリー・ハリスも良かった!


JOE LOUIS WALKER / BETWEEN A ROCK AND THE BLUES
まさかジョー・ルイス・ウォーカーが来るとは! 観れなかったけど、外で音だけ聴いてました…。


WILLIE NELSON / COUNTRY MUSIC
御大ウィリー・ネルソンの最新作はT・ボーン・バーネットがプロデュース。こんなの良いに決まってますよ!!!


THE HOLMES BROTHERS / FEED MY SOUL
ゴスペルを基盤にした3人組、ホルムス・ブラザーズの最新作。染みます。


TROMBONE SHORTY / BACKTOWN
フジ予習中。彼って可愛い印象だったんですけど、意外と骨太ですね。


HALIE LOREN / THEY OUGHTA WRITE A SONG
美人ジャズ・シンガー。オーティス・レディングの「The Dock Of The Bay」を歌ってるんですけど、これが良いんですよ~!


THE ROLLING STONES / EXILE ON MAIN ST. [DELAX EDITION]
やっぱこれですかね?でもスーパー・デラックスには手が出ませんでした…。


FRED WESLEY AND THE J.B.'S /DAMN RIGHT I AM SOMEBODY
映画「ソウル・パワー」で観たJB'Sの演奏があまりにもファンキーだったので、その当時のJB’Sを引っ張り出して聴いてます。


MARIA MULDUR & HER GARDEN OF JOY / MARIA MULDUR & HER GARDEN OF JOY
そして6月はマリア・マルダー&ダン・ヒックス!!!

4月の10枚

2010-04-30 12:15:32 | Weblog
月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月良く聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


CAROLE KING / TAPESTRY
4月は何と言ってもキャロル・キング&ジェイムス・テイラーの来日ですよね~。キャロルの作った珠玉のメロディと、あの声と、甦るあ頃の空気感。


JAMES TAYLOR / MUD SLIDE SLIM
そしてジェイムス・テイラー。最高でした。


MOUNT SUGAR / ワンピース
マウントシュガーの配信オンリーのニューEP。エレキギターの音色や、エレクトロな装飾音、ファットなドラムスの音など、ライヴの雰囲気とは大分違う印象ですが、聴けば聴くほどマウントシュガーらしさが滲み出てきます。特に「スニーカー」でのアリサさんの歌声が胸に沁みます。5月のピクニックライヴも楽しみ!!


THE BIRD AND THE BEE / INTEPRETING THE MASTERS 1:TRIBUTE TO HALL & OATE
バード&ザ・ビーがホール&オーツをちょっぴりアンニュイなエレポップでトリビュート。こうやって聴くとホール&オーツの曲って名曲揃いですね。イナラ・ジョージの歌もかなり良いですね! 忘れがちですけど、この人、ローウェル・ジョージの娘さんですね。


VA / JAZZ FUNK PLAYS STEVE WONDER : WONDER FUNK
続々と発表される夏フェスのメンツ。フジロックのジョン・フォガティにも驚きましたが、何と言ってもサマソニのスティーヴィー・ワンダーでしょう!  こちらは、スティーヴィー楽曲をリリースされた当時にジャズ・ファンク系のアーティストがカヴァーしたものを集めたコンピ。 ポール・ハンフリーとか、チャールズ・カイナードとか、オーデル・ブラウンとか。バックにはバーナード・パーディや、デヴィッド・T・ウォーカー、デヴィッド・ウィリアム・サンボーンなんかの名前もあって、かなり楽しめます。


SOULIVE / RUBBER SOULIVE
そして現代のジャズ・ファンクと言えば、ソウライヴ! そのソウライヴによるビートルズのカヴァー作品。タイトルが「ラバー・ソウライヴ」ですからね。内容もタイトルもセンス抜群です。


SHARON JONES & THE DAP KINGS / I LEARNED THE HARD WAY
ダップトーンが誇るディープ・ファンクの真打、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスの最新作。良いですね~。濃いですね~。来日してくれないですかね~。


OPENSOULS / SATNDING IN THE RAIN
シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスをスタックスに例えるならば、こちらは完全にモータウン。このアルバムには参りました。これ程ラヴリーでヤング・アメリカンなソウル・ミュージックを鳴らすバンドって、今時ありませんでしたよね。ノーザン・ソウルとかモッズ的という意味ではディープ・ファンク勢に通じるものはあるのかもしれませんけど、これには驚きました。しかもニュージーランドのバンドらしいです。


JOE LOUIS WALKER / BETWEEN A ROCK AND THE BLUES
私がブルースを聴き始めた頃、若手の注目株だったジョー・ルイス・ウォーカーももう60歳ですか…。って言うかデビューした時が既に37歳だったんですね。そんなジョー・ルイス・ウォーカーの脂の乗った最新作。良いですね~。 ギターが良いのはもちろんですが、小気味良いヴォーカルがまた素晴らしい!そしてバンドに勢いがある! プロデューサーはデューク・ロビラードだそうです。


ERYKAH BADU / NEW AMERYKAH, PT.2-RETURN OF ANKH
エリカ・バドゥの最新作。これはエリカの宇宙です。素晴らしい!!


3月の10枚

2010-04-04 22:43:22 | Weblog
数日遅れですが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月良く聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


BOB DYLAN / BLONDE ON BLONDE
なんと言ってもボブ・ディランのライヴ・ハウス・ツアーですよね。この名盤から何曲も演ってくれましたね。


GALACTIC / YA-KA-MAY
ギャラクティックのライヴも最高でした! この最新作も最高!


CYRIL NEVILLE / BRAND NEW BLUES
そのギャラクティックのライヴにゲスト出演していたシリル・ネヴィルも熱きソウルマン振りを爆発させてくれました。こちらはそのシリルが昨年リリースしたソロ作で、シリル流のブルース・アルバム。こちらも最高!


NEW BIRTH BRASS BAND / NEW BIRTH FAMILY
でもそのギャラクティックのライヴで一番目立っていたのはトロンボーンのコーリー・ヘンリー。そのコーリー・ヘンリーが在籍していた当時のニュー・バース・ブラス・バンドの作品で04年作。ちなみに「YA-KA-MAY」に参加していた、トロイ・アンドリュースとグレン・デイヴィッド・アンドリュースも居ます。ちなみに3人ともトロンボーン吹きです。


THE JOHN BUTLER TRIO / APRIL UPRISING
ジョン・バトラー・トリオのライブも素晴らしかった。そして出たばかりの新作。フジがますます楽しみになりました。


CORINNE BAILEY RAE / THE SEA
フジ予習中。


THE CHIEFTAINS FEATURING RY COODER / SAN PATRICIO
まるでルーツ・ミュージック探求の旅を続けているかのようなライ・クーダー。今度はアイリッシュの雄チーフタンズと組んだ作品。タイトルのSAN PATRICIOとは、米メキシコ戦争における、アイルランド系移民による聖パトリック大隊のこと。傑作です!


SHE & HIM / VOLUME TWO
オルタナティヴなルーツ系作品でひっぱりだこのギタリスト、M・ウォードと、女優ズーイー・デシャネルとのユニットによる2作目。ノスタルジックでロマンチックなガールズ・ポップ。良いですね~。フジに来ないかな~。とりあえずズーイーの映画見に行こうかな…。


JAMES TAYLOR / SWEET BABY JAMES
そして4月はジャイムス・テイラー!!


CAROLE KING / TAPESTRY
もちろんキャロル・キングも!! どんな共演になるんですかね。楽しみです!

2月の10枚

2010-03-03 11:42:21 | Weblog
数日遅れではありますが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月良く聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


VA / HOPE FOR HAITI NOW
1月に日本でもMTVで放送されたハイチのチャリティー・ライヴ音源。CDではなくてiTunesの配信です。映像を見るだけじゃなくって、やっぱ買わないとね。何はともあれビヨンセ! そしてスティーヴィー・ワンダーが素晴らしい!


ARTISTS FOR HAITI / WE ARE THE WORLD FOR HAITI
こちらも配信。しかも1曲。なんだかんだで私は「ウィ・アー・ザ・ワールド」世代なのです。オリジナルの方が断然好きですけどね。でもやっぱ買わないとね。


NORAH JONES / iTUNES ORIJINALS
こちらもiTunesの配信。iTunesオリジナル・ヴァージョンが数曲入っているのでファンの方は必聴です。「bull rider」最高です!


MICHAEL JACKSON / MICHAEL JACKSON'S THIS IS IT
映画は見てないしDVDも買ってないですが、何故か母がこのCDを欲しいと言い出しましたので、買ってあげて私も聴いてます。マイケルのリズムの感じ方にあらためて感動。でもジャクソン5の曲をもっと入れて欲しかった…。


LUTHER ALLISON / SONGS FROM THE ROAD
遅咲きのブレイク後間もなくして亡くなられた悲劇のブルース・ギタリスト。死の一ヶ月前という貴重なライヴ音源。泣けます。


T-MODEL FORD / THE LADIES MAN
ミシシッピの怪人による新作。アコースティックな弾き語りブルース。どっぷりです。


GIL SCOTT-HERON / I'M NEW HERE
13年振りと言われるギル・スコット・ヘロンの新作。これ凄いです! この声、ある意味ドロドロなブルース。


DIRTY DOZEN BRASS BAND / MY FEET CAN'T FAIL ME NOW
ダーティ・ダズンの歴史的なデビュー作。これぞニューオーリンズ・ブラス・バンド!! リイシューに感謝です。さすがバッファローさん!


GALACTIC / YA-KA-MAY
もうすぐ来日ですね!新作も最高ですし。ばっちり予習中です。


BOB DYLAN / TELL TALE SIGNS
そしてボブ・ディラン! しっかり予習してます。いやいや未発表集からは演らないでしょう?でもこのアルバム好きなんです…。

1月の10枚

2010-02-05 09:29:54 | Weblog
数日遅れではありますが、月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜にこだわらず、単純に今月良く聴いた、印象に残った10枚を選んでみました。


MITTY COLLIER / MITTY COLLIER SINGS TO GOD
年明け早々「CHICAGO; Blues & Soul Showdown」はディープでした。まさかミッティ・コリアが生で観れるとは!


JOHNNY RAWLS / ACE OF SPADES
ジョニー・ロウルズも良かった!


BYTHER SMITH / ALL NIGHT LONG
インパクトではこの人が一番だったかも。


NORAH JONES / THE FALL
ノラ・ジョーンズも来日してたんですよね。残念ながらライヴには当たりませんでしたが、いくつかのテレビ番組でキュートな姿が観れて良かったです。


ALICIA KEYS / THE ELEMENT OF FREEDOM
なんだかんだで結構聴いてます。


BUCKWHEAT ZYDECO / LAY YOUR BURDEN DOWN
ザディコ界の巨人によるニュー・アルバム。ロックありレゲエありなミクスチャーです。


LEVON HELM BAND / @MERLEFEST
一応、当ブログによる09年年間ベスト1位なので。


LIVE! / MARCIA BALL
年始のタワレコ・クリアランスセールで買ったなかの一枚。これ最高です!


HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTES / HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTES
テディ・ペンダグラスが亡くなられてしまいましたね。彼が在籍したハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツの「二人の絆」。


BOBBY CHARLES / HOMEMADE CHARLES
そしてボビー・チャールズも…。悲しいですね。