THE FLYING BURITTO BROTHERS / THE CILDED PALACE OF SIN
グラム・パーソンズ、クリス・ヒルマン達とフライング・ブリトウ・ブラザーズを結成し、1st作「THE CILDED PALACE OF SIN」でベースを弾いていたクリス・エスリッジが4月23日に亡くなられたそうです。享年65歳。このアルバムは60年代末に時代を席巻したカントリー・ロックの象徴とも言える作品でした。
このアルバムでのベース・プレイはもちろん、クリスがグラム・パーソンズと共作した哀愁溢れるスロー・ナンバー「Hot Burrito #1」はとても印象的ですね。これはホント名曲です。名曲と言えば、グラム・パーソンズがソロになってからのデビュー・アルバム「GP」に納められた「She」。グラムのソロ時代の曲という印象が強いですが、実はグラムとクリスがフライング・ブリトウ・ブラザーズ時代に作った曲。この曲も良いですよね~。
クリスはグラムとの活動以外にも、アーロ・ガスリー、デイヴ・メイソン、ライ・クーダー、グレアム・ナッシュ、リタ・クーリッジ、ランディ・ニューマン、ポール・カントナー、マリア・マルダー、ウィリー・ネルソン、などなど、セッションプレイヤーとして数々の名作に名を連ねています。
L.A. GETAWAY / L.A. GETAWAY
ジョエル・スコット・ヒル、ジョニー・バーバタ、クリス・エスリッジによるプロジェクト、L.A.ゲッタウェイ。クリス・エスリッジは、グラム・パーソンズが初めて世に出たインターナショナル・サブマリン・バンドにも参加していましたが、実はそれよりも早くジョエル・スコット・ヒルとセッションをしていたそうです。ですがそのセッションは実を結ばず、一旦分かれたそうですが、クリスがフライング・ブリトウ・ブラザーズを脱退したのを契機にまた寄りを戻して作られたのがこのアルバム。クリスはベーシストとしてはもちろんソング・ライターとしても活躍。タイトル曲「L.A.Getaway」はクリスとグレッグ・デンプシー、レオン・ラッセルの共作で、クリスが味のあるリード・ヴォーカルも披露しています。ドクター・ジョン、レオン・ラッセル、ブッカーT、スプーナー・オールダム、ラリー・ネクテル、スニーキー・ピート、クラレンス・ホワイト、クライディ・キングなど、錚々たる面子が参加しているらしい、スワンプ・ロック名盤。
BOOKER T. & PRISCILLA / BOOKER T. & PRISCILLA
グラム・パーソンズがクリス・エスリッジと共作した名曲「She」。実はこの曲が納められたグラムの「GP」にはクリスは参加していません。そのかわり、ブッカーT&プリシラが夫婦名義による初アルバムで「She」を取り上げていまして、クリスはここでベースを弾いています。しかも「GP」は73年発表、こちらの「BOOKER T. & PRISCILLA」は71年発表なので、こっちの方が早いんですよね~。ジム・ケルトナー、ジェシ・エド・デイヴィス、スニーキー・ピート、ジェリー・マギー、ジム・ホーンなどが参加した2枚組の名作。
The Flying Burrito Brothers - Hot Burrito #1
名曲「Hot Burrito #1」。あて振りのせいかクリス・エスリッジがドラムスに座っています。
グラム・パーソンズ、クリス・ヒルマン達とフライング・ブリトウ・ブラザーズを結成し、1st作「THE CILDED PALACE OF SIN」でベースを弾いていたクリス・エスリッジが4月23日に亡くなられたそうです。享年65歳。このアルバムは60年代末に時代を席巻したカントリー・ロックの象徴とも言える作品でした。
このアルバムでのベース・プレイはもちろん、クリスがグラム・パーソンズと共作した哀愁溢れるスロー・ナンバー「Hot Burrito #1」はとても印象的ですね。これはホント名曲です。名曲と言えば、グラム・パーソンズがソロになってからのデビュー・アルバム「GP」に納められた「She」。グラムのソロ時代の曲という印象が強いですが、実はグラムとクリスがフライング・ブリトウ・ブラザーズ時代に作った曲。この曲も良いですよね~。
クリスはグラムとの活動以外にも、アーロ・ガスリー、デイヴ・メイソン、ライ・クーダー、グレアム・ナッシュ、リタ・クーリッジ、ランディ・ニューマン、ポール・カントナー、マリア・マルダー、ウィリー・ネルソン、などなど、セッションプレイヤーとして数々の名作に名を連ねています。
L.A. GETAWAY / L.A. GETAWAY
ジョエル・スコット・ヒル、ジョニー・バーバタ、クリス・エスリッジによるプロジェクト、L.A.ゲッタウェイ。クリス・エスリッジは、グラム・パーソンズが初めて世に出たインターナショナル・サブマリン・バンドにも参加していましたが、実はそれよりも早くジョエル・スコット・ヒルとセッションをしていたそうです。ですがそのセッションは実を結ばず、一旦分かれたそうですが、クリスがフライング・ブリトウ・ブラザーズを脱退したのを契機にまた寄りを戻して作られたのがこのアルバム。クリスはベーシストとしてはもちろんソング・ライターとしても活躍。タイトル曲「L.A.Getaway」はクリスとグレッグ・デンプシー、レオン・ラッセルの共作で、クリスが味のあるリード・ヴォーカルも披露しています。ドクター・ジョン、レオン・ラッセル、ブッカーT、スプーナー・オールダム、ラリー・ネクテル、スニーキー・ピート、クラレンス・ホワイト、クライディ・キングなど、錚々たる面子が参加しているらしい、スワンプ・ロック名盤。
BOOKER T. & PRISCILLA / BOOKER T. & PRISCILLA
グラム・パーソンズがクリス・エスリッジと共作した名曲「She」。実はこの曲が納められたグラムの「GP」にはクリスは参加していません。そのかわり、ブッカーT&プリシラが夫婦名義による初アルバムで「She」を取り上げていまして、クリスはここでベースを弾いています。しかも「GP」は73年発表、こちらの「BOOKER T. & PRISCILLA」は71年発表なので、こっちの方が早いんですよね~。ジム・ケルトナー、ジェシ・エド・デイヴィス、スニーキー・ピート、ジェリー・マギー、ジム・ホーンなどが参加した2枚組の名作。
The Flying Burrito Brothers - Hot Burrito #1
名曲「Hot Burrito #1」。あて振りのせいかクリス・エスリッジがドラムスに座っています。