1月30日、新宿ブルックリンパーラーにて、ニューオーリンズ産の新鋭ソウルバンド、タンク&ザ・バンガスを観てまいりました。
先日のグラミー賞でも、最優秀新人賞にノミネートされていた注目のバンド。
入店待ちの列が出来るほど大入りとなった会場。バンドメンバーと共に存在感抜群のシンガー、タリオナ"タンク"ボールが現れると拍手喝采。昨年リリースされ、本格的な世界デビュー作となった最新作「GREEN BALLOONS」から「Hot Air Balloons」でスタート。そして「Smoke.Netflix.Chill」へ続く。オーガニックで、揺れるようなリズムに、トロっとしたエレピとフルートが絡む。いかにも"今"のバンドらしい、フワッとした不思議なグルーヴ。なんとラヴリーなソウル・ミュージック!!
そして特筆すべきはタリオナの歌声ですよ!黒人らしいふくよかな中低音から、アニメのキャラのようなキュートな声まで、七色の歌声を駆使し、独特のフィーリングを醸していく。
この日はカフェにてのミニライブということで、シンガーのタリオナを中心に、ドラマー(パッド)、ベース、エレピ、フルートという、簡易的な編成でしたが、それがかえって親密感を生みだしていく。それは、ソウル、ヒップホップ、ジャズを感じさせつつ、観客を巻き込みながら変幻自在に展開されていく。
彼らは2017年に、NPRのTiny Desk Concertに出演して、そのライブが注目を浴びたのですが、実は私も、それをYouTubeで見たのが彼らを知ったきっかけでした。
そのTiny Desk Concertは、アコースティック的なライブなので、案外、この日の編成はそれに雰囲気が似てるんですよ。特に終盤に演った「Boxes And Squares」はTiny Desk Concertバージョンと言ってもいい感じで、私にとっては、まさにこれぞ、タンクのソウル感!といった雰囲気。それを生で聴けてホント嬉しかった!しかもTiny Desk Concertからさらに進化してましたし!
いやしかし、本当にタリオナ"タンク"ボールという人は魅力的なシンガーですね。時にソウルフルに歌い上げ、時にキュートにラップし、時折効果音のような奇声を混じらせたかと思えば、ゴスペル的な濃密度で攻めてきたり。スマフォを見ながら詩の朗読?をしたりもしてました。
そして一番驚いたのが、ノラ・ジョーンズ「Don't Know Why」のカバーですよ!ノラとタンクは何度か共演している仲ですけど、まさかこの名曲のカバーが聴けるとは!これがまた絶品でした!!うっとりでしたね。
もちろんバンドの演奏も、終始しなやかでスイートなグルーヴに溢れていました。
ミニライブとは言え、およそ40分、たっぷり聴かせてくれました。独特のソウル&ファンク・フィーリング。こういうバンドがニューオーリンズから出てきたっていうのは嬉しいですよね。
さて、タンク&ザ・バンガスは、1月31日と2月1日に、ブルーノート東京にて正式な初来日公演があります。私も最終日にもう一度行ってまいります。フルバンドになって、どれだけパワーアップするのか、楽しみでなりません。
早くも年間ベストライブの予感。
先日のグラミー賞でも、最優秀新人賞にノミネートされていた注目のバンド。
入店待ちの列が出来るほど大入りとなった会場。バンドメンバーと共に存在感抜群のシンガー、タリオナ"タンク"ボールが現れると拍手喝采。昨年リリースされ、本格的な世界デビュー作となった最新作「GREEN BALLOONS」から「Hot Air Balloons」でスタート。そして「Smoke.Netflix.Chill」へ続く。オーガニックで、揺れるようなリズムに、トロっとしたエレピとフルートが絡む。いかにも"今"のバンドらしい、フワッとした不思議なグルーヴ。なんとラヴリーなソウル・ミュージック!!
そして特筆すべきはタリオナの歌声ですよ!黒人らしいふくよかな中低音から、アニメのキャラのようなキュートな声まで、七色の歌声を駆使し、独特のフィーリングを醸していく。
この日はカフェにてのミニライブということで、シンガーのタリオナを中心に、ドラマー(パッド)、ベース、エレピ、フルートという、簡易的な編成でしたが、それがかえって親密感を生みだしていく。それは、ソウル、ヒップホップ、ジャズを感じさせつつ、観客を巻き込みながら変幻自在に展開されていく。
彼らは2017年に、NPRのTiny Desk Concertに出演して、そのライブが注目を浴びたのですが、実は私も、それをYouTubeで見たのが彼らを知ったきっかけでした。
そのTiny Desk Concertは、アコースティック的なライブなので、案外、この日の編成はそれに雰囲気が似てるんですよ。特に終盤に演った「Boxes And Squares」はTiny Desk Concertバージョンと言ってもいい感じで、私にとっては、まさにこれぞ、タンクのソウル感!といった雰囲気。それを生で聴けてホント嬉しかった!しかもTiny Desk Concertからさらに進化してましたし!
いやしかし、本当にタリオナ"タンク"ボールという人は魅力的なシンガーですね。時にソウルフルに歌い上げ、時にキュートにラップし、時折効果音のような奇声を混じらせたかと思えば、ゴスペル的な濃密度で攻めてきたり。スマフォを見ながら詩の朗読?をしたりもしてました。
そして一番驚いたのが、ノラ・ジョーンズ「Don't Know Why」のカバーですよ!ノラとタンクは何度か共演している仲ですけど、まさかこの名曲のカバーが聴けるとは!これがまた絶品でした!!うっとりでしたね。
もちろんバンドの演奏も、終始しなやかでスイートなグルーヴに溢れていました。
ミニライブとは言え、およそ40分、たっぷり聴かせてくれました。独特のソウル&ファンク・フィーリング。こういうバンドがニューオーリンズから出てきたっていうのは嬉しいですよね。
さて、タンク&ザ・バンガスは、1月31日と2月1日に、ブルーノート東京にて正式な初来日公演があります。私も最終日にもう一度行ってまいります。フルバンドになって、どれだけパワーアップするのか、楽しみでなりません。
早くも年間ベストライブの予感。