Alabama Shakes / Joe (Live From Austin City Limits) - Single
前回、『Best Rock Song』部門を取りあげましたが、今回は『Best Rock Performance』部門です。“Song"が作詞作曲者に送られる賞なら、こちらの"Performance”はアーティストに送られる賞と言ったところでしょうか。ノミネートは以下の5曲。(クリックするとYouTubeに飛べるようにしました。ですがビヨンセだけは参考音源がありませんでしたのであしからず。)
Alabama Shakes / Joe (Live From Austin City Limits)
Beyoncé Featuring Jack White / Don't Hurt Yourself
David Bowie / Blackstar
Disturbed / The Sound Of Silence (Live On Conan)
Twenty One Pilots / Heathens
『Best Rock Song』部門の本命及び対抗に選ばせて頂いたデヴィッド・ボウイの「Blackstar」、トゥウェンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」が同じくノミネートされていますが、今回は敢えてその2曲を外し、私が本命にえらんだのはアラバマ・シェイクスです! こちらは彼らの2nd作「SOUND & COLOR」の日本盤にボーナス・トラックとして収録されていた「Joe」のライヴ・ヴァージョン。米音楽番組「Live From Austin City Limits」により収録され、配信リリースされたシングルです。
サザン・ソウル・フィーリングなスローナンバー。ビヤビヤと心地良く揺れるイントロのギター、薄らと幕を張るようなオルガンの音色、シンプルな中に土の臭いを滲ませるリズム、ゴスペルを思わすコーラス、そして語りを交えたブリタニー嬢のエモーショナル横溢な歌唱、全てがスウィートこの上ないですね!!
アラバマ・シェイクスは昨年12月に来日し、そのライヴ・パフォーマンスは各方面で大絶賛でしたが、私も新木場スタジオコーストへ観に行きました。前回の来日は見逃しているので、これが私にとって初の生アラバマ・シェイクスでして、それはもう最高でしたよ! その中でも最も印象的だった曲の1つがこの「Joe」でした。短い曲ですが、その抑制された演奏に、彼らのソウル愛とその旨味が、ギュッと凝縮された感涙もののパフォーマンスでした!
実はアラバマ・シェイクス、昨年も「Don't Wanna Fight」でこの部門を受賞しているんです。他にも『Best Rock Song』『Best Alternative Music Album』の計3部門の栄誉に輝き、名実共にトップ・バンドへ上り詰めました。この勢いはまだまだ止まらないでしょう!
さて、対抗は?と問われると、なかなか難しい…。デヴィッド・ボウイやトゥウェンティ・ワン・パイロッツはもちろん、ラウド系のディスターブドがカヴァーしたサイモン&ガーファンクルのあの名曲も侮れませんが、個人的な趣味で言わせて頂ければ、やはりビヨンセです! でもビヨンセがロック部門と言うのは少なからず違和感ありますよね。この曲での彼女のロックなキレは半端ありませんし、ジャック・ホワイトとのコラボとは言え、今回、ビヨンセがノミネートされている9部門の中で、ジャンル的に考えて最も取りづらいと思われる部門でしょう。ですがそこを敢えて、私はビヨンセを押したい。だってビヨンセがグラミーのロック部門を受賞したら痛快じゃないですか!!
前回、『Best Rock Song』部門を取りあげましたが、今回は『Best Rock Performance』部門です。“Song"が作詞作曲者に送られる賞なら、こちらの"Performance”はアーティストに送られる賞と言ったところでしょうか。ノミネートは以下の5曲。(クリックするとYouTubeに飛べるようにしました。ですがビヨンセだけは参考音源がありませんでしたのであしからず。)
Alabama Shakes / Joe (Live From Austin City Limits)
Beyoncé Featuring Jack White / Don't Hurt Yourself
David Bowie / Blackstar
Disturbed / The Sound Of Silence (Live On Conan)
Twenty One Pilots / Heathens
『Best Rock Song』部門の本命及び対抗に選ばせて頂いたデヴィッド・ボウイの「Blackstar」、トゥウェンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」が同じくノミネートされていますが、今回は敢えてその2曲を外し、私が本命にえらんだのはアラバマ・シェイクスです! こちらは彼らの2nd作「SOUND & COLOR」の日本盤にボーナス・トラックとして収録されていた「Joe」のライヴ・ヴァージョン。米音楽番組「Live From Austin City Limits」により収録され、配信リリースされたシングルです。
サザン・ソウル・フィーリングなスローナンバー。ビヤビヤと心地良く揺れるイントロのギター、薄らと幕を張るようなオルガンの音色、シンプルな中に土の臭いを滲ませるリズム、ゴスペルを思わすコーラス、そして語りを交えたブリタニー嬢のエモーショナル横溢な歌唱、全てがスウィートこの上ないですね!!
アラバマ・シェイクスは昨年12月に来日し、そのライヴ・パフォーマンスは各方面で大絶賛でしたが、私も新木場スタジオコーストへ観に行きました。前回の来日は見逃しているので、これが私にとって初の生アラバマ・シェイクスでして、それはもう最高でしたよ! その中でも最も印象的だった曲の1つがこの「Joe」でした。短い曲ですが、その抑制された演奏に、彼らのソウル愛とその旨味が、ギュッと凝縮された感涙もののパフォーマンスでした!
実はアラバマ・シェイクス、昨年も「Don't Wanna Fight」でこの部門を受賞しているんです。他にも『Best Rock Song』『Best Alternative Music Album』の計3部門の栄誉に輝き、名実共にトップ・バンドへ上り詰めました。この勢いはまだまだ止まらないでしょう!
さて、対抗は?と問われると、なかなか難しい…。デヴィッド・ボウイやトゥウェンティ・ワン・パイロッツはもちろん、ラウド系のディスターブドがカヴァーしたサイモン&ガーファンクルのあの名曲も侮れませんが、個人的な趣味で言わせて頂ければ、やはりビヨンセです! でもビヨンセがロック部門と言うのは少なからず違和感ありますよね。この曲での彼女のロックなキレは半端ありませんし、ジャック・ホワイトとのコラボとは言え、今回、ビヨンセがノミネートされている9部門の中で、ジャンル的に考えて最も取りづらいと思われる部門でしょう。ですがそこを敢えて、私はビヨンセを押したい。だってビヨンセがグラミーのロック部門を受賞したら痛快じゃないですか!!
ソロはもっとヤバいっす!