ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

2021年5月 My Best Song

2021-06-03 21:07:25 | 余話
2021年5月にシングルリリースされた曲の中から、ルーツな日記が選んだ10曲です。










Tedeschi Trucks Band - Why Does Love Got To Be So Sad? (Official Music Video)

Tedeschi Trucks BandがTrey Anastasioをゲストに招いて行ったDerek and the Dominosの名盤「Layla and Other Assorted Love Songs」の再現ライヴの模様が7月にリリースされます。Tedeschi Trucks Bandによるレイラ再現って聞いただけでも興奮しちゃうのに、デレクとトレイのギターバトルがたっぷり聴けるなんて、もう言うことありません。




Jackson Browne "My Cleveland Heart" (Official Video)

Jackson Browneによる7月発売予定の新作「Downhill From Everywhere」からの先行シングル。Jackson Browneももう70歳を超えてるんですよね。さすがに渋い、でも若々しい、そんな味わい深くも爽快なロック。この曲、MVも秀逸で、Jackson Browneが手術で人工心臓を移植される光景なんですけど、バンドメンバーも演技していて面白い。特に名手 Greg Leiszがオペをしそうな雰囲気からスティールギターを弾くところが可笑しい。途中、心臓を受け取るシーンでPhoebe Bridgersがカメオ出演しています。




The Flatlanders - Sittin' On Top of the World (Official Music Video)

Joe Ely、Jimmie Dale Gilmore、Butch Hancockによるテキサスのベテラントリオ、The Flatlandersが、実に12年振りとなるニューアルバム「Treasure of Love 」を7月にリリースするそう。その先行シングル「Sittin' On Top of the World」。こういうホンキー・トンクなカントリー・ロックが聴きたかった!!これは痺れる~!めちゃくちゃ格好いいエレキギターはRobbie Gjersoeかな?




The Opportunity to Help Somebody Through It

通算30枚以上のアルバムをリリースしているカントリー/アメリカーナの大ベテラン、Jim Lauderdale。6月30日にリリース予定の最新アルバム「Hope」からのファーストシングル。カントリーでありながら、どことなく黒っぽい雰囲気が格好いい!ベテランとは言えまだ60代ですからね、まだまだ元気です。




The Black Keys - Going Down South [Official Music Video]

5月にリリースされたTHE BLACK KEYSの通算10枚目となるスタジオ・アルバム「Delta Kream」は、ミシシッピ・ヒルカントリー・ブルースに敬意を表した作品。シングル「Going Down South」はR.L. Burnside のカヴァー!この催眠性、最高ですね。そしてこのMVがヒルカントリー・ブルースの名所巡りみたいになっているようで、とても興味深い。




Eric Roebuck - Need a Change

正直、このEric Roebuckなる人物については何も知りません。これがデビュー・シングルらしい。70年代的なブルース・ロック、フォーク・ロックをどっぷりと聴かせてくれる。歪んだギターにサイケ感漂う歌声、これがデビュー・シングルとは思えない風格。




U-Roy & Santigold - Man Next Door [Official Music Video]

今年2月17日に亡くなられたレゲエDJのオリジネーター、U-Roy。7月に豪華ゲストを迎えたアルバムがリリースされるらしい。その1曲がSantigoldとの共演「Man Next Door」。オリジナルはThe Paragonsで、U-Roy自身も過去に「Peace And Love In The Ghetto」として料理している曲。




Smoko Ono - You Are( ft. Corinne Bailey Rae & UMI)

とりあえず、Corinne Bailey Raeの歌声が聴けただけで私は満足です。




Julian Lage - Familiar Flower (Official Video)

6月にニューアルバムが出るJulian Lage。私が今最も気になるギタリストの一人。コロナが無ければ昨年ライヴを観る予定だったんですけどね…。




Hypnotic Brass Ensemble - Soon It Will Be Fire (feat. Moses Sumney)

スコットランド の鬼才Richard Youngs の「Soon It Will Be Fire」を、Hypnotic Brass EnsembleがMoses Sumneyをフィーチャーしてカヴァー。およそ9分超に渡って、ひたひたと、じわじわと覚醒していくようなパフォーマンス。原曲の雰囲気を壊さずに、それでいて原曲とはまた違う高揚感が素晴らしい!!!