ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

神保町ブックフェスティバル

2015-10-31 17:13:25 | フェス、イベント
神田古本祭に来ています。今日は恒例のブックフェスティバル。お馴染みキャナル・ストリート・ジャズ・バンドのニューオーリンズ・ジャズで盛り上がってます。今日の神保町は、コーヒーコレクション、カレーグランプリ、クラフトビール祭など、イベント盛り沢山。

@ブルーノート東京

2015-10-30 20:49:24 | ジャズ
と言うわけで、今日はブルーノート東京にカマシ・ワシントンを観に来ています!風貌から怖い感じの人なのかな?なんて思っていたのですが、入り口のサインに「カマシは日本が大好きです」と書いてあって、なんか和んでます。

もうすぐ開場です。楽しみ!

いよいよ、カマシ・ワシントン!!

2015-10-30 17:59:52 | ジャズ
KAMASI WASHINGTON / THE EPIC

いよいよ本日10月30日からブルーノート東京公演が始まるカマシ・ワシントン。”LAジャズの最重要人物”、“フライング・ロータス、ケンドリック・ラマー、コモン等が絶賛” と話題沸騰ですが、正直な話、昨年、フライング・ロータスの怪作「YOU'R DEAD!」への参加で頭角を現し初めていたとは言え、今年に入って脅威の3枚組「THE EPIC」を発表以降その存在感が急浮上した感はあります。それだけ「THE EPIC」が衝撃だったということであり、これまで主役として表舞台に出てこなかっただけに、それまで蓄積された信頼や注目がここへ来て一気に噴出した感じでしょうか。

1981年、ロサンジェルス生まれ。まだ30代半ばですから、ジャズの世界では若手ですよね。フライング・ロータスの右腕とも言われるサンダーキャットことステファン・ブルーナー(b)とその兄であるロナルド・ブルーナー(ds)とは3歳の頃からの幼なじみだとか。そして10代の頃にキャメロン・グレイヴス(p)、テラス・マーティン(as)、ライアン・ポーター(tb)らと出会い、彼らはヤング・ジャズ・ジャイアンツと名乗りはじめる(このヤング・ジャズ・ジャイアンツ名義で一枚アルバムをリリースしているようなんですけど、残念ながら私は未聴)。そもそもこのヤング・ジャズ・ジャイアンツ結成のきっかけは1997年のジョン・コルトレーン・コンペだそうで、そのコンペでフライング・ロータスに出会ったのだそう(フライング・ロータスはジョン・コルトレーンの甥っ子)。

以降、ヤング・ジャズ・ジャイアンツや、ネクスト・ステップといったプロジェクトに関わる一方、スヌープ・ドッグ、ローリン・ヒル、ラファエル・サディーク、リオン・ウェア、チャカ・カーン、ジョージ・デューク、ハーヴィー・メイソン、ジェラルド・ウィルソン、スタンリー・クラーク、といった錚々たるミュージシャン達と共演、バックを務めて来たそうです。



さて、今年リリースされた大作「THE EPIC」も、ヤング・ジャズ・ジャイアンツのメンツが核になっている訳ですが、そこにブランドン・コールマン(key)、マイルス・モズレー(b)、トニー・オースティン(ds)、パトリス・クイン(vo)を始め、総勢60名を超えるミュージシャンが加わっています。CD3枚組、収録時間170分という、まさに怪物作。しかもこれが実質デビュー作だと言うから驚愕するしかありません。それだけで“最重要人物”と賞されるのも頷けてしまいますが、その内容がまた激濃厚。まごうことなきジャズでありながら、ジャズという一言ではとうてい言い表せない異形の宇宙。フライング・ロータス総指揮によりブレインフィーダーからリリースされていると言う事実だけでも、この作品が新しいブラック・ミュージックとしての一つの扉を開けるものであることは間違いないでしょう。


Kamasi Washington's 'The Epic' in Concert

↑こちらの映像は「THE EPIC」のリリース・ライヴ的なステージのフル映像。ジャズもスピリチュアルもアフロもファンクも全て飲み込んでドロドロです!ある意味、ジャズ版のファンカデリックのようでもあります。もちろん今回のブルーノート公演にはこのようなオーケストラは帯同しません。残念ながらサンダーキャットもキャメロン・グレイヴスも来ません。ですが、ここでツインドラムを叩くロナルド・ブルーナーとトニー・オースティンは来る。それだけでも凄いことですよ!さらに映像55分あたりや1時間18分辺りなどで、ウニョウニョ、グニョグニョなキーボードソロを弾きまくっているブランドン・コールマンも来る。さらにパトリス・クイン(vo)、マイルス・モズレー(b)、そしてライアン・ポーター(tb)も!! 総勢7名、みんな「THE EPIC」参加メンバーです。

カマシ・ワシントンとその仲間達、いや~、楽しみですね!! 個人的にはブランドン・コールマンに期待!

I'M WITH HER @ブルーノート東京

2015-10-29 23:19:58 | カントリー


10月28日、ブルーノート東京にてI'M WITH HERを観てまいりました!!私が観たのはこの日の2ndショー。

サラ・ジャローズ(SARAH JAROSZ)- 1991年テキサスはオースティンの生まれ、09年の1st作「SONG UP IN HER HEAD」から「Mansinneedof」がグラミー賞『Best Country Instrumental Performance』部門にノミネートされるなど、デビュー時からその才能を際立たせ、現在まで3枚のアルバムを発表。最新作「BUILD ME UP FROM BONES」からもタイトル曲がグラミー賞『BEST AMERICAN ROOTS SONG』部門にノミネート。若くして新世代のブルーグラスを代表する才女。

サラ・ワトキンス(SARA WATKINS)- 1981年カリフォルニア生まれ。89年、兄のショーン・ワトキンスと、後の天才マンドリン奏者クリス・シーリと共にニッケル・クリークを結成。新感覚と巧みなテクニックは「プログレッシヴ・ブルーグラス」等と評され、ブルーグラスの新しい扉を開けました。ちなみにサラ・ワトキンスとクリス・シーリは同い年で、ニッケル・クリーク結成当時は8歳ぐらいですか?まったくもって恐ろしい子供達です。02年の4作目「THIS SIDE」がグラミー賞『Best Contemporary Folk Album』部門を受賞。現在はメンバーそれぞれ自由な活動に邁進し、サラ・ワトキンスも2枚のソロ作を発表しています。

イーファ・オードノヴァン(AOIFE O'DONOVAN)- 1982年、マサチューセッツ州ニュートンの生まれ。Sometymes Why、Crooked Stillなどのグループで活躍し、2013年にはソロとして1stフルアルバムとなる「FOSSILS」を発表。2012年度のグラミー賞『Best Folk Album』部門を受賞したクリス・シーリ、ヨー・ヨー・マを中心としたブルーグラス・プロジェクト「The Goat Rodeo Sessions」にシンガーとしてフィーチャーされていたのも印象的でした。


そんな、まさに現行ブルーグラスを代表する女子3人が集まったスーパー・トリオ、アイム・ウィズ・ハー。私はミーハー魂を炸裂させて最前列ド真ん中で堪能させて頂きました。開演前、ステージには既にマンドリンやギター、ウクレレなどがセットされていましたが、そこにバンジョーが見当たらない…。このトリオではサラ・ジャローズはバンジョーを弾かないのかな?と少々がっかりしていたのですが、開演時刻、場内が暗転し、いよいよ3人娘が登場。なんと、サラ・ワトキンスはフィドルを、イーファ・オードノヴァンはギターを、そしてサラ・ジャローズはバンジョーを持ってステージに現れました。なんかその雰囲気だけで既に夢心地。

そして1曲目「Shadows Blues」。バンジョーとフィドルの音色に導かれ、イーファが歌う。私が3人の目の前に座っていたからかもしれませんが、ストリングスも歌声もほとんど素のような音で響いてくる。その飾り気のない音色はとても暖かく、土っぽい。そして歌、ストリングス、ハーモニー、それぞれの絡み合いは、古き良きブルーグラスの香り濃厚ながらも、新世代らしい瑞々しさに溢れている。一見トラディショナルなブルーグラスのように聴こえるこの曲も、実はコロラド出身のシンガー・ソング・ライター、ローラ・ヴェイアズによるほぼ同時代の曲だったりするんです。こういうカヴァーから始まる辺り、このトリオのモダンさを物語ってますよね。

このステージが今回の来日公演のファイナルになるというワトキンスの言葉に拍手が沸き、彼女が歌う「Today Is a Bright New Day」。サビにおける3人のハーモニーが麗しく愛らしい。こちらは、ノースダコタ出身の現行シンガー・ソング・ライター、トム・ブロッソーのカヴァー。

続いて「Wakin' Back To Georgia」。ジム・クローチの名曲をジャローズが歌う。カントリー・フィーリングに溢れた太く凛とした歌声にうっとり。ちなみにこのタイトルは今回の公演にちなんだブルーノート・オリジナル・カクテルの名前にもなっていました。ま、私はお酒がダメなので飲めませんでしたけど…。

それにしてもステージ上での3人の親密さは見ていてとても気持ち良かったです。コーラスを付ける時はそれぞれが顔を見合わせながら楽し気にハモってましたし、ワトキンスがフィドル・ソロをとる時はグッとジャローズに身を寄せ、音の対話を楽しんでるかのようだったり、ステージ上はこの3人ならではの空気感で満たされていました。なんて言いますか、女子3人ならではの雰囲気ってありますよね?

そして待ってましたのインスト「Squirrel Hunters」。ジョン・ハートフォードでも知られるアパラチア系の曲ですが、ワトキンスのフィドルもさることながら、ジャローズのマンドリンのキレに思わず体が揺れましたね。そして力強い歌声が印象的だったイーファのオリジナル曲「Captain's Clock」。3人の優し気なハーモニーに癒されたユタ・フィリップス のカヴァー「I Think Of You」。素朴な味わいのフィドルが秀逸だったワトキンス作のインスト「The Accord」。来年リリース予定のイーファの新作に収録予定の「Hornets」などなど。

なかでも特に印象的だったのは、アップテンポなブルーグラス・ゴスペル「Lord, Lead Me On」。ドラムレスのたった3人でリズミカルなノリを演出するのはブルーグラスならでは。ジャローズを中心にスピード感と昂揚感たっぷりなコーラスが堪らない。2コーラス終わった後、曲が一瞬終わったような感じになり、観客から拍手が沸き上がるや否や、いたずらっぽい笑みを浮かべたワトキンスがフィドルで割って入り3コーラス目に突入。盛り上がる観客達。この辺の手綱の取り具合も流石でしたね!

そしてもう1曲。個人的にこの日のハイライトだった「Run Away」。ほぼジャローズの弾き語りで披露されたこの曲での彼女の魔力めいた歌声は、カントリーの深みと言うより、堪らなくブルージーでした。それまで良い意味で牧歌的だった雰囲気にあの存在感は光ってました。またジャローズのリード曲ではセット終盤に披露されたボブ・ディランのカヴァー「Ring Them Bells」も良い味わいでした。それにしても、3人のなかでは10歳程年下のジャローズが声質的には最も肝が座った声をしているというのも面白い。一方のイーファはもう少しアメリカーナ寄りと言うか、多彩な表情を持っていて、先の「Lord, Lead Me On」では張り上げるような声でグイグイと勢いを付けていましたし、この「Run Away」でも、彼女が囁くようにハーモニーを付けるだけでフワッと情緒が広がる。そして一番の年上、サラ・ワトキンスが実はもっとも女の子らしい声の持ち主だったり。

そんなワトキンスのキュートな歌声を存分に味わえたのが「You And Me」。こちらは彼女のソロ作にバンド・アレンジによる録音が収録されているオリジナル曲ですが、ステージではウクレレの弾き語りで歌われる。これも凄く良かった! 正直、CD収録ヴァージョンより断然良かったですね。ワトキンスと言えば、ジョン・ハートフォードよろしくフィドル弾き語りで歌った「Long Hot Summer Days」も良かったですね~。観客達も加わったコーラスも秀逸でした。

そしてステージも終盤。3人が歌い継いだギリアン・ウェルチのカヴァー「100 Miles」、もっかのところアイム・ウィズ・ハーとしては唯一のシングル・リリース曲 、ジョン・ハイアットのカヴァー「Crossing Muddy Waters」、さらにはスウェーデンのトラッドグループ、ヴェーセンの「Hassa A's」と高速ブルーグラスの定番「Fire On The Mountain」をスリリングに駆け抜ける荒技でプログレッシヴ・ブルーグラスの片鱗を見せつけつつ、最後は3人が足踏みと手拍子をしながらアカペラ・コーラスで歌う「Be My Husband」。なんとニーナ・シモンのカヴァーですよ! こういう曲を最後に持ってくるセンスは素晴らしいですね。3人の技ありのコーラスが良い雰囲気出してました。

一口にブルーグラスと言っても楽曲はヴァラエティに富み、リード・シンガー3人の持ち味も充分に発揮され、楽器の持ち替えや、コーラスのニュアンス、曲のアレンジなどで様々な冒険を試み、聴く者の耳をまったく飽きさせない。ですが最も心に残ったのは、その素朴な歌心だったり。古きを訪ね、現代の空気をたっぷり吸いつつ、未来を見据える才女達に惜しみない拍手と歓声が送られる。

アンコールはスタンレー・ブラザーズの「Darkest Hour Is Just Before Dawn」。いや~、ブルーグラスって良いですね。およそ1時間15分程だったでしょうか、極上の夜でした。




サラ・ジャローズの楽器。左がバンジョー、右がフラット・マンドリン。そして真ん中にあるのはオクターブ・マンドリンでしょうか? 当初はアコースティック・ギターに見えたのですが、良く見たら8弦で2本ペアの4コースなんです。これらを曲によって持ち替えてました。




こちらはブルーノート・オリジナル・カクテル「Wakin' Back to Georgia」




この日のセットリスト↓

01. Shadows Blues
02. Today Is a Bright New Day
03. Wakin' Back To Georgia
04. Squirrel Hunters
05. Captain's Clock
06. I Think Of You
07. Lord, Lead Me On
08. The Accord
09. Run Away
10. You And Me
11. Hornets
12. Ring Them Bells
13. Long Hot Summer Days
14. 100 Miles
15. Crossing Muddy Waters
16. Hassa A's/Fire On The Mountain
17. Be My Husband
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18. Darkest Hour Is Just Before Dawn




そして終演後にはお楽しみのサイン会。フライヤーとそれぞれのソロ作にサインを頂きました。とても緊張しましたが、写真も撮ってもらったり、和気あいあいな雰囲気でした。


SARAH JAROSZ / BUILD ME UP FROM BONES
2013年発表。タイトル曲がグラミー賞『BEST AMERICAN ROOTS SONG』部門にノミネートされたサラ・ジャローズの3枚目。実はそのタイトル曲「Build Me Up From Bones」にはイーファ・オードノヴァンもハーモニーで参加したりしている。他にゲストにジェリー・ダグラス、クリス・シーリ、ダレル・スコットなども参加。



SARA WATKINS / SUN MIDNIGHT SUN
ブレイク・ミルズがプロデュースしたサラ・ワトキンスのソロとしては2作目にして最新作。2012年の作品。ほぼワトキンスとブレイク・ミルズの2人で製作された作品なれど、フィオナ・アップルをフィーチャーした曲があったり、多少オルタナ寄りの印象。「You And Me」、「The Accord」収録。



AOIFE O'DNOVAN / FOSSILS
イーファ・オードノヴァン、2013年のソロ作。プロデュースはタッカー・マーティン。全曲イーファのオリジナル曲で締められた好作品。ちなみにタッカー・マーティンはローラ・ヴェイアズの諸昨品を手掛けたり、パンチ・ブラザーズの最新作にも関わっている。この辺の人脈も面白い。

@ブルーノート東京

2015-10-28 20:35:45 | カントリー
今日はこれから、ブルーノート東京にてI'm With Herです。サラ・ワトキンス、サラ・ジャローズ、イーファン・オードノヴァンという、ブルーグラス新世代を代表するガールズ3人が集ったスーパートリオです。個人的な最注目は、デビュー時からの大ファン、サラ・ジャローズです!まさか生でサラ・ジャローズを観れる日が来るとは!もちろん、もう1人のサラと、イーファンも楽しみですよ。何てったってサラ・ワトキンスはかのニッケル・クリークですからね!そしてこの3人が揃うとどんなミラクルが起こるのか?楽しみでなりません!

Alessi's Ark @蔵前Nui.

2015-10-27 18:39:07 | SSW
舞台に上がり照れくさそうに「はじめまして」と言ってチューニングを始める彼女。そのチューニングを見守るように静まり返る観客達にたまりかねたように「Very quite!」と言って笑いを誘う。そして「ありがとう、アレッシーです」と自己紹介しギターを爪弾き始めた彼女は、英国出身のシンガー・ソング・ライター、アレッシーズ・アーク。

2009年に19歳の若さでデビューし、これまでに3枚のアルバムをリリースしているアレッシー。今回は昨年の初来日に続いて2度目の来日ツアー。私は10月22日、蔵前のNui.にて、そのツアー最終公演を観てまいりました。

いきなり耳慣れない曲から始まったステージ。おそらく新曲だと思われるその曲は、この来日のために録音したと言うEP「KOMOREBI」にも収録されている「Pontal」。美しいアルペジオの響き、その音色にしみ込むようでもあり、優しく包み込むようでもあるアレッシーの歌声。2曲目は「Veins Are Blue」。現在のところ最新作となる03年の3rd作「THE STILL LIFE」から。この曲、私大好きなんですよ~。ゆったりとしたギターのカッティングにフワッと乗るアレッシーの歌声に、思わず聴き惚れました。

続いて新録EPから「Vow」。アレッシーは来春に新作を発表予定とのことで、今回のツアーではそちらに収録予定の新曲の披露もあるのでは?とのことでしたが、確かにEP収録曲以外にも耳馴染みの無い曲が何曲かありまして、新作への期待が高まりました。とは言え、1st作「NOTES FROM THE TREEHOUSE」から「Woman」、「The Horse」、「Ribbon Lakes」、「Hummingbirds」、2nd作「TIME TRAVEL」からは「Wire」、「The Robot」、3rd作「THE STILL LIFE」から先の「Veins Are Blue」と「Hands In The Sink」と、過去作からも沢山歌ってくれました。またアルバム未収録ながら昨年の来日公演でも歌っていた「Desert」や「Longest Sun」といった曲も披露してくれました。

CDではドリーミーでノスタルジックなアレンジが施され、ポップでモダンな印象を受けるアレッシーの楽曲ですが、ギターの弾き語りですと、やはりより英国的な湿り気を感じさせられると言いますか、根元には英国フォークの伝統がしっかりと息づいているなと、これは昨年の来日公演でも感じたことではあるのですが、あらためてそんな印象を強く受けました。

また1曲1曲はとてもゆったりとたリズムなのに、3分を切るぐらいな短い曲が多く(さらに間奏をカットするなどショートヴァージョンにした曲もあったはず)、しかも唐突に曲が終わり、楽し気に喋り出す。それが彼女独特の小気味良いテンポを作り出していくようで、そのテンポに場がぐいぐいと引き込まれていく感じ。そしてアレッシーはとにかく話し好き。昨年もよく喋っていましたが、今回も、チューナーのこと、タワーレコードのこと、ローソンのこと、道頓堀のことなど、思いつくままに色々とおしゃべりしていました。おそらく覚えたてと思われる日本語も色々と駆使しながら。例えばある曲をやる前に「あつい!」と言って、曲を歌い終えた後に「さむい!」と言ったのは可笑しかったですね。そんなお茶目なところもあるんです。

そしてハイライトは本編ラストを飾った「Hummingbirds」。客席に居らしたコトリンゴさんが呼び出され、アレッシーとのサプライズ・セッションに。アレッシーは10月7日の鳥取を皮切りにこの東京まで全11公演を廻って来たのですが、その先々でサポートアクト達とセッションを繰り広げて来たようなのです。コトリンゴさんは岡山、広島、福岡のサポートアクトでした。ですがこの日はセッションする予定にはなかったようで、ピアノの前に座ったものの譜面を持ってきていないと不安そうな面持ちのコトリンゴさん。ですがそこは流石プロ。始まってしまえば見事に二人の世界を作りあげていました。アレッシーのギター弾き語りを、コトリンゴさんの流麗なピアノがよりドラマチックに、より情緒豊かに聞かせてくれる。1曲だけのコラボでしたが、ホント素晴らしかったです!!

そしてその素晴らしさに応えるように拍手喝采が続き、まさかのダブルアンコール。アレッシーもあまりの歓迎振りに驚いてる様子でしたが、最後は鳥取と大阪をサポートした杉瀬陽子さんをコーラスに加えて賑々しく終わりました。2度のアンコール含めておよそ1時間のステージ。アレッシーの歌、曲、そして人柄を親密に感じることが出来る素敵なコンサートでした。







ALESSI'S ARK / KOMOREBI
今回の来日のために録音したという4曲入りEP「KOMOREBI」。ほぼアコギ弾き語りの簡素な録音ではありますが、アレッシーの気持ちのこもった素敵な逸品。そして終演後にサインを頂だきました。とにかくアレッシーはおしゃべり好きなので、英語を話せるファンの人とはかなり熱心にお話をされていました。そしてサインが丁寧。サインと言うよりお手紙を書いているような雰囲気。そして私の番になったんですが、英語が喋れない私は自分の名前を伝えるだけで精一杯。それでもアレッシーは色々と書いてくれました。最後に私の似顔絵まで描き出したのにはびっくりしましたけどね。アレッシーはイラストレーターでもあるので、やっぱりこだわりがあるんでしょうね、とても真剣に描いてました。ちょっと描いては私の顔をじ~っと見て、またちょっと描いてはじ~っと見る。その繰り返し。あまりの真剣な眼差しにちょっぴり照れくさかったです。できあがった似顔絵(左上)は、結構似てるんですよ!しかもCool guy! いや~、アレッシーは素敵な人ですね。ますますファンになりました!!

キチムのデッサン会

2015-10-25 17:55:44 | 邦アーティスト
代々木公園のアースガーデンから吉祥寺に移動。今日はキチムのデッサン会のグループ展最終日。こちらの展覧会にはマウントシュガーの山里ありささんの作品も飾られてるので、終わる前に一度見に行かなければ、と思っていたのですが、最終日の今日は急遽マウントシュガーのライヴもあるとのことで、一石二鳥!楽しみです!