ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

映画「サイドマン:スターを輝かせた男たち」

2019-01-30 10:05:14 | ブルース
先日、新宿のK’sシネマにて「サイドマン:スターを輝かせた男たち」という映画を観てまいりました。


※多少、映画の内容に触れますのでご注意ください。



2011年に相次いで亡くなられてしまった、3人のシカゴ・ブルース・レジェンド達。ピアニストのパイントップ・パーキンス、ドラマーのウィリー “ビッグ・アイズ” スミス、そしてギタリストのヒューバート・サムリン。

彼らは、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフというシカゴの2大スターを支えたサイドマン達でした。


ブルース好きには堪らない映画でしたね。近年の3人の姿、それぞれのキャラが立っていてとても魅力的でした。

私は1998年にパークタワー・ブルース・フェスティヴァルでパイントップ・パーキンスを観て、その演奏がとても印象深かったこともあり、3人のなかでも特にパイントップに視線が行きましたね。特にマクドナルドの袋を貰って嬉しそうにする姿はチャーミングでした。

ハイライトはパイントップとウィリー・スミスがグラミー賞を受賞するシーンでしょうか。はしゃぐウィリー・スミスが何とも子供っぽくて、印象的でした。サイドマンが表舞台に登った瞬間、感慨深かったですね。

もちろん新旧のライヴ映像にも目が釘付けになりました。でもそこはもっと見せて!って感じにもなりましたけど…。


御三方のバイオグラフィーを簡単に。

パイントップ・パーキンス、本名はジョセフ・ウィリアム・パーキンス。1913年7月7日ミシシッピ州ベルゾニの生まれ。マディー・ウォーターズのバンドに入ったのは1969年頃、オーティス・スパンの後釜としてでした。実はマディより年上だったり。そういう意味では遅咲きですが、それ以前にロバート・ナイトホークや、サニーボーイ・ウィリアムスンのバックを付けていたそうですので、既にベテランのピアニストでした。マディ・バンドには70年代を通じて参加し、レジェンダリー・ブルース・バンドとして独立しています。その後はソロ作をコンスタントに発表し、ブルース界の最長老として貫禄の活動を続けていました。ちなみに“パイントップ”という芸名はブギ・ウギ・ピアノの創始者パイントップ・スミスからとったそう。2011年3月21日、97歳で亡くなられました。


1936年1月19日、アーカンソー州ヘレナ生まれのウィリー “ビッグ・アイズ” スミス。ニックネームの “ビッグ・アイズ” は、マディ・ウォーターズが名付け親だとか。文字通り”大きな目”が魅力な愛すべきドラマー。マディ・ウォーターズのバンドには、50年代末頃から単発で顔を出していたようですが、本格的にレギュラー化するのは、パイントップと同時期の69年頃から。ウィリーの繰り出すビートは、独特のスウィング感が特徴的で、パイントップのピアノとの相性も抜群だったようです。ベースのカルヴィン・ジョーンズを含めた鉄壁のトライアングルで、70年代のマディを支えました。2011年9月16日、脳梗塞のため75歳で亡くなられました。


マディー・ウォーターズは50年代からブルースのエレキ・バンド化という革命的なスタイルを生み出し新しいシカゴ・ブルースの潮流を生み出しましたが、パイントップとビッグ・アイズ、お2人が在籍していた70年代のマディー・ウォーターズ・バンドは、勢いのあった全盛期ではなく、その晩年に当たります。とは言え、ギターにサミー・ロウホーン&ピー・ウィー・マディソン、もしくはルーサー “ギター・ジュニア” ジョンソン&ボブ・マーゴリン、ハープにはキャリー・ベル、モジョ・ビュフォード、ジェリー・ポートノイなど新鮮な顔ぶれが、熟成したマディのブルースを彩り、この時代ならではの魅力があります。ジョニー・ウィンターの全面バックアップによるブルースカイからの諸作は、グラミー賞も受賞し、現在でも名盤として語り継がれています。

ちなみに、マディ・ウォーターズの全盛期、50年代のマディーのバンドには、ジミー・ロジャース(g)、オーティス・スパン(p)、フレッド・ビロウ(ds)、ウィリー・ディクソン(b)などのサイドマン達がいらっしゃいました。彼らにもいつか日の目が当たると良いですね。



そしてマディ・ウォーターズと並ぶシカゴ・ブルースの巨頭、ハウリン・ウルフ。その右腕として知られるギタリストがヒューバート・サムリンです。1931年ミシシッピ州はグリーンウッドの生まれ。1950年代半ばにハウリン・ウルフの専属ギタリストとなっていますから、まさにシカゴ・ブルースの全盛期をサイドマンとして活躍したギタリスト。シカゴ・ブルースのサイド・ギタリストと言えば?真っ先に彼の名前が挙がるでしょう。嘘か真か、その腕を買われ一時マディに引き抜かれた、なんていう伝説的なエピソードもあったり。ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンがカヴァー、引用した有名な「Killing Floor」のオリジナルのリフを弾いているのもヒューバート・サムリンです。ロック界からもリスペクトされる希有なサイドマンでした。後年もソロ作やコラボ作を多数リリースし、存在感を発揮していましたが、2011年12月4日、心不全のため亡くなられました。80歳でした。




マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォルター、ジョン・リー・フッカー、ライトニン・ホプキンス、エルモア・ジェイムス、などなど。巨人達の足跡こそ、ブルースの根幹ではありますが、一歩踏み込んで、バック・ミュージシャン達、すなわちサイドマンに注目し、そのプレイを味わうのもブルースの醍醐味。そこから新しい発見や、新たな興味が生まれたりしますしね。この映画がきっかけで、ブルースの歴史を彩った沢山の魅力的なサイドマン達に注目が集まると良いですね。



「サイドマン:スターを輝かせた男たち」の上映は、新宿K’sシネマですと2月1日まで。その後は、関東ですと、横浜や宇都宮で見れるようです。


詳細はこちら→ Sidemen サイドマン:スターを輝かせた男たち






PINETOP PERKINS & WILLIE 'BIG EYES' SMITH / JOINED AT THE HIP
パイントップ・パーキンスとウィリー・スミスの共演盤「JOINED AT THE HIP」。2010年の作品。このアルバムがグラミー賞『Best Traditional Blues Album』部門を受賞し、映画でのハイライトとなった訳です。ウィリー・スミスはここではドラムスを息子のケニー・スミスに任せ、本人は歌とハープに専念しています。ベースはハウリン・ウルフのバックなどで知られる大ベテラン、ボブ・ストロジャー! ギターにはこちらもマディ・バンド出身のジョン・プライマーも参加。歴戦の勇者達が鳴らす玄人好みのブルースです。



PINETOP PERKINS & HUBERT SUMLIN / LEGENDS
こちらはパイントップ・パーキンスとヒューバート・サムリンの共演盤「LEGENDS」。98年作。バックはDoug Wainoris(g)、Annie Raines(harp)、Rod Carey(b)、Per Hanson(ds)。「Got My Mojo Working」、「Rock Me Baby」、「Hoochie Coochie Man」、「The Sky Is Crying」などブルース・スタンダードの他、ヒューバート作の曲も収録。2人の演奏はもちろん、いぶし銀の歌声も味わい深いです。

フジロック早割、残念でした…

2019-01-29 19:17:55 | フジロック
あ〜、フジロックの早割チケット、ハズレちゃいました…。

なんかうだうだしているうちに、申し込むのがギリギリになってしまったので、当たる気しなかったんですけどね。

やっぱりな〜って感じです。

ゴンちゃんもしょんぼりだよ。


という訳で、2月2日、池袋に並びます!

ホカロン、買わなきゃ。

雨降りませんように!

アンナ・ワイズ & ジョン・バップ @Ginza Sony Park

2019-01-26 23:28:47 | R&B、HIPHOP
1月26日、Ginza Sony Park にて、アンナ・ワイズのライヴを観てまいりました!!

ソニームーンというバンドでヴォーカルを務め、自身のソロ作「The Feminine: Act 1」「The Feminine: Act 2」もリリースしている女性シンガー、アンナ・ワイズ。ケンドリック・ラマーの諸作や、クリス・デイヴの作品に客演したり、テラス・マーティンの来日公演にフィーチャリングされるなど、その界隈で注目される歌姫。只今、BIGYUKIのライヴへのゲスト出演で来日中。

そのアンナ・ワイズが、Ginza Sony Park が毎週末行っているフリー・ライヴに登場しました。


きっとソロ作の中から何曲か歌ってくれるんだろう、バックはカラオケかもしれないな、と思いながら現地に行ってみたところ、ステージには、ドーンとドラムセットが組まれてる。少なくとも単なるカラオケでは無さそうだ、なんて思いながら、今日のステージ詳細をツイッターで確認してみたところ、サポートにジョン・バップ!!!!!

一昨年、フリーキーにジャンル越境する新作「Yesterday's Homily」をリリースして話題になったダラスの鬼才、ジョン・バップ。アンナ・ワイズとはしばしばコラボレートしているようで、その斬新かつ先鋭なトラックは、YouTubeを検索すれば何曲か聴くことができるはず。

その2人のステージがここで見られるなんて!! ワクワクしながら開演を待つことしばし。ほぼ予定時刻に2人がステージに現れる。アンナ・ワイズがもの凄く小さな声で「こんにちは」と言ってスタート。

まずはアカペラで2人のハーモニー。透き通ったアンナ・ワイズの歌唱に、黒人霊歌のようなジョン・バップの歌声が重なる。スピリチュアルで美しい。ジョン・バップがギターを弾き始める、アンナ・ワイズはそこに声を加えていく。2人はディレイやループのようなエフェクトで音を重ねていく。徐々に熱さを増していき、ジョン・バップがドラムを叩き始めると、アンナの歌声も勢いを増していく。それに応えるかのようなジョンの黒い歌声。前衛的でありながらゴスペルのようにも響く。まるで2人は魂を交歓しているかのよう。

当初は、アンナ・ワイズのソロ作からの曲をやるのだろうと思っていましたが、まったく違ってました。これ、全部アドリブなんじゃないか?と思わせられるほど、2人の感性をその場で音にしたようなフリーキーなライヴ。2人の精神的な世界が生み出したような美しい音空間。凄いものを見ました。

思いのほか、アヴァンギャルドな感性でありながら、アンナ・ワイズはキュートでしたね。そしてジョン・バップの存在感は強烈でしたね。そしてお2人、とても仲良さそうでした。そんな雰囲気がまた良かった!!

トーキョー・ディスコティック

2019-01-25 21:04:07 | フェス、イベント
CHAKA KHAN / FUNK THIS

クリエイティヴマン企画のちょっと気になるフェスがまた一つ、東京と神戸で開催されるそうです。

3月23日 トーキョー・ディスコティック@幕張メッセ
3月24日 コーベ・ディスコティック@神戸ワールド記念ホール

フェスの名前からも明らかな通り、ディスコです。80sディスコがコンセプトのようです。ミラーボールが華やかに回る元、着飾った男女が踊り明かすあのディスコです。懐かしいあの時代を楽しめる大人のフェスになりそうですが、その頃、ディスコにまったく興味の無かった私にはあまり関係ないフェスかな?と思いきや、面子がなかなか。


KOOL & THE GANG
Chaka Khan
Sheena Easton
SWING OUT SISTER

現在発表されているのは、この4組。クール・アンド・ザ・ギャングと、チャカ・カーンですよ!これは観たいですね~。

そうか、ディスコってそういうことか。これは今後もソウル系が期待出来るんですかね?

ちょっと楽しみになって来ました。

ちなみに、DJ OSSHYという方が、フェスティバル・アンバサダーを務めるそうです。


それにしてもクリマンさん、色々と仕掛けてきますね〜。ビルボード・ジャパンも関わっているようなので、色々期待出来るかも?


詳細はこちら→ discothequefestival.com

サマソニ への期待と予想と妄想と

2019-01-24 21:31:14 | フェス、イベント
昨日のツイッターは、サマソニのリーク騒ぎで賑やかでした。つい先日、3日連続のヘッドライナー発表が終わったばかりですが、いやはや、夏フェスらしくなってきましたね!

今回のリーク、私が見た時は既に情報と画像だけが一人歩きしている状況で、結局、出元と言うか、オリジナルを確認することは出来ませんでした。その拡散されている画像は、雑誌の予告のような文面で、サマーソニック20周年特集とあり、そこにはなんと、THE 1975 、ランシド、ゼッドの出演も決定と書かれていたのです。

果たしてこれは本当でしょうか?


ヘッドライナーが発表された時、クリエイティブマン代表の清水さんが、ラジオで今年のブッキングについて色々語ってくれたそうです。その中で「数字のバンドと交渉中」「チェインスモーカーズの前は大物DJ」というのがあったそうで、もうそれ、THE 1975 と、ゼッドで決まりじゃないですか?

これは、近々ヘッドライナー以外の第1弾発表、有りそうですね。

という訳で、そのヘッドライナー以外の第1弾を、20周年の期待と願望をこめて予想、いや妄想してみたいと思います。

先のラジオで清水さんは、「今年絶対呼ばなきゃ、ていうアーティストがいくつか決まっている」という話をされたそうです。誰でしょう?個人的には、チャイルディッシュ・ガンビーノに期待。絶対に声はかけてると思う。でもヘッドライナーじゃないと無理ですかね〜。あとは SZA ですよね。このどちらか1組だけでも呼んでくれたら拍手喝采ですよ。あと旬なところでは、エラ・メイとか、クロイ&ハリーとか、H.E.R.あたりだったらかなり嬉しい!あとは、トラヴィス・スコットとか、カーディ・B とか? ロック勢だと、やっぱりグレタ・ヴァン・フリートですよね。今来日中なので「今年絶対呼ばなきゃ」っていうニュアンスとはちょっと違いますけど、でも来日公演終了のタイミングで発表とかありそう。やっぱり昨年のサマソニをキャンセルしたリベンジは、単独ではなくサマソニできっちり果たして欲しい!!

あとは、昨年から今年にかけて新譜が出た、もしくは出るアーティスト、例えばスエード、ザ・ティン・ティンズ、ブロッサムズ、クークス、ブラッド・レッド・シューズ、ウィーザー、ヴィンテージ・トラブル、などなど。この辺りのサマソニらしさを感じさせるアーティストはかなり怪しい。


そしてもう一つ、清水さんの話で気になるのが、やはり海外の大型フェスのブッキングを参考にしているという件。例えば、今年のサマソニは、昨年のコーチェラなどを参考にしたりしているそう。だったらトリにビヨンセをお願いしたかった〜。なんていう叶わない夢は置いといて、昨年のコーチェラで気になるアーティストは、まずは SZA ですよ。これはあるかもしれませんよ〜。ブラック系なら、ヴィンス・ステイプルズ、タイラー・ザ・クリエイター、ミゲル、フレンチ・モンタナ、ダニエル・シーザー、スーダン・アーカイヴス、そして大御所シック!!などなど、夢が広がりますね。ポップ/ロック系なら、ハイム、ザ・ ウォー・オン・ドラッグス、フリート・フォクシーズ、ジャングル、ベンジャミン・ブッカー辺りは観たいですね〜。でも一番観たいのは、ファースト・エイド・キット!!昨年出た新譜も最高だったので、ホントお願いします。

ファースト・エイド・キットはビーチも似合いそう。ビーチがフジロックでいうフィールド・オブ・ヘヴンのような役割になってくれるとありがたいんですけどね。とは言え、カマシ・ワシントン、ジョージ・クリントンに次ぐトリってなかなか思い浮かびません。やっぱりレジェンダリーな方を呼んで欲しいですね。シックとか、タワー・オブ・パワーとか。あと、これまでにファンクやソウルのレジェンドは結構出ているサマソニですが、ブルースはまだ無いと思うので、一歩踏み込んでバディ・ガイとか。それぞれ新譜を出して勢いに乗ってることと思われるので、いかがでしょう?



とまあ妄想を広げつつ、個人的にこれが来てくれたら嬉しいぞ!っていう10組をピックアップしてみました。本当はチャイルディッシュ・ガンビーノを筆頭に挙げたいのですが、それはフジに期待します。


SZA
Ella Mai
H.E.R.
Chloe x Halle
First Aid Kit
Foxwarren
The Kooks
Greta Van Fleet
The Vines
Nile Rodgers & CHIC
Buddy Guy



あ、11組になっちゃった。そんなこんなで、相変わらずしょうもない妄想にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。(だって絶対に当たりませんから! 特にヴァインズは無いだろうな〜)


サマソニ、次の発表楽しみですね!!



SZA - Broken Clocks (Official Music Video)

やっぱり現行シーンのミューズと言えば SZA ですよね。フジロックの方が可能性あるかな〜?なんて思いながら、呼んでくれればどっちでも良いです!!


Chloe x Halle Perform “The Kids Are Alright” on JIMMY KIMMEL LIVE!

ビヨンセも惚れ込んだという驚異の姉妹デュオ、クロイ&ハリー。今年のスーパーボウルで愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を歌うらしい。まさに「今年絶対呼ばなきゃ」な筆頭株でしょう!!


H.E.R. - Carried Away

そして「今年絶対呼ばなきゃ」な対抗株は、H.E.R.ですよ! グラミー賞の主要2部門を含む計5部門にノミネートされている超新星。「アリシア・キーズの再来」と賞されてるとか。その実力を生で観てみたい!!


First Aid Kit Perform 'Fireworks'

スウェーデンの姉妹フォーク・デュオ、ファースト・エイド・キット。2014年にフジロックに出て以来、来日してませんよね? 昨年、新譜を出しましたし、コーチェラにも出演したこのタイミングでサマソニが呼んでくれなくて誰が呼んでくれるんですか? お願いします!


Foxwarren - "To Be"

本文で一言も触れていないのに、唐突ですいません。私がインディー系で今最も気になっているバンドがこのフォックスウォーレン。カナダ、サスカチェワン出身のシンガー・ソングライター、アンディ・シャウフが率いるバンド。去年の暮れにファースト・アルバムが出たばかり。ビーチ辺りでまったり聴きたい〜。

フジロックの早割どうしよう?

2019-01-23 00:19:54 | フジロック
1月19日から始まっている、フジロック早割、e+抽選申し込み。


実は私、まだ申し込んでないんです。

いつもなら速攻で申し込むんですけどね〜。

迷ってるんです。


何を?


いや、フジロックには行きますよ。早割も買いたいですよ。でもe+の抽選で当たっても、なんちゃら使用料とか、ほにゃらら手数料とか、なんだかんだ取られて癪じゃないですか。せっかく早割で買ってるのに〜、みたいな。

それだったら岩盤に並んで買った方が良いんじゃないかと。岩盤なら手数料取られませんからね。(会員の年会費とか取られる可能性はあるのかな?)。でも岩盤に早朝から並んで、無事に整理券をゲット出来たとして、とりあえずベッカーズで朝飯食べてくか?みたいな感じで結局、無駄なお金使っちゃうんですけどね…。電車賃もかかりますし…。

ここが悩みどころ。

あ、でも最近は、チケットだけなら早朝から並ばなくても、買えるのかな?

いやしかし、何が起きるか分かりませんからね。2012年でしたっけ?レディオヘッドが出たのは。あの時は、たしか早割発売の時点で既にレディヘ出演がアナウンスされており、岩盤の早割発売にも前の晩から数百人の徹夜組が現れ、翌朝、受付開始早々に完売しちゃったんですよね。私は朝5時半ぐらいに並びに行ったんですけど、買えませんでしたから。うん、やっぱり今年も朝から並ばないと不安だな。

って言うか、ただ岩盤に並びたいだけ、っていう…。


じゃあ今年はe+はやめて岩盤にかけるか?


いや、なんだかんだで、まずe+に申し込む、というのがフジロックに向けたルーティンの最初の一手になってるので、これをやらないとしっくり来ない気もするんですよね…。



すいません、しょうもない話で。

エリック・クラプトン、通算22回目の来日決定!

2019-01-21 17:39:45 | ルーツ・ロック
昨年は英ハイドパークで開催された「British Summer Time」にヘッドライナー出演したり、ブルース調のクリスマス・アルバム「Happy Xmas」をリリースしたり、日本でもドキュメンタリー映画『エリック・クラプトン〜12章節の人生〜』が公開されるなど、話題に事欠かないエリック・クラプトンですが、年明け早々、来日決定のアナウンスです。前回の2016年以来3年振り、22回目、初来日の1974年から45周年という今回の来日。日程は以下の通り。

4月13日(土) 日本武道館
4月15日(月) 日本武道館
4月17日(水) 日本武道館
4月18日(木) 日本武道館
4月20日(土) 日本武道館 


お値段は、S席15,000円(税込)、A席14,000円(税込)だそう。

そして気になる来日メンバーはエリック・クラプトン(G/Vo)、クリス・ステイントン(Key)、ドイル・ブラムホールII(G/Vo)、ネーザン・イースト(B)、ポール・キャラック(Key/Vo)、ソニー・エモリー(Dr)、シャロン・ホワイト(Back Vo)、ケイティ・キッスーン(Back Vo)という予定とのこと。多少の入れ替わりはありますが、ほぼお馴染みのメンバー達って感じですね。ドラマーのソニー・エモリーは、1990年代以降のアース・ウィンド&ファイアでドラムスを叩く他、数々のセッションに参加する凄腕さん。今回のバンドも鉄壁ですね。

それにしてもクラプトンって、武道館が好きですよね。もう武道館でしかやらないのかな…。ちなみに今回の来日公演が無事終了すると、これまで計96回、武道館の舞台に立ったことになるそう。とすると、次回の来日があれば、記念すべき武道館100回目っていうのが実現しそう。こんなアーティスト、他に居ます?




詳細はこちら→ ウドー音楽事務所

earth garden “冬”

2019-01-20 21:29:57 | フェス、イベント
1月19日、20日の2日間、代々木公園で開催された「アースガーデン ”冬”」。

毎年恒例の、今年のフェス初めってやつですね。


私は19日の土曜日だけ、少し覗いてまいりました。

今回はステージがある広場ではなく、並木道のみの開催。

でも小さいながらステージが2つあって、両日とも多彩なアーティスト達が出演されたようです。


私のお目当ては、セネガルのグリオの家系に生まれたジャンベ・マスター、オマール・ゲンデファル率いる、「Afro Begue」。昨年のフジロックにも出演していた、今、話題のバンドですね。私も気にはなっていたものの、生でライヴを見るのは今回が初めて。


オマールのジャンベを中心にした4人編成のAfro Begue 。音が鳴り出すや否や熱いアフロビートに包まれる。ギター、ベース、ドラムスは日本人ということもあり、モダンなミクスチャー感も感じさせてくれる。

とにかくオマール・ゲンデファルの天にも登りそうなジャンベの音色が素晴らしい。そして変幻自在のリズム。いやはや聴き惚れましたね。日本語のMCも愛嬌があって良かったですし、早口言葉を含めたコール&レスポンスとか、独特の振り付けによるダンスとか、どんどん観客を巻き込んでいく。いやはや楽しかった!!

私にとっての今年初ライヴ。良いもの観ました!!






リニューアルした渋谷タワレコ

2019-01-19 19:24:35 | フェス、イベント
本日、タワーレコード渋谷店がリニューアル、ということで、ちょっぴり覗いてきました。

今回のリニューアルはライブスペース、K-POP、J-POP を拡張ということで、5階がK-POPとライブスペースのフロアになったのです。初めそう聞いたとき、K-POP だけでワンフロア、というイメージを持ったんですけど、実際に行ってみると、ライブスペースがかなり大きいです。5階はほぼライブスペースのためのフロア、そんな印象すら持ちました。私が覗いたときもどなたかがサイン会をやっていましたが、とにかくだだっ広い空間。

で、その煽りで5階から6階へ移動となった洋楽ロックは、まあ、上へ追いやられた感はありますが、これまでの雰囲気と変わらずでしたね。でも私が最も気になるのは、やっぱりブルースとカントリーですよ。ジャズと共に6階から7階へ移動し、クラシックと同じフロアになったのですが、たまたまBGMがクラシックだったせいもあってか、なんだか落ち着いてると言うか、厳かな雰囲気でした。ブルース/カントリーの棚自体は小さくなった訳ではなさそうなので、それは良かったのですが、やっぱりクラシックのフロアに間借りしている感が強く、なんだか、馴染めないですね〜。ま、いずれ慣れますかね。

あと、やっぱりブルースとソウルが同じフロアにないのは不便ですね〜。


やっぱりリニューアルする度に洋楽が上へ詰め込まれて行く印象が拭えません…。洋楽のCDが売れない時代なんですかね〜。特にルーツ・ミュージック。タワーレコードさんが、いつまでも良い音楽との出会いの場であり続けてくれることを願っています。









グリーンルーム第1弾!!

2019-01-18 20:24:15 | フェス、イベント
GREENROOM FESTIVAL ’19 の第1弾アーテイストが発表されました。こちらは毎年5月に、横浜赤レンガで開催されるサーフ系の春フェス。気になるその第1弾アーティストは以下のような感じ。

Tom Misch
Corinne Bailey Rae
クレイジーケンバンド
Chara
The BONEZ
Nulbarich
竹原ピストル
HY
ichikoro
NakamuraEmi
TENDRE
ReN



これはやってくれましたね〜。コリーヌ・ベイリー・レイですよ!!! 昨年の来日公演を見逃して心の底から後悔したので、これは行きたいですね〜。いや、行かねばならないですね。トム・ミッシュも見たいですし、邦楽勢もなかなか良い感じですし、思い切って波割で2⽇通し券買っちゃいますか?

実は私、毎年グリーンルームには心惹かれてるんですけど、まだ一度もちゃんと行ったことはないんです。様子を伺いに行ったことはあるんですけどね…。今年はついにグリーンルーム・デビューになりそうです。

詳細はこちら→ https://greenroom.jp