経営のための思考だけど,その目的って複雑な問題を解決することってなるの.もちろん,経営に関する知識をきっちり身につけないと何も考えられないし,しかも実践を体験しないと,やはり実現可能な思慮にならない,そんな気が.
だけど,経営思考には基盤があって,要は考え方の基盤で,具体的には抽象化と方法論かなーと.経営意思決定では直観の大切さも言われてもいるけど,思考の基盤がしっかりしているから直観のように感じられる,そんなことかなーと.
で,その基盤である”抽象化”,それと”方法論”だけど,発見的な推論過程,そんなことができる能力ってなるかなー.優れた経営者の方々だけど,受け身の思考をされる方って少ないように思えるの.常に自分で探って結論を見出して行動に移す,そんな積極的な思考で,要は発見的,そんな表現になるかと.
で,この発見的な思考の底には,概念化,パターンの類推,予測,データ,評価,モデル化・・・が存在していて,ココイラが”抽象化”と”方法論”ってなるの.個人的に関心があるのは,こういった能力を高度な鍛錬によって身につける,そんなこと.
グローバル経営だけど,やはり人材育成って大切でしょ.複雑な問題を発見的に解く,そんな思考が必要なんだけど,その思考の能力がより高度に・・・.要は,抽象化かつ具体的な経営技法が使える,そんな専門職の方々を鍛錬によって育てるとことが必要.しかも,リーダーとしての資質があり,より強靭になるための鍛錬も受けていることが求められるでしょ.
30歳前後でグローバルに活躍しているビジネスパーソン,確かにいらっしゃるでしょ.高校生,そして大学生の初期の頃には自ら高度な経営能力を身につけるように意識していた,そんなことなのかなーと.確かに,20歳くらいでしっかりした学生さんって,ホント,いらっしゃるのは事実.自分で何かを探る,そんな発見思考を行っているように感じられて,自分で面白いことを見出している,そんな印象があるの.
頼もしい方々が増えて欲しい,というのがホンネかなー.そして,そういう方々に高度な経営能力を身につけてもらって,グローバル化で活躍して欲しいの.
がんばりましょう.