
手を繋いで<踊る人>のモラかと思われます。
お祭りの様子を表した<踊る人>のモラは様々作られていますが、
これはとても図式化されている、3枚重ねのモラです。

私の好きなモラの1つですが、これも<踊る人>です。
中央に楽士がいて、みんな手を繋いで踊っています。
大きい人も小さい人もいて楽しげです。
素朴ですが、とても魅力のあるモラです。
絵本モラ<MOLA>の裏表紙にあったのから復刻しました。

これは私が生徒時代に作ったもので、小林先生の図案です。
現地の原型に一番近いものだと思われますが、
私は当時、この素朴さの魅力に気付かず、
勝手にバンダナやらイヤリングや、ネックレスで装飾しました。
先生には「それは違う・・」といわれたような!?
思い出深いモラです。
縁飾りも私流の仕上げになっています。
こうしてみると先生にとっては「やりにくい生徒」だったことでしょう。
生徒時代の作品を出すのもこれが初めてですが、
もう20年近くも月日が経ってしまいました。