平成二十二年七月(名古屋)場所(於・愛知県体育館)は千秋楽。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・序ノ口
13日目に優勝決定。◎は優勝者(以下同じ)。
◎7勝
荒闘司(東25、2回目。各段も20年9月以来2回目)
・序二段
唯一決まっていなかった序二段優勝、決定戦で竜王浪(西20)を破って立野が優勝。
◎7勝
立野(東51、初)
・三段目
13日目に優勝決定。
◎7勝
貴斗志(西35、初)
・幕下
優勝は13日目に決定済み。
勝てば関取も見えた富士東(西7)だが、鳰の湖(東16)に押し出されて4勝止まり。
◎7勝
十文字(東12、初。各段は7年3月の序ノ口・18年11月の十枚目以来3回目)
・十枚目(十両)
上林を叩き込み、仲の国(西下2)が勝ち越して新十枚目へ。
剣武(西下筆頭)は寶智山に敗れて負け越し。残念ながら関取はならなかった。寶智山は久しぶりの十枚目で勝ち越し。
豊桜を押し出し、若天狼9勝目。
上手の星風に、こらえる佐田の富士。だんだん佐田の富士が前に出て、渾身の力で寄り切り。佐田の富士(東下筆頭)が勝ち越して十枚目復帰。星風は負け越した。
ちゃっちゃと松谷を送り出し、佐田の海は上々の9勝目。
土佐ノ海が横に動いて徳真鵬を押し倒し。土佐ノ海勝ち越し、徳真鵬負け越し。
益荒海が目の覚める相撲で境澤を掬い投げ。色々あったが、今日が関取復帰への“初日”として、また大銀杏で戻って来る日を待っています。
春日王が栃乃洋の横に付くが、栃乃洋も粘る。春日王の引きずるような投げをこらえて、栃乃洋寄り切って9勝目。
協会ご挨拶。「千秋楽に当たり謹んでご挨拶申し上げます」から始まり、「今場所は幾人の幕内力士が謹慎している中で異例の場所」と述べ、「新進古豪の各力士が」と、理事長風に挨拶。「初日のご挨拶で、この場所を再生に向けての大相撲本場所にして行きたいと決意を述べましたが」と、なお改革の重要性を述べ、本日で理事長代行を解かれる村山理事最後のご挨拶でありました。
魁聖を変わった形で送り倒し、将司13勝2敗で終了。
蒼国来を寄り切り、旭南海10勝目。
磋牙司をあっさり押し出し、安壮富士7勝目。
◎13勝2敗
将司(西3、初。各段は15年3月の序ノ口以来2回目)
序二段決定戦のあと、各段優勝表彰式。中村審判副部長(代行)が表彰状を読み上げる。幕下以下もしっかり読み上げるが、お疲れの様子。序ノ口まで読み上げるのは、優勝者にとっては名誉であろう。
・幕内
翔天狼が玉乃島を寄り切り、5勝で終了。玉乃島は東十5で6勝止まり。
光龍が一気に玉飛鳥を寄り切り、9勝目。片男波の2人は全然粘りがない?
出てくる琴春日を掬い投げ、北勝力としては珍しい決まり手で勝ち越し。
臥牙丸を寄り切り、武州山勝ち越し。
土佐豊に何もさせず、玉鷲押し出して7勝目。
ここで時間調整。発車までしばらくお待ちください…ってわけでもないが、表彰式も優勝旗を渡すだけなんだから、別に早くなくても良い気がするが、千秋楽は進行が早いってのが決まりみたいなものだから。
豪風が嫌って2回目、猛虎浪が寄って寄り切って勝ち越し。
垣添を突き落としたはずの木村山、さらに押し出しても白星は1つ。木村山が勝ち越し。
二ケタを狙う高見盛だが、霜鳳に寄り切られて9勝止まり。まあ、9勝で留めるところが高見盛らしいわけで…。
激しい突っ張り合い、黒海の叩きは不発。黒海の突きが空振りの隙をついて、嘉風押し出し。嘉風は5勝目だが、もう少し勝っていても…。
敢闘賞受賞の阿覧と豊真将が対戦。阿覧の動きに付いて行けずに豊真将崩れる。阿覧が押し倒して11勝目。
朝赤龍を寄り切り、旭天鵬は負け越し1点に留めた。
8勝同士の対戦。時天空を寄り切って、9勝目を挙げたのは栃煌山。
当たって来る北太樹を受け止める栃ノ心。寄り切って新小結栃ノ心は6勝で終了。
飛び込んで来る瀬川をタイミング良く上手投げ、新小結白馬は4勝で終了。
じりじり下がる若の里。がぶって来る琴奨菊を肩透かしで転がして9勝目。
三役揃い踏み。勝ち越してない関脇と、技能賞の平幕の「小結に叶う」一番。出て行って勝ち越しが見えた稀勢の里だが、残る鶴竜を見ながら飛び出してしまった。鶴竜は11勝、稀勢の里は負け越してしまった。
琴欧洲を土俵際に追い込んだ日馬富士。残されると、反対方向に押して行って押し出し。日馬富士が10勝目、欧洲も10番。東の大関は輪番制なので、次は日馬富士が東に廻る。
大きな把瑠都が白鵬に善戦。それでも勝てない大関、白鵬が渾身の上手投げで15戦全勝。これだけ勝っても、まだ双葉山には遠く及ばない。白鵬の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
◎15勝
白鵬(横綱、3場所連続15回目)
☆殊勲賞
該当者なし(3場所連続43回目)
☆敢闘賞
阿覧(東2、2場所連続2回目)
豊真将(東13、21年3月以来4回目)
☆技能賞
鶴竜(東6、21年9月以来5回目)
※雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に顕彰)
阿覧(東2、2場所連続2回目)
三賞の3人は、全員11勝4敗で準優勝。
表彰式。表彰状と優勝旗のみの簡素なものだが、優勝インタビューはあった。白鵬は無念そうだが、こんなに相撲を愛してくれる男は、日本人にもいるまい。天晴である。
三賞の表彰式。三保ケ関審判副部長の声が割れているのが気になる(笑)。
新序出世力士の手打ち式。三三七拍子のあと、行司の胴上げ。これで儀式は終了。
初日までが長かった。15日間も長かった。とにかく、名古屋場所は終わった。次の場所が開かれるかどうかは分からないが、また来場所がありますように。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・序ノ口
13日目に優勝決定。◎は優勝者(以下同じ)。
◎7勝
荒闘司(東25、2回目。各段も20年9月以来2回目)
・序二段
唯一決まっていなかった序二段優勝、決定戦で竜王浪(西20)を破って立野が優勝。
◎7勝
立野(東51、初)
・三段目
13日目に優勝決定。
◎7勝
貴斗志(西35、初)
・幕下
優勝は13日目に決定済み。
勝てば関取も見えた富士東(西7)だが、鳰の湖(東16)に押し出されて4勝止まり。
◎7勝
十文字(東12、初。各段は7年3月の序ノ口・18年11月の十枚目以来3回目)
・十枚目(十両)
上林を叩き込み、仲の国(西下2)が勝ち越して新十枚目へ。
剣武(西下筆頭)は寶智山に敗れて負け越し。残念ながら関取はならなかった。寶智山は久しぶりの十枚目で勝ち越し。
豊桜を押し出し、若天狼9勝目。
上手の星風に、こらえる佐田の富士。だんだん佐田の富士が前に出て、渾身の力で寄り切り。佐田の富士(東下筆頭)が勝ち越して十枚目復帰。星風は負け越した。
ちゃっちゃと松谷を送り出し、佐田の海は上々の9勝目。
土佐ノ海が横に動いて徳真鵬を押し倒し。土佐ノ海勝ち越し、徳真鵬負け越し。
益荒海が目の覚める相撲で境澤を掬い投げ。色々あったが、今日が関取復帰への“初日”として、また大銀杏で戻って来る日を待っています。
春日王が栃乃洋の横に付くが、栃乃洋も粘る。春日王の引きずるような投げをこらえて、栃乃洋寄り切って9勝目。
協会ご挨拶。「千秋楽に当たり謹んでご挨拶申し上げます」から始まり、「今場所は幾人の幕内力士が謹慎している中で異例の場所」と述べ、「新進古豪の各力士が」と、理事長風に挨拶。「初日のご挨拶で、この場所を再生に向けての大相撲本場所にして行きたいと決意を述べましたが」と、なお改革の重要性を述べ、本日で理事長代行を解かれる村山理事最後のご挨拶でありました。
魁聖を変わった形で送り倒し、将司13勝2敗で終了。
蒼国来を寄り切り、旭南海10勝目。
磋牙司をあっさり押し出し、安壮富士7勝目。
◎13勝2敗
将司(西3、初。各段は15年3月の序ノ口以来2回目)
序二段決定戦のあと、各段優勝表彰式。中村審判副部長(代行)が表彰状を読み上げる。幕下以下もしっかり読み上げるが、お疲れの様子。序ノ口まで読み上げるのは、優勝者にとっては名誉であろう。
・幕内
翔天狼が玉乃島を寄り切り、5勝で終了。玉乃島は東十5で6勝止まり。
光龍が一気に玉飛鳥を寄り切り、9勝目。片男波の2人は全然粘りがない?
出てくる琴春日を掬い投げ、北勝力としては珍しい決まり手で勝ち越し。
臥牙丸を寄り切り、武州山勝ち越し。
土佐豊に何もさせず、玉鷲押し出して7勝目。
ここで時間調整。発車までしばらくお待ちください…ってわけでもないが、表彰式も優勝旗を渡すだけなんだから、別に早くなくても良い気がするが、千秋楽は進行が早いってのが決まりみたいなものだから。
豪風が嫌って2回目、猛虎浪が寄って寄り切って勝ち越し。
垣添を突き落としたはずの木村山、さらに押し出しても白星は1つ。木村山が勝ち越し。
二ケタを狙う高見盛だが、霜鳳に寄り切られて9勝止まり。まあ、9勝で留めるところが高見盛らしいわけで…。
激しい突っ張り合い、黒海の叩きは不発。黒海の突きが空振りの隙をついて、嘉風押し出し。嘉風は5勝目だが、もう少し勝っていても…。
敢闘賞受賞の阿覧と豊真将が対戦。阿覧の動きに付いて行けずに豊真将崩れる。阿覧が押し倒して11勝目。
朝赤龍を寄り切り、旭天鵬は負け越し1点に留めた。
8勝同士の対戦。時天空を寄り切って、9勝目を挙げたのは栃煌山。
当たって来る北太樹を受け止める栃ノ心。寄り切って新小結栃ノ心は6勝で終了。
飛び込んで来る瀬川をタイミング良く上手投げ、新小結白馬は4勝で終了。
じりじり下がる若の里。がぶって来る琴奨菊を肩透かしで転がして9勝目。
三役揃い踏み。勝ち越してない関脇と、技能賞の平幕の「小結に叶う」一番。出て行って勝ち越しが見えた稀勢の里だが、残る鶴竜を見ながら飛び出してしまった。鶴竜は11勝、稀勢の里は負け越してしまった。
琴欧洲を土俵際に追い込んだ日馬富士。残されると、反対方向に押して行って押し出し。日馬富士が10勝目、欧洲も10番。東の大関は輪番制なので、次は日馬富士が東に廻る。
大きな把瑠都が白鵬に善戦。それでも勝てない大関、白鵬が渾身の上手投げで15戦全勝。これだけ勝っても、まだ双葉山には遠く及ばない。白鵬の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
◎15勝
白鵬(横綱、3場所連続15回目)
☆殊勲賞
該当者なし(3場所連続43回目)
☆敢闘賞
阿覧(東2、2場所連続2回目)
豊真将(東13、21年3月以来4回目)
☆技能賞
鶴竜(東6、21年9月以来5回目)
※雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に顕彰)
阿覧(東2、2場所連続2回目)
三賞の3人は、全員11勝4敗で準優勝。
表彰式。表彰状と優勝旗のみの簡素なものだが、優勝インタビューはあった。白鵬は無念そうだが、こんなに相撲を愛してくれる男は、日本人にもいるまい。天晴である。
三賞の表彰式。三保ケ関審判副部長の声が割れているのが気になる(笑)。
新序出世力士の手打ち式。三三七拍子のあと、行司の胴上げ。これで儀式は終了。
初日までが長かった。15日間も長かった。とにかく、名古屋場所は終わった。次の場所が開かれるかどうかは分からないが、また来場所がありますように。
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