よみうりテレビの公式ページ
小学館の公式ページ
東京ムービーの『コナン』ページ
・「誰にもとけない氷の罠」
放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
コナン、元太、光彦、歩美、哀は阿笠博士と共に準備中の湯貸村アイスフェスティバルの会場にやってくる。昨年、阿笠の友人で、このお祭りの生みの親でもある前村長がスリップ事故を起こして他界。跡を継いで実行委員長の務める娘の板倉美加(いたくらみか)に招待されたのだ。夕方、コナンたちは氷でできたアイスホテルを見学。この後、美加は氷彫刻家の塩田哲也(しおたてつや)が作業をするメイン広場にコナンたちを案内する。
前村長の世話になった塩田はお祭りを盛り上げたいと言って参加。アイスホテルを発案したのも塩田だった。そこに現在の村長、山口太郎(やまぐちたろう)と秘書の小木和幸(おぎかずゆき)がやってくる。山口はこの場所にレジャー施設を建設しようと計画。この祭りに否定的な山口は村人たちが作った氷の白鳥の首を折り、美加は山口に怒りを露わに。すると、山口は赤字続きの村の財政をひっ迫させたのは前村長の責任だと言い放つ。
その時、氷でできたメインゲートが倒壊し、美加は山口と小木の仕業と疑う。前村長は視界の悪い吹雪の日に山口に呼び出されて事故を起こし、美加は山口の事を恨んでいた。塩田と美加は徹夜して翌朝までにメインゲートを修復する事に。コナンたちは宿泊する氷でできたファミリードームへ移動。この部屋は寝袋に入り、氷の棺の中で眠る仕組みになっていた。その頃、VIPドームの前では山口が小木に激怒。明日はレジャー施設の建設に絡む大手リゾート会社の人が視察に来る大事な日。このリゾート会社に見せる資料に不備が見つかり、山口は明日までに修正しなければクビだと小木を怒鳴り散らす。
翌日の午前7時、小木はVIPドームにいる山口を起こしに行って山口の遺体を発見する。コナンは寝袋の首のあたりの生地が溶けている事、そして前頭部の索条痕に気付く。この後、原口明(はらぐちあきら)警部が捜査を開始。死亡推定時刻は午前5時、美加と塩田は村人たちとメインゲートを修復し、小木は事務所で作業をしていたという。光彦は6時過ぎに山口の魂を見たと証言。VIPルームの中で炎が動いていたという。それを聞いたコナンはドームの壁にある動かぬ証拠を見つけ、犯人の巧妙なトリックを見破る…。
1話完結で地方もの。事件自体は良くあるパターンであるが、今時リゾート誘致で財政健全化をってのは無理がある。田舎の村なので、その内容も古めかしくしたのだろうか。
氷の彫刻自体はきれいなものだが、それだけで観光客を呼ぶのは難しい。しかし、こういう人間を村長に選んでしまうのも、その村の問題と言える。さて、今後この村はどうなって行くのだろう…。
次回2月23日は、第688話「高木刑事3千万拾う」が放送予定。上記サイトで放送前のあらすじは下記のとおり。
早朝、高木刑事はジョギング中の秀子を追い抜いた時にボストンバッグを拾う。中には3千万円が入っていた。間もなく、平沼という落とし主が現れる。3千万円は最近他界した奥さんの生命保険金だった。だが、コナンは平沼のウソに気付いて現場を調べ、平沼がわざとバッグを落とし、高木ではなく、秀子に拾わせようとした事を見破る。この後、平沼と秀子の意外な接点が判明する。2人は15年前に起きたある事件に関係していた…。
次回も一話完結オリジナル。タイトルが…。