ヒストリー・チャンネルで放送されている「時代はロックとともに HISTORY ROCKS」(全5回)をまとめて観る。で、ですね、これ原題がHISTORY ROCKSで、HISTORY OF ROCKSではないわけです。ロックンロールの歴史映像モノなんて飽きるほど観ているけれども、一応チェックしとこうと思ったら、文字通りロックをBGMにニュース映像で綴るアメリカ現代史。こういうのも嫌いじゃないですけど、タイトルに騙された感ありありです。
<60年代、70年代そして80年代、さまざまな出来事が起こった激動の時代には、常にロックが流れていた。これらの時代を、当時のロックの名曲とともに振り返る新シリーズ「時代はロックとともに」。>(ヒストリー・チャンネル 番組案内)
まあこれを読めば一目瞭然なんですが。
こういう内容ならばロックンロールを起点にして50年代からやればいいものの、なぜ60年代を起点にしたのか、アメリカのカウンター(サブ)カルチャー史にしたかったのか。この辺の意図はよくわからない。そもそもピッピーの皆さんやヘイト・アシュベリーやらサマー・オブ・ラブが登場する60年代ならばともかく、70年代以降はリアルとロックの接点がなさすぎるよ。まあ昔々CBSドキュメントで観た事があるような気もするのだけれども、ただ、GⅠジョーのコマソンが聴けたり、60年代アメリカの玩具史やなどというあまり観る機会のないものも観られたのでよしとする(60年代というのは玩具革命時代でもありました)。
そしてあまり観る機会のないものと言ったら、何と70年代編以降の番組のホストがミート“BAT OUT OF HELL”ローフだったりするのだ!
この人は、ヒップホップ以前、70年代にデブでもその気になればロックスターになれるということを実証した偉人なのだ。出世作「地獄のロックライダー BAT OUT OF HEL」は、ジム・スタインマンの楽曲の良さはもちろん、プロデューサーのトッド・ラングレンが自ら全編ギターを弾きまくり(マイ・スタジオ建設費稼ぎまくり)、そしてミートローフは巨体を揺らして吼えまくり、その気になっておねーちゃんにシルキー&ウィスパーヴォイスを聴かせるというロックオペラの名作。この番組に登場するミートローフは髪も短く刈り、リアルなおっさんになってしまったけれども、巨体に似合わない甘い声と自意識過剰なアメリカンな語り口調は相変わらずです。ちなみにこの人、去年「地獄のロック・ライダー3~最後の聖戦!」をリリースしてます。こちらも相変わらず。
んでも、これならNHKのMUSIC BOXの方が面白いかも…。
<60年代、70年代そして80年代、さまざまな出来事が起こった激動の時代には、常にロックが流れていた。これらの時代を、当時のロックの名曲とともに振り返る新シリーズ「時代はロックとともに」。>(ヒストリー・チャンネル 番組案内)
まあこれを読めば一目瞭然なんですが。
こういう内容ならばロックンロールを起点にして50年代からやればいいものの、なぜ60年代を起点にしたのか、アメリカのカウンター(サブ)カルチャー史にしたかったのか。この辺の意図はよくわからない。そもそもピッピーの皆さんやヘイト・アシュベリーやらサマー・オブ・ラブが登場する60年代ならばともかく、70年代以降はリアルとロックの接点がなさすぎるよ。まあ昔々CBSドキュメントで観た事があるような気もするのだけれども、ただ、GⅠジョーのコマソンが聴けたり、60年代アメリカの玩具史やなどというあまり観る機会のないものも観られたのでよしとする(60年代というのは玩具革命時代でもありました)。
そしてあまり観る機会のないものと言ったら、何と70年代編以降の番組のホストがミート“BAT OUT OF HELL”ローフだったりするのだ!
この人は、ヒップホップ以前、70年代にデブでもその気になればロックスターになれるということを実証した偉人なのだ。出世作「地獄のロックライダー BAT OUT OF HEL」は、ジム・スタインマンの楽曲の良さはもちろん、プロデューサーのトッド・ラングレンが自ら全編ギターを弾きまくり(マイ・スタジオ建設費稼ぎまくり)、そしてミートローフは巨体を揺らして吼えまくり、その気になっておねーちゃんにシルキー&ウィスパーヴォイスを聴かせるというロックオペラの名作。この番組に登場するミートローフは髪も短く刈り、リアルなおっさんになってしまったけれども、巨体に似合わない甘い声と自意識過剰なアメリカンな語り口調は相変わらずです。ちなみにこの人、去年「地獄のロック・ライダー3~最後の聖戦!」をリリースしてます。こちらも相変わらず。
んでも、これならNHKのMUSIC BOXの方が面白いかも…。