徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

準備

2004-12-30 18:04:01 | 素日記
年末と言えば……立川競輪場で競輪グランプリ2004。表彰式後にはとっぷり日も暮れて、花火の爆音を聴くと(しかも車券が外れたりしていると)、年末の焦燥感を骨の髄まで味わえる12月30日恒例の年末イベント。

レースの中心のはずだった村上義弘(京都)不可解な動き(いやホントは不可解でもないが)で小野俊之(大分)優勝。一発勝負、つまりこの1レースで優勝賞金一億円。この金額、夢があるか、それとも引くか。しかも知っている人は知っているだろうが、賞金はレース後にキャッシュで手渡される。豪気な話だなー。
今年は立川に行かずインターネット投票し、アメ横で年越し用に買出し。「八海山」「鯨酔」、寒ブリ、ハマチ等。とりあえずボックスで9-8は押さえておいたので、酒と肴代程度は浮いた。

(追記)今年はGPキャラクターに起用されたマリックさんに金を使ってしまったのか、「第九」も「花火」もなかった模様。これを季節の風物詩にしている人も多いと思うんだけどなァ……。

無事越年…

2004-12-30 08:10:51 | LB中洲通信2004~2010
中洲通信3月号でシナリオライターの市川森一さんのインタビューが決まった。これでほぼ構成はできた。フィクションの世界で描く、日本人の「勝ちっぷり、負けっぷり」の美学。

やっぱり『傷だらけの天使』かなァ。ショーケンはまた凄まじい負けっぷりを演じているが(リアルで)。

#7 樹理ちゃん

2004-12-30 08:06:11 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「暴力をふるった加害者には早期に謹慎を解き、こちらは口封じ、個人的には、すごくひどい話と思います」雪田樹理弁護士

傷害事件で活動自粛中の吉本興業のタレント、島田紳助(48)が来年1月から活動を再開することを受け、被害を受けた同社女性社員(40)の代理人、雪田樹理弁護士が28日、大阪市内で取材に応じ、あらためて示談を否定した。雪田弁護士は「吉本興業が、被害者に対して『見解を述べるな』と業務命令を出しているので、(女性社員の)コメントは出せません」と説明。「暴力をふるった加害者には早期に謹慎を解き、こちらは口封じ、個人的には、すごくひどい話と思います」と話した。(中略)◆吉本興業制作広報センター「(女性社員に業務命令を出したことを認めた上で)見解を述べるなということではなく、社員である以上、広報の窓口を通さない取材を禁止すると伝えた」
サンスポ

「こわくって近寄れないなあ」という暖かい“本音”発言をしてくれる一部の男性も含めて、新事務所の開設にあたっては、皆様方からの多くのご支援と激励の言葉をいただきました。(中略)とりわけ、男性からの虐待や暴力を受けた女性にとって、男性はもはや共に生きる仲間ではなく、恐怖の存在でしかなくなってしまった、という悲しい現実も目にしてきました。
http://www.josei-law.com/news3.html#yukita(Not Found)

なぜ怖くて近寄れないか。雪田さんは「暖かい本音」などと書いているが、それは本当に「暖かい」のか。固まった対立の公式で繰り返される彼女の攻撃性は「反人権派」や「性差別」を助長しかねない。ファナティックなフェミさんこそ<共に生きる仲間ではなく、恐怖の存在でしかなくなってしまった、という悲しい現実>ではないのか。オレも怖くて近寄りづらいもんなァ。冷え冷えとした本音ですな。
しかし、アンチ人権派が跋扈するのも安易だと思うが、彼女の、思考の形跡が見られないコメントは何なんだろう。結局人間を見る目がないのか。

ま、代理人経由じゃ感情のこじれはおそらく直らない。紳助も贖罪のリアリティないだろうし、だからこそ被害者女性も紳助の謝罪にリアリティはないだろう。そして無駄に雪田弁護士への個人攻撃が始まる。取ってつけたような心の病以前に、大人なんだから直接会話しなきゃ始まらないだろうな。
てか加害者も被害者も弁護士もみんな40越えてんじゃん……。

何か政治的背景があるなら……シラネ。

♯6 安西美穂子

2004-12-28 21:41:00 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「まだレースができるほど体調が回復していない。能力検査については高知県競馬組合と話し合いたい」安西美穂子(競馬エッセイスト)

高知競馬(高知市長浜)でデビュー以来113連敗し、栃木県の牧場で休養中の人気牝馬ハルウララが28日、再出走に能力検査が必要となる「休養150日」の期限を迎えたが、出走申し込みはなった。ハルウララの気質や現在の体力などから、検査に合格するのは困難との見方もあり、関係者はこのままでは武豊騎手で来年3月に予定している引退レースも危うくなる」と心配している。(中略)馬主で競馬エッセイストの安西美穂子さんは「まだレースができるほど体調が回復していない。能力検査については高知県競馬組合と話し合いたい」としているが、同組合は「ウララだけ特別扱いはできない。ファンのためにも引退レースは実現させたいが…」と困惑している。サンスポ

結局今年は有馬記念も買わなかった。馬券を買うモチベーション下がってるなあ。
しかし競馬周辺で蠢く怪しい人々は相変らずだ。オグリキャップ登場以降の競馬ブームで台頭した女性ターフライター(死語?)の代表格、安西美穂子女史のこの逞しさはどうだろう。競走馬を擬人化して、自分の都合の良い物語を妄想する彼女の、今の獲物がハルウララだ。そもそも休ませないことで調整して大連敗記録を積み重ねてきたハルウララは、レースに使えないほど疲弊していたのか。それは俗に言う「(馬体が)ゆるんでしまった」だけではないのか。合格する可能性が低いという能力検定を、今更「高知競馬と話し合いたい」とは何なのか(彼女は宗石調教師と高知競馬からハルウララを“強奪”し、無理やり休養させた)。

世の中ってもしかしたら甘いのかも。

「電車男」が書籍化から映画化、漫画化と一気に盛り上がる中、今更ハルウララもないよなあ。ハルウララも消費されたし、電車男もいずれ消費される。安西女史がハルウララをどう決着させるか、まだ注目である。

応援団

2004-12-28 21:15:02 | LB中洲通信2004~2010
吉沢康一さんに原稿依頼。「勝ちっぷり、負けっぷり」がテーマならば今年の浦和レッズは外せないところだ。てか、レッズネタばっかりだなー。まあ面白いんだから仕方ない。
アナウンサーの杉本清さんのインタビューも決定。とりあえずこれで安心して年が越せます。

夕方、池袋で知野二郎さんと打ち合わせ。

今日は『嗚呼!花の応援団』コンプリートベスト(異邦人)購入。
いずれ「応援団」企画もやりたいもんだ(またレッズか……)。

打ち上げ

2004-12-28 10:01:35 | LB中洲通信2004~2010
昨日は駆け込みで3月号のアポ取り。競馬実況で有名なアナウンサーのS氏、最近はコメンテーターとして活躍しているシナリオライターのⅠ氏、そして親子鷹で有名な元レスラーA氏。年内に決められればいいが……今回のテーマは「勝ちっぷり、負けっぷり」。
夕方事務所へ行き、机と書棚の整理。神楽坂のきらくで袴田さんと今年の打ち上げ。朝帰る。気持ち悪い。プギャー

PPV

2004-12-25 07:05:37 | 素日記
「ハッスル・ハウス クリスマススペシャル」は結局PPVで観た。PPVを始めたらキリがないと思い、今まで頑なに電話線を接続しなかったのだけれども、とうとうハッスル・ハウスで解禁。昨日はキレまくる川田に助けられていた感も無きにしも非ずなキャプテンハッスル。高田モンスター軍を含め、周囲のキャラ立ちが良過ぎるだけに、この先どう展開していくんでしょうか。次は2月8、9日に後楽園ホール、11日は名古屋大会。

クリスマスなんで関係ないす。
そういえば『カンフーハッスル』って元旦公開なのね。スゴイ。

今年の回顧・妬みの声があるのでしょう

2004-12-25 06:41:59 | 素日記
兵庫県西宮市の西宮神社は、1月10日に行う恒例の「福男選び」でのトラブルを防止するため、事前の「場所取り」をやめるよう、立て看板で呼びかけることを決めた。福男争いが過熱し、今年1月には、1位でゴールした男性の同僚が他の参加者を妨害したと批判され、「一番福」を返上する騒ぎになったのを受けての措置。神社側は「来年から先着2000人に参拝証もお渡しする。最低限のマナーは守って」と訴えている。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041221i102.htm

「妬みの声があるのでしょう」で、今年最初の話題をさらった福男の季節がやってくる。
今年のこの頃は、バカニュースを探して地図にして、さらにコラムを書く連載をしていたので、いっつもネタを探していたのだ。福男インチキ疑惑の時には、「福男選び」に人生を賭けたような人がコース、特徴など解説つきのHPを運営していたので、いいネタになった。

よく考えたら今年の流行語だわ、これ。「妬みの声があるのでしょう」。
ヤリ玉に挙がったTさんは今頃まじめに仕事しているんだろうか。

今年の回顧・後藤さん

2004-12-25 06:06:23 | Sports/Football
サポティスタのタレコミ掲示板に後藤健生さんのコラムのURLが貼られると、嫌な感じを思い出す。

今年後半、酷いなァと思っていたのが、ネット上でのレッズサポーター(&シンパ)の後藤健生さん叩きである。
元はと言えば後藤さんが「レッズには5人の“外国人”プレーヤーがいる」とコラムに書いたことで、“外国人”という言葉に反発し、その“反響”に対して後藤さんが「“言葉狩り”のようなことをするとは思わなかった」(このへん記憶が曖昧だが)というようなことを書いたら、さらに反発。そして最近も「コイツの発言は要チェック」などと某音楽レーベルHPの(レッズファンらしい人の)ブログに、鬼の首を取ったように書かれる始末である。たぶんこの人は後藤さんの本など読んだことはないと思う。いや存在自体を知らないのだろう。

知り合いにも後藤さん嫌いはいるが、驚いたのは、あの後藤さんでも叩かれる、ということである。何だか変な人種が湧き出てきたと思った。まあこれが人気クラブの宿命だろうが。
で、スカパーのプロフィールから。

<1952年東京生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程(政治学)修了。国際サッカー歴史記録学会アジア地区代表委員。日本サッカーライターズ協議会理事。元・日本サッカー狂会常任幹事。64年、東京オリンピックではじめてサッカーを観戦。74年以降のW杯はすべて現地で観戦・取材。著書に『ヨーロッパ・サッカーの源流へ』『トゥルシエとその時代』(以上、双葉社)『サッカーの世紀』『世界サッカー紀行』『激闘ワールドカップ'98』(以上、文藝春秋)、『ワールドカップ』(中央公論社)などがある。>

知り合いの後藤さん嫌いというのは、一応後藤さんの仕事を知った上での意見で「研究書でも書いてろ」みたいな批判なので、オレとはおそらくサッカー観で折り合うことはないが、「ま、サッカーの見方が違うんだな」で済む(が、それは偏見だと思うがね)。しかし後藤さんの存在すら知らずに、自分たちにとって不快な言葉(単なるフレーズに過ぎない)を見つけただけで過剰反応するのはどうか。「だからレッズサポーターは盛り上がる」という友人もいるけど。

こういうこと書くと「後藤信者」とか書かれるんだな。
ま、確かに橋本治と後藤健生は率直に言って、尊敬している。悪いか。

浅草

2004-12-24 11:42:02 | 素日記
浅草・浅草寺。大晦日、元旦にもなればむちゃ混み必至なので昨日行ってきた。祝日だが込み具合もいい感じでちょっと年末ムードになってきた。香煙を頭と胃のあたりにかけまくり、お参り。木馬亭が開いていたら覗こうかと思ったが、閉まっていたので花やしきへ。相変らず。ひとつの遊具に5回も6回も乗っていた子供(終わった途端にまた走って列に並ぶんだな、これが)。……。

中川屋のスペシャルカレーうどんを食って帰る(これがなかなか)

♯5 若生正広・東北高野球部顧問

2004-12-22 13:41:40 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「ダルビッシュは素直な子なんだけど、世間の誤解を受けやすいから」若生正広(東北高野球部顧問)

日本ハムのドラフト1巡目、ダルビッシュ有投手(18)=東北高=が入団会見から一夜明けた21日、大阪の実家に戻り冬休みに入った。だが、年末年始も怪腕が世間の注目を浴びるのは必至。帰省前に再会した恩師の若生正広・東北高野球部顧問(前監督)は心配でならず(中略)スター専用の“冬休みの過ごし方”を指導した。若生顧問は「無事に卒業するまではオレの責任だから」と、この日、厳しい生活指導を行ったことを明かした。デイリースポーツ

その“冬休みの過ごし方”=5禁とは……

(1)タバコは自販機にすら近づくな
(2)酒の自販機も同じ
(3)下宿に女の子を近づけるな
(4)毎晩、顧問に電話してその日あったことを報告
(5)約束を破ったら顧問の家に下宿する

こういうこと言うから、また誤解される(すでにスター選手というよりネタ選手になりつつあるが)。てか明らかに過保護だろ。これではちょっとしたスター子役とステージパパである。弱みでも握られているのか。

兵働君

2004-12-22 06:45:47 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
2月号もようやく終わり、昨夜は袴田さんと今年の打ち上げ第一弾。
で、今日は江戸川区陸上競技場・全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)決勝トーナメント1回戦で来季清水入りが決定している兵働君チェック。

精度はともかくミドルは撃つし、サイドへ長めのいいロングパスも何回か決めていた。ちょっと太田とのコンビをイメージできた。で、結果は筑波大学2-0広島修道大学。前半は際どい場面が何回かあり、マジで負けるかもと思ったが、ああ良かった。次は23日(祝・木)、西が丘で福岡大。そういや桃山学院大の監督って副島さんなのね。

昨日郵送されて来た『GOAL』にも彼のインタビューが乗っていて顔をよーく見たら、競輪選手の山口幸二に似てた。実力(勝負強い)も性格(バカ、ができる男)もヤマコーみたいだといいんだが。大会プログラムの選手紹介にはこうある(おそらく学生が書いたと思われる)。
「このチームに欠かせない男……って言うじゃなーい」。
……なんだギター侍か。

#3その後

2004-12-19 03:57:13 | 暴言・失言・珍言備忘録
17日付の中国紙、新京報は、中国系の米国人で1957年にノーベル物理学賞を受賞した楊振寧博士(82)が54歳年下の広東省の外語外貿大学で翻訳学科を専攻する大学院生、翁帆さん(28)と来年1月に結婚すると伝えた。
楊博士が95年に広東省スワトーで開かれた国際会議に出席した際、当時スワトー大の1年生だった翁さんと出会ったのがきっかけ。その後、連絡を取り合い、今年11月に婚約した。博士は「天からの最後の贈り物」「青春時代の喜びが帰ってきた」と喜んでいるという。博士の前妻は昨年10月に病死。今年9月から北京の清華大で基礎物理の授業を担当している。(共同)

まあこういうこともあるってことですね。何の取り柄もないと70歳九州男みたいにストーカー扱いされちゃうわけだ。楊博士の「青春時代の喜び」というのも、何歳になっても枯れることができない人間の業を感じさせて生々しいんだが。ま、枯れていい味出していたクラプトンも実生活は枯れてないですが。男って得だよなー。老婆だとなかなかこうはいかないもの。
ところで結婚相手の彼女にとっては、事実上の老人介護だと思うのだが、大学院生にもなって、奉仕だけの結婚生活を選択した理由を訊いてみたい。

……やっぱりやめとく。

半歩前進

2004-12-17 20:30:26 | 素日記
年末進行の上に締め切りウィークだと言うのに、一週間で2台、PCを乗り換えた。
今までは富士通で98だった。これは譲り受けたものだが、前オーナーは騙されて契約したんじゃないかというほどお粗末なスペックだった(あの人、お人好しだったからな~ハメられたと確信しているが)。まあネットができて、原稿が書ければ、作業上はそれほど問題はないだろと1年間ほど使用していた。しかしネットはもちろん、画像処理にはとても向かない代物で、容量の少なさ、メモリの少なさ、処理速度の遅さはひどいもんだった。このままでは作業に支障が出る、と思い、3日前、中古PCを買ってXPにした(使い方がハードなので中古で十分)。そしたらたった2日間の作業で、いきなりマシントラブルでHDがぶっ壊れてしまった。あんまりデータを入れてなかったのは幸いだったが、顔見知りのショップで交換してもらった。今度はVALUESTARでmeである。
meか…2度交換して半歩先進…それにしてもヴァリュースターってへんな名前…。

自分で支障引き起こしちゃったよ…。

CS第2戦

2004-12-13 06:58:42 | Sports/Football
今更だが、CS第2戦のことも書いておこう。
中澤はまたひとつ格が上がった。今、一番観る価値のあるDFだと思う(ドイツ戦は知らん)。鈴木啓太がまたもや“負け惜しみ”してしまったのは残念(ひりひりするような緊張感あるゲーム展開の中、終始地味な仕事させられたからか)。岡ちゃんは名実ともに名監督になった。

結局勝つべくしてマリノスが勝った印象。こんなところか。