レヴィークルピ監督(セレッソ大阪)「新しいキンチョウスタジアムは、ここの清水のホームスタジアムと同様に観客席が非常に近くなっている。今日の清水あるいは浦和のような、サポーターがグラウンドに送り込む力、支えていく力というものを、セレッソのサポーターの皆さんにも、ぜひ協力をお願いしたい。そしてキンチョウスタジアムを、燃えたぎるようなエネルギッシュなサッカーを見せられるホームスタジアムにしたいと思っている。そのエネルギーが勝利へのこだわりにつながっていく。そういう伝統を持ったチームにしていきたいと思っている」(
J'sGOAL 7月27日付)
スカパー!で
セレッソ戦。今季のアウスタ欠席は3月のナビスコ予選の湘南戦以来か。平日、しかも前節から中2日の火曜日という変則開催で、無理して行ってもよかったんだけど、7日の鹿島戦もあるので今回は泣く泣くパス。
ここのところ続いているゲームの入り方のマズさは変わらず、序盤はセレッソの押し込まれる時間が長かった。勝てないということで慎重になっているのかもしれないし、夏の環境にまだ慣れ切っていないのかもしれない(しかもハードスケジュールだし)。その嫌な流れを変えたのが淳吾と兵働のコンビネーションからの美しいゴールだった。
ふたりのゴールに加えて、オカのゴールという、3つのゴールはいかにも清水らしい素晴らしい動き出しと連携から生まれた。確かに細々としたミスタッチはあるものの、動きと連携は名古屋戦からより前進した印象を受けた。
まだどのブログでも叩きまくるだろうけれども、イングランドから派遣されたレフリーのカード連発があまりにも酷くて、このゲームで伸二も累積リーチになってしまった。これから8月の勝負の月に伸二がいなくなったら?という不安感はあったけれども、淳吾と兵働の好調が続けば(2006年のように!)何とか乗り切れるのではないかとさえ思える。
失点は、まあ、仕方がない。コンパクトなのはオッケーなのだがまだ下がりすぎるきらいがあるのが課題かな。
次は日曜日に平塚で湘南戦。日帰りできるから今度は参戦する予定。
健太「今はまだ半分も来ていない段階なので、今は自分たちがどうやって勝点を伸ばしていくのかというところの方が、私は大事だと思う。(中略)昨年、首位に立って5連敗したときは、非常に硬直化してなかなか自分たちのサッカーができなかった。で、負けることによってまたネガティブになって、守りに入ってという悪循環になってしまった。そういう意味ではこの勝てない時期に、選手たちも非常にポジティブにアグレッシブに戦っていること、そういう中で結果が出たということは非常に大きかったと思う」(
J'sGOAL 7月27日付)
(追記)
白瀬さんのツイートによると淳吾は個人的な事情で今日のゲームに並々ならぬ思いを込めていたらしい。
確かにそれはテレビからも伝わってきた。
やはり清水には欠かせない男である。