徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

3連敗

2004-10-31 19:44:29 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
とうとう3連敗してしまった。昨夜は酒飲んでとっとと寝てしまった。
インタビューを読む限り前節よりは切迫感があったとは言え、負けちゃ意味がない。悲壮感すら漂いつつ、いよいよ今週は埼スタに乗り込む。
今日は市原×G大阪戦。気持ちの入ったいいゲームだったが、これまた引き分けちゃ意味がない。

昨日、某サポグループに頼んでいたマフラーとTシャツが届いた。

最終戦争

2004-10-30 12:16:46 | ネタ
「もし被害者が職場(吉本興業)に居づらくなるようなことがあれば、それに対する行動を考える」(雪田弁護士)と明言。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000008-sph-ent

もし、というより、どう考えても居づらくなる。相手が紳助じゃなくても会社ってそういう所だから。というかこれを機会に自分から吉本を辞めてみたらどうだろう、強そうだし。ひと回りデカイ人間になれるんでないかい。
しかしそれはそれで吉本の思う壺か。この騒動に会社対個人の構図で考えているような人も少なくないみたいだけれども、これ、それ以前のパーソナリティの問題だよねえ。紳助と女性の会社(社会)観の違いだし。

しかしこれ、暴力の内容が問われているんですかね。経緯の問題だと思うんだが。紳助本人が認めているように暴力自体は「100%悪い」でしかないのだから(相手が女性だからとか「暴力」そのものを頭から否定するのはナンセンスだと思うが)、結果について固執するだけで、経緯の問題に言及できない弁護士ってのは何なんだろう。

人類の最終戦争はやっぱり男と女の戦争だったりしちゃったりなんかして~。

what's so funny 'bout…

2004-10-30 09:41:58 | Music
プレゼンの帰り、急にニック・ロウが聴きたくなったので御茶ノ水で買っていなかった「anthology」購入。brinsley schwarzオリジナルの「 (what's so funny 'bout)peace,love and understanding」を聴いたのは実はこれが初めてだったりする。エルヴィス・コステロの日本ツアーのついでに、一回だけ演った太田区民会館でのライブも、もう15年前の今頃か。あれは体験したことを自慢できる数少ないライブのひとつ。

9・11の頃は表紙にwhat's goin onを謳った雑誌があったが、今や気分は(what's so funny 'bout)peace,love and understandingだ。
ニックのように生きたいと思うナリ。

岡村ちゃん/岡村靖幸「純愛カウンセリング」

2004-10-30 08:32:47 | Books
昨日は企画のプレゼンで久しぶりにぴあへ行く。さてどうなるか…。

応対してくれたHさんが担当した岡村靖幸の『純愛カウンセリング』を頂く。岡村ちゃんと言えば、全盛期のあの頃は、オレにとっては橋本治のような存在だった。この本、制作にじっくり1年ほどかけて刊行されたという対談集。テーマは純愛。岡村ちゃんと純愛といえばセックスとワンセットなわけだが、結構凄まじいこと語ったりしてます。対談相手のひとり、田原総一郎も夫人の看病中なのにセックス語りまくり。しかし岡村ちゃんが吉本所属とは知らんかった。次号のLBで紹介予定。

プライド・オブ…

2004-10-29 07:03:44 | ネタ
親しげに話しかける女性に、紳助が「言葉遣いが悪い」と怒り、楽屋内に移動しても言い合いは続いた。番組スタッフらが仲裁したが、女性は「顔を殴られた」と自分で110番。救急車で近くの病院に運ばれ「頚椎(けいつい)捻挫で軽傷」と診断された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000019-spn-ent

打合せ中、紳助が吉本興業の女性社員に対し、突然、「何や、お前のその態度は」などと怒号を浴びせ、胸ぐらをつかんで小突くなどしたという。(中略)偶然、近くで見ていた関係者は「紳助は当初、女性が吉本の社員とは知らず、普通に会話をしていたが、社員とわかった途端、女性のなれなれしい態度に我慢できず、キレたようにみえた」と証言する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000011-ykf-ent

番組の内容を巡り? ということではないらしい。「親しげに話かけた」「なれなれしい態度」ってことは要するにタメ口だったのだろう。んで、相手が高圧的になって手出した途端に病院、警察、さらに上司の説得に応じないってことは、おそらく自分の仕事に対してプライド持っていたりする、誇り高い女性なんだろう。自分の会社の“ヒット商品”に対して一歩も引かないプライドなんだから、これは大したプライドである。
プライドとか誇りとか、どうにも自我っててうざいですね。オレは志があればそれで充分。
いやしかし空気を読めない人間を近寄らせることで紳助を守れなかった吉本に一番問題があるんでないか。

と思って今テレビで紳助の記者会見を見たら、吉本の人間として注意した紳助と、紳助を出入り業者程度に思っている女性の諍いだった。企画の話なんて関係ないじゃん……。だから紳助に対して吉本の取締役を呼び捨てにするんだろう。これは紳助が吉本所属でなかったらマナーとしてはわかる。しかしどう考えたって彼女が子どもの頃から、紳助は“吉本”の人間だろう。もしかしたらこの女性にはタレントに対してちょっとした差別意識もあったかもね。5、6年前に見た吉本のドキュメンタリーじゃ、新入社員に対して恐いくらい“芸人=商品”意識叩き込んでたからなー。

それにしても、泣くなよ紳助、男なら。お笑いに戻ってきた志があるなら。

今日の清水

2004-10-29 02:24:56 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
紅白戦1本目が終わったときに、石崎監督が雰囲気が悪いことにカミナリを落とす

Qでも今日監督が、「なっとらん」という感じで怒ってたみたいだけど、ちょっと沈み気味だったのかな?
久保山「なんかやっててもおとなしい。声も全然出ないし。そういう部分で怒ってたと思うけど」
Q「個々の気持ちなりプレーを」ってことはこないだの試合後に言ってましたが、今日は監督に気持ちが入ってない部分を怒られたみたいですけど……
斎藤「そう受け取られても仕方がない(紅白戦の)できでしたし。ただ、2本目3本目はみんなが必死に。ああいう必死さは最近なかったところだと思うんで」

精神論をブツのは好きではないが、悪循環してる清水。傍から見聞きする分には、湯浅健二風に言えば毎日が悪魔のサイクルである。
先週の国立・ヴェルディ戦でも、惨敗のゲーム終了後、戸田に促がされてやっとスタンド前までプレーヤーたちは挨拶にやってきたのだそうだ。一方チェジンは挨拶せずにロッカーへ向かってしまった。結局、オレが信用できるプレーヤーの取るべき行動パターンはこのふたつしかない。戸田のように、清水サポにしてみれば珍しいブーイングを真正面から受けとめるか、チェジンのように感情を露わにできるプレーヤー。「テヘ負けちゃいました、次はがんばりまーす」、これではプロとしてはすまないはずなのだ。
そういや某名門クラブが低迷していた時、個人テクニックに自信を持つ選手たちは“汗かき”を怠り「パスカット」ばかり狙っていたそうだ。もはや清水も「やればできるはず」「本番(ゲーム)できっちりやればいい」などという甘えはもういらない。

……なんてねヽ(`Д´)ノ

写真はイヤーブックより。この頃はまだ無根拠な希望があった…カモ。

ネタ探し

2004-10-28 23:20:40 | LB中洲通信2004~2010
次号の特集は「バンキシャ」。しかしネタがネタだけに難航している。
スポーツで言えば、昨年亡くなられてしまったシゲオ番の岩田さんのような人が一般的な番記者的なイメージなのだが、それだけでは何なのでご贔屓ライターも含めて考えてみる。中田英寿に対する女性ライターのK・M嬢とか…って誌面を想像できない。もうふたひねりくらい必要かも。
こういう時はとりあえず資料漁りしかない。で、匿名記者の暴露本を探してみた。写真は93年のブーム最中に発行された『Jリーグ ここまで暴露(バラ)せば殺される』(Jリーグ担当記者・著/あっぷる出版社)。「ここまで暴露(バラ)せば殺される」シリーズは、この他「F1」「阪神タイガース」「自衛隊」と刊行されて、それぞれの担当記者が情報提供をしている(らしい)。ちょっと探してみますか。殺されるほどのネタはなさそうだが……「阪神編」に掲載されている「亀山のウンコゲロ事件」は読んでみたいが。

会見二題

2004-10-28 21:08:09 | ネタ
注目の記者会見がふたつあった。

「100パーセント、僕が悪い」
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-041028-0015.html

まず島田紳助。状況がまだはっきりしないのだけれども、
①番組収録前に
②名前も名乗らず、名刺も渡さずに、いきなり話し掛けてきた女性
③そして紳助は「無礼な人だなと思った」

ここでいきなり話は省略する。

④その女性が吉本興業所属のマネジャーと知り口論になる
⑤「会社に対する思いから、歪んだ正義感」で髪をつかみ、平手で1回殴った

「歪んだ正義感」から読み取れるのは芸人の世界でありがちな礼儀作法のトラブルか。しかしこれ、何と話しかけてきたのかも問題だろう。それはまだわからない。
しかし本当に紳助が「100%悪い」のか。40代女性、帰国子女、会社の説得にもかかわらず“被害届”を提出、勝谷某のマネージャー…ベタベタの芸人の世界にはそぐわないタイプじゃないのか。オレはここで宮崎学さんの「法と掟」を思い出す。おそらく紳助は掟に従った、女性社員は法で対抗した。掟の世界じゃ空気を読めない方が…悪いよねえ。

「野球は一生の生きがい。大変迷惑を掛けて野球を奪われる覚悟はあるが、できるなら日本のプロ野球でプレーしたい。多少ブランクはあるが、自信はある」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20041028-00000021-spnavi-spo.html
ゲンダイあたりを読む限りでは今回のトラブル以前の素行にも問題があるらしいが…これで球界金銭授受問題は収まるのか。さらに中日某選手のレイプ疑惑はこのまま週刊誌レベルで収まるのか。野球はネタ豊富だなー。

電車広告男

2004-10-26 23:41:03 | Books
池袋に打ち合わせに行ったら総武線、山手線に「電車男」の中吊り広告。
その広告を見るとものすごい純愛物語に思える。
宣伝コピーもものすごい。
しかしそれは本当なのか?
「電車男」を初めて知ったのはツー・スリーの毒男I君からのメールだった。筋立て自体は10代、20代毒男のファンタジーだと思ったし、「バナナ白書」に近いとも思った。オレは汚れてますかね。
要するに掲示板の中で、不特定多数の参加者があーだこーだと恋愛シミュレーションするのが面白かったわけで、その点ではずいぶん2ちゃん的ではあったけれども、メディアが変わると面白さの本質は変質してしまう。さらに某評論家のように「純愛ブームの系譜」に入れてしまうことに違和感を覚える。確かに毒板には泣かせる感動スレは多い。オレもFLASH見て泣いたことあるし。でもそれはまとめサイトでの追体験でいいじゃないかと思うのだ。

ということでI君とS君にクロスレビューしてもらおうか。

編集権

2004-10-26 22:44:19 | 素日記
地震関連でまた「やっぱり」なことが起こったようだ。

震災おれおれ詐欺…安否情報を悪用、被災者へ送金装う
 新潟県中越地震の被災者に安否を連絡するよう伝えるテレビ番組を悪用したとみられる新手の「おれおれ詐欺」が、東京都江戸川区内であったことが26日、わかった。同区では、ホームページなどで注意を呼びかけている。(中略)同消防署は「親族を心配している人の気持ちを悪用し、本当にボランティアをしている人にも失礼だ」として、区役所に連絡した。NHKは25日、この番組の放送を終了している。(読売新聞)

この「詐欺未遂」のきっかけが本当に放送によって得た「情報」だったのかはわからない。しかし、地震発生当日の教育テレビでは、安否情報放送の際にメッセンジャーの「市町村」どころか、「番地」まで掲載するというかなり危なっかしい放送をしていた。あれは個人情報の垂れ流しに近い。確かに高齢者を中心に個人情報の意識の低い人はいる。しかしこういう場合はNHKがしっかり「編集」するべきじゃないのか? 恐いねー。編集権てのはこういう時に行使するもんだろう。

酒も壊滅

2004-10-25 19:45:30 | 素日記
酒蔵も痛手…「久保田」「朝日山」ほぼ壊滅状態
被災地は越後杜氏(とうじ)の里と重なっており、新酒出荷の時期を控えた酒蔵では、被害が相次いだ。(中略)「被害額は想像できない。1830年の創業以来の危機といっても過言ではない状態だ。力をあわせて乗り切らないと」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041025-00000304-yom-soci

嫌な予感はしていたのだけれど、やっぱりね。年末は新潟の酒飲もっと。

岡ちゃん語録

2004-10-25 06:21:38 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
「人間は生まれた瞬間から、いつ訪れるか分からない死へ向かう。与えられた人生をどう過ごすべきか。最後まで全力を尽くそう」(日刊スポーツ 10月24日付

ゲーム前にプレーヤーに向かってものすごい檄を飛ばす岡ちゃん。こういうこと言われて哲学的快感を感じちゃったりするプレーヤーが果たしてマリノスにはいるのだろうか。消化不良になんないのか。ま、こういう言葉をモチベーションに変えることができれば優勝もできるんだろう。そう言えばフランス98の時、同じような檄を飛ばされたレッズの岡野が「この人は何を言っているんだと思った」と言っていた。あの時は消化不良で負けたんだ、きっと(お互いが)。あれから6年経って岡ちゃんもすっかりカリスマを身につけた。
戦術的な部分を超えたメッセージやコンセプトがないクラブは弱い。清水はそれを証明している。嗚呼。

ナビチケ

2004-10-25 04:21:28 | Sports/Football
買い物ついでにチケット屋を数件回る。ナビスコカップ決勝のチケット。
昨日はキャンセル分の放出もあったようだが、すっかり忘れてた。
チケット屋では圧倒的にアウエイ側(浦和)の出物が多く、売値は……んーこんなものか(しかしA店とB店では5000円ほどの価格差がある)。どうせ行くなら現地入手したくないので来週まで引っ張ってみよ。それにしても浦和サポって食い物にされてるよなあ……ま、需要と供給の問題だが。

2004-10-25 04:10:43 | 素日記
オヤジの誕生日が近いので上野で日本酒を買い、実家へ送る。
焼肉食ってビール飲んだらあっという間に酔っ払った。2ヶ月近くまともに酒を呑んでいないためか、ちょっと弱くなったような気がする。また呑み直さなきゃ。

乱入について

2004-10-24 07:05:49 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
ということで今日は国立で東京ヴェルディ1969×清水戦。
去年の2ndマリノス戦を彷彿とさせる絶望的な内容。どこに希望を見出せばいいのかわかんないです、正直。ヴェルディの4点目はアルゼンチンみたいだったなー。元からのテクニックもあるのだけれども、さすがオジーと言っておこう。嗚呼。終了直後、挨拶に来たプレーヤーたちを罵倒し、警備員に抑えられていたサポーターの気持ちはよくわかる。ちょっと金を取って見せる内容ではなかったと思う(ヴェルディ主催ゲームだが)。
で、同じようなことが鹿島でも起こっていたらしい。もちろん“熱さ”で上回る彼らは実力行使に出た。終了後、敗戦に怒ったサポーターが投げ込んだ缶を、なぜか本田が投げ返すところから騒動は始まる。で、比較的わかりやすい構造図(from2ちゃん)。

<インファイト>←乱闘→<本田>
 乱入         挑発的行動
 暴行
ピッチに物投
 発炎筒
  ↑       ↑
  ↑       ↑
 甘い      傍観    静止・冷静
<警備員> <小笠原> <鈴木・中田>

インファイトは鹿島アントラーズの好戦的サポート集団。
基本的にオレは「やりたければ勝手にやれば」「持ち込みたければ隠して持ち込めば」と思っている(もちろん「自己責任」だから)。で、そんなことをするのはバカなのだが、何だかんだいってもゴール裏の熱狂は、バカでなければ(バカにならなければ)生み出すことはできない。実際に手かけちゃったのはマズかったかもしれないが、それは乱入するバカをしっかり止められない警備員の責任である。少なくとも“サポーター”だったらそういう見方もあるんじゃないだろうか。
熱狂的なゴール裏を演出しているクラブほど、こういう直情的なバカも多数抱えることになるわけだが、正直オレはそういうバカが嫌いではない。少なくとも、サポーターなのになぜか教育的見地からこういう騒動を批判する人たちよりは。確かに発足当時、「女性・家族」もいるJリーグのゴール裏は外国人プレーヤーから評価された。でも不甲斐ないと日本人も怒るよ、そりゃ。んで自己責任において意志表示もする。それは仕方のないことだ。サッカーのクラブとサポーターの関係は地域密着、もしくはクラブに無条件の忠誠を誓うと言う意味で恋愛関係だしね(サポーターとクラブとの一体化・地域密着はJの理念)。
クラブはサポーターに愛情を求めていた。そしてサポーターは愛し過ぎて暴挙に走った。果たしてクラブは彼らをストーカー扱いするのだろうか。求愛しといてそりゃないよ――と思うのだが、それはサポーターの立場からそう思うだけ。クラブが何らかの処分をするのは仕方がない。ま、すぐ“犯人”は特定されるだろうが、彼らは入禁食らっても明けたら平気な顔をしてスタジアムに来る図太さがあるだろう。そんなことを繰り返しながら、サッカーは続いていく。フットボール・アンチクライマックス。
でも、本当に怪我なくて良かったね。怪我させちゃったら取り返しのつかないしこりが残るから。

まあでも鹿島サポーターがそこまで怒る内容だったのかはわからない。サポーターの絶望度から言ったら清水の方が根深いと思うのだが。いやそういう騒動がないから……と思わないでもないw