シアターテレビジョンで鈴木聡脚色/近藤芳正主演の『ハゲレット』(紀伊國屋ホールで3月~)。ハゲというのは、ほとんど物語の掴み、設定なのでそれほど重要ではないと思われる。
ハゲだから悩むのではなく、悩むからハゲなのだ。
ということで、この舞台はシェイクスピアの『ハムレット』の太い部分は忠実に描きながら、思考停止の時代に考え続けること、悩むことの困難さをテーマにした、かなり現代的というか、日本的というか、今日的なメッセージを発している。脚色も演出もキャストも面白い。笑えるし、怖いし、泣けるし。舞台で見なかったことを後悔した。
それにしても近藤芳正っていい役者だなあ……ということで彼の劇団「ダンダンブエノ」の新作公演『トリデ』も間もなく。
ハゲだから悩むのではなく、悩むからハゲなのだ。
ということで、この舞台はシェイクスピアの『ハムレット』の太い部分は忠実に描きながら、思考停止の時代に考え続けること、悩むことの困難さをテーマにした、かなり現代的というか、日本的というか、今日的なメッセージを発している。脚色も演出もキャストも面白い。笑えるし、怖いし、泣けるし。舞台で見なかったことを後悔した。
それにしても近藤芳正っていい役者だなあ……ということで彼の劇団「ダンダンブエノ」の新作公演『トリデ』も間もなく。