徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ドラゴン

2005-01-29 19:27:28 | Movie/Theater
昨日は池袋で知野二郎さんと打ち合わせ。大量の資料をお借りして来月からは実作業に入る。詳細はまだ決定していないけれども、ドラゴン魂を持つクンフーファンの皆様はお楽しみに。方向性はほぼ決まったので、この日はプロジェクトのコンセプトについて2時間ほど話す。『カンフーハッスル』を巡って、“ドラゴン魂”とは何かということ。やはり知野さん周辺でも『カンフーハッスル』は賛否両論だそうだが、ガチなブルース・リーファンほどこの映画を好意的に受け入れているという。要するに愛なんだな、愛。話の途中に出てきた『ドラゴン ブルース・リー物語』のビデオが事務所近くの中古レコード屋さん(MASHレコード)にあったのを思い出して帰りに購入(レンタル落ち)。この映画もブルース・リーファンにかなり好意的に受け入れられた作品。クンフームーヴィースターとしてのブルース・リーはほんの少ししか描かれないけれども、その構成もあったからこそファンに受け入れられたのだと思う。

MASHでは井上堯之『ウォーターメロン』と嘉門雄三&VICTOR WHEELS LIVEも購入。やっぱり井上堯之さんの「ひとり」は名曲だなー。嘉門雄三の中の人はこの頃が一番好きかも。

初体験♪

2005-01-28 11:07:02 | News
<Yahoo!オークションにおける詐欺被害者が、「被害者が多発するシステムそのものに瑕疵がある」としてヤフーを相手に損害賠償請求訴訟を起こすことをWebサイト上で公表した。Yahoo!オークションでの商品未着などの詐欺被害に対してヤフーでは、最大50万円まで補償する制度「Yahoo!オークション補償」を設けている。しかし、原告団では「補償規定を前提としても、被害者が多発するシステムの構築法そのものに瑕疵がある」として、2005年3月末までに名古屋地方裁判所にヤフーを提訴する予定だ。impress Watch

ネットショップはよく利用する。特に最近、書籍、CD等はネットで買う回数の方が増えている。
そこで初めての経験をした。Amazonマーケットプレイスで注文した古書が、3週間経っても来ないのだ。これまで遅くとも1週間程度で到着していたものだが、今回ばかりはガチで来ない。
出品者に問い合わせのメールを送ってもまったく返答はない。仕事の資料にしようと思っていたものだが、その仕事は終わってしまったので正直もう不要なのだけれども、「注文したものだから」と、それはそれで待つ気でいたのだ。なんて売り手に優しい消費者だろうか。
しかし先日、商品の未着を(もちろん)知らないAmazonが「出品者の評価をしてくださ~い♪」てなお気楽なメールを送ってきた。
来てないス!、音沙汰ないスよ!
このメールで火がついた。絶対いらない。もういらない。

で、この出品者の「評価・フィードバック」を遡ってよーく読んでみた。
この出品者の評判がよろしくない。
九州で古書店Hを経営しているらしい、この出品者(住所も電話番号も認可番号も全部確認)の利用者の評価、一見悪くはないのだが、「評価1」(届かない、メールの問い合わせを無視する等)の登場頻度が意外と高いのだ。そして「評価1」にしている被害者のコメントひとつひとつがオレの胸を撃つ内容。心の中でオレもユニオンしたよ、あなたたちと……。おそらくこの先何週間待とうがもはや商品は来ないだろう。メールを送っても無視されるだろう。仮に返金されるのはAmazonにクレームを出してからだから……それからまた1ヶ月程度はかかるだろう。少額とはいえ、最悪である。

また古書店組合が運営しているネットショップでもちょっとだけ嫌な経験をした。注文したところ古書店からメールが来た。オレがしたのは問い合わせではない。注文である。

<○○様 誠に申し訳ありませんが すでに売り切れです。○○書房>

とこれだけ。本当にこれだけだ。ザッツ・オールである。
もうちょっと何とか言えないものか。<誠に申し訳ありませんが>と書きつつ、申し訳なさを感じさせず、<売り切れです>のあとに何の説明もないのはどういうことだろう。
メールのように文字だけのやりとりは、余計なトラブルを生みかねない。しかも無闇にエキサイトしやすい。エキサイトしてしまったオレは少し反省もした。だからこそネットでの会話は必要以上に丁寧になるものだが(丁寧すぎて気持ち悪いサイトもあるが)、プロアマ含めて一部の呑気な自称古書店主にはそんな意識もないのだろう。こういう人たちはネットショップどころか商売自体するだけ不幸になる。無駄に恨まれるから。

yahooオークションでのトラブルでyahooが訴えられるというニュースがあったばかりだが、誰でも<出品>できるマーケットプレイスなのだから、Amazonもいい加減トラブルの多い出品者にはそれなりの対処をするべきだろう。
コミュニケーションとしても、サービス業の末席にいる人間としても気をつけなきゃいけない経験ですた。あーあ……。

この記事はHの対応によっては削除するかもですが。ちなみに大多数のマーケットプレイス出品者は丁寧な対応をしていることは言うまでもないス。

(追記その1 1月29日)
ようやくメールが返って来た(Amazonのフィードバックには弁護士など代理人を匂わすメールを送ってようやく業者からメール返ってきたと言う人がいた。そこまでする気はないが)。が、ほとんど業務連絡みたいなメールである。水掛け論になる可能性大。やっぱりダメかもしれんね、この人。すぐメールを返したが勿論まだ連絡なし。もう一回メールを送り同じ状況なら……アウツです。
(追記その2 2月7日)
やる気がないようなのでAmazonにクレーム発動。
(追記その3 2月15日)
あっさり返金処理。それはそれでいいのだが、何となく納得いかず。もう終了。

ご覧になってますよ

2005-01-26 04:01:27 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
チョ・ジェジンに続いて2人目の韓国人プレーヤー、チェ・テウク(アテネ五輪代表)の加入が発表された。健太のインタビューを読んでも歯切れが悪く、いまいち意図のはっきりしない補強だが、とりあえずこれでキャンプ突入。

今日エスパルスニュース2月号が届く。健太就任会見が表紙。根拠もなく期待させる。

<プレーする側もエスパルスに愛着を持ってプレーしないと、どうしてエスパルスが誕生したのかという、もっとも大切な部分がぼけてしまうと思います。(中略)もう一度ほかにはないエスパルスの存在意義をしっかり理解して戦ってもらいたいと思います。><チーム創設当初は専用の練習場もクラブハウスも、何もないところからやってきました。富士川の河川敷で練習をやってきましたから>(エスパルスニュース2005年2月号)

だからこそもう一度地域密着を訴える生真面目健太。(サッカーファン的には)全国区である健太の監督就任でもう一度注目が集まるのは当然のこと。一度離れた地域密着を今度こそ根付かせるように頑張っていただきたい。てか日本平行け、静岡県民。

Q(チェ・テウクは)アテネでご覧になってますよね?
健太「(ご覧に)なってますよ
Sの極み 1月25日付け)

バカー!

大詰め2つ

2005-01-26 02:29:25 | Music
池袋で知野二郎さんと打ち合わせ。内容大詰め。

青山で本田竹広さんの7月31日に控える紀尾井ホールリサイタルの実行委員会に立ち会う。こちらもこれからいよいよ大詰め。その後、body&soulの本田竹広トリオのライブ。今日のメンバーは畠山芳幸(b)、大島洋(ds)。1時間少々のセット。本田トリオのジャズにのせて踊るゲストのタップダンダー宇川彩子さん、目の前で踊るタップも凄かったが、いや、美しかった~。追っかけそ。ホントに目の前だったので目のやり場に少々困ったが。

武道館(1月24日)/エンケン対武道館(仮)

2005-01-26 02:15:56 | Documentary
アルタミラピクチャーズのTさんから連絡が来た。ようやくクランクインした同社の音楽映画シリーズ第3弾「エンケン対武道館(仮)」撮影(リハーサルのみ)を取材。怪獣映画のようなタイトルだが、純音楽映画です。エンケン、武道館で吠えまくる。

それにしても人のいない武道館はむちゃくちゃ寒かった…。

フェアに行ってみた

2005-01-24 02:07:18 | LB中洲通信2004~2010
ジュンク堂書店 新宿店(新宿三越6・7階)の「中洲通信フェア」へ行って来た。
エスカレーター付近に『中洲通信』『大阪人』の合同フェアコーナーがあり、結構な冊数が並んでます。古くは1994年のバックナンバーから(っていくらなんでも古過ぎるよ)、井筒カントク、ルー大柴さん登場の最新号『ビッグマウスで行こう!』まで。2月に入れば3月号『日本人の勝ちっぷり負けっぷり』も並ぶと思います(ってまだ原稿書いている途中なんだが…)。
どんな雑誌なのか、実際にまとめて見ることができますので、是非ご覧下さい。ジュンク堂様バンザーイ。

『大阪人』って初めてまともに読んだけど、ちょっと学究肌の雑誌なのね。恐れ多いス。

それはありえないのか?/「カンフーハッスル」

2005-01-23 20:31:10 | Movie/Theater
やっと『カンフーハッスル』を観て来た(新宿東急)。

実は、さんざんテレビで流れていた「ありえねー」というこの映画のコピーがあまり好きではない。
“ありえないこと”を「ありえねー」と宣伝でコピーしてしまうのは作品を矮小化しかねない。チャウ・シンチーはなぜこのコピーを許したのだろう。事実、今日資料用に買った某インディー系の映画誌でも某自称映画評論家の「CG使いすぎ」なる頓珍漢な評を載せていた(弾みで買ってしまったが…)。この人もおそらく「ありえねー」と呟きながら冷笑したクチだろう。愛がないんである、愛が。愛がないなら適当なコメントなどせずに無視して欲しい。それも映画評論家のスタンスである。

で、感想。
映画が終わるまでに3回は確実に涙ぐんだ。そして、熱くなった。
トン・ジーホワ、チウ・チーリン、シン・ユーによるファーストファイトから鳥肌が立った。
さらに言えば『少林サッカー』でブルース・リー風のGKを演じていたチャン・クォックワンの悪漢ぶり、同じく『少林サッカー』でしょうもない踊りを披露していたジョン・バウ君が見事なまでのボケ役者に成長していたのには感動した(笑った)。
『カンフーハッスル』が確実にチャウ・シンチーの中で『少林サッカー』と連なり、“それが”進化していることが確認できた。そしてこの作品が今後チャウ・シンチーが製作するであろう、新たな香港クンフームーヴィーの大きな布石であると確信した。今だに「吹き替え版が…」「CGが多い…」「笑いが少ない…」とか言ってると大きな流れを見逃すと思うですよ。

さて、『カンフーハッスル』は“ありえない”のか。
ありえないと思う人にはありえない。
ありえると思う人にはありえる。
don't think,feel!

今日出陣

2005-01-23 02:30:53 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
<全国高校サッカー選手権で初の単独優勝を飾った鹿児島実業高校サッカー部で主将を務めた岩下敬輔選手=伊集院町麦生田=が18日夕、母校の伊集院北小学校で同小サッカー少年団(前鶴賢士監督)の練習に参加、指導した。卒業後、Jリーグ・清水エスパルスに入団する先輩とボールをけった子どもたちは、感激した様子だった。>南国新聞

岩下はエスパルスのジャージ姿で練習に参加した模様。

<これに先立ち、岩下選手は町内各所を回り、優勝と清水エスパルス入団を報告。伊集院町役場で応援のお礼など述べると、宮路高光町長は「全国大会の中継では岩下君の活躍にみな注目していた。プロ入り後もさらに活躍を」と励ました。>

伊集院町でサポゲット。
先週からチームトレーニングも始まり、明日は静岡市内で必勝祈願と出陣式。29日から岩下の故郷でキャンプが始まる。今年はちょっと違うと思うです。
今季の背番号も決定。レプリカに背番号入れる予定はないが。

1黒河貴矢(変更)
2斉藤俊秀
3山西尊裕(新加入)
4高木和道(復帰)
5吉田康弘
6杉山浩太(変更)
7伊東輝悦
8平松康平(変更)
9北嶋秀朗
10澤登正朗
11森岡隆三
13兵働昭弘(新加入)
14高木純平
15久保山由清
17鶴見智美
18チョジェジン
19和田拓三
20佐藤由紀彦(新加入)
21西部洋平(変更)
22太田圭輔
23岡崎慎司(新加入)
24平岡康裕(新加入)
25市川大祐
26青山直晃(新加入)
27村松潤
28鈴木真司(新加入)
29前田高孝
30岩下敬輔(新加入)
31山本海人(変更)
32枝村匠馬(新加入)
33財津俊一郎(新加入)

ロック雑誌の時代/篠原章「日本ロック雑誌クロニクル」

2005-01-22 00:15:07 | Books
『日本ロック雑誌クロニクル』篠原章(太田出版)

80年前後に『ミュージックマガジン』(MM)と『ロッキング・オン』(RO)と『ミュージックライフ』(ML)をほぼ同時に読み始めた世代としてはとても興味深く、一気に読んだ。この3誌(MLはすでに廃刊)に抱いている違和感が少し氷解したような気がする。著者の篠原さんはMM世代だそうだが、オレは80年代半ばにトップマガジンになった時代の勢いもあってか、完全にRO派。90年代にはほとんど読むことも、買うこともなくなってしまった。という経緯もあり、現在最も違和感を感じているのもやはりRO(系雑誌)である。昔は良かった……というわけでもないが。RO系のイベントに、積極的に行かなくなっているのはトラウマか。非アウトドア派という理由ではなく、フジロックには行く気にならない。
同書には星加ルミ子氏、中村とうよう氏、関川誠氏といった、一時代を作ったロック雑誌の大物編集者のインタビューがあるのだけれども、ROの渋谷陽一氏には断られたそうだ。断った理由は本文に書かれているのだが、いかにも渋谷氏らしい一言。これが違和感を覚えるような言葉なんだな……いや、違和感というか渋谷氏の本は何冊も読んでわかってたけど「今や露骨にそっちへ向かうか」という。インタビューに応じた方が“らしい”のになァと思うのは、もうラジオも聴いてないし、文章も読んでないからかな。
ま、とにかく雑誌や出版に興味のある人には面白い本だと思うです。

今日買ったサンボマスターのセカンドアルバムの帯に渋谷氏が一文を寄せている。
「昔から正しいロックには気恥ずかしさがあった(以下略)」
渋谷節炸裂!

結論として、ロック雑誌の未来として最後に提示されたのが『ロックマガジン』というのがいかにも『クィック・ジャパン』ぽいが。

#11 大学2年の長男(19)

2005-01-21 23:44:32 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「僕だけの世界なのに、楽しみを奪う母親が許せなかった。悪いことをしたとは思っていない」大学2年の長男(19)

<大阪府富田林市の自宅で昨年12月、マンション管理人の母親(48)を刺殺したとして、殺人容疑で逮捕された大学2年の長男(19)は、母親が携帯電話の出会い系サイトに接続できないようにしたことに腹を立て、殺害したことが18日、富田林署捜査本部の調べで分かった。
長男は「僕だけの世界なのに、楽しみを奪う母親が許せなかった。悪いことをしたとは思っていない」と供述しているという。大阪地検堺支部は同日、刑事処分相当の意見書を付け、殺人の非行事実で長男を大阪家裁堺支部に送致した。>共同通信

このニュースを初めて読んだ時、『北の国から 遺言』の中で中畑のおじさんに携帯を川へ投げ捨てられてしまい半狂乱になった若造(名前知らず)を思い出すのはオレだけか。僕だけの世界……。

戦略?

2005-01-21 23:26:12 | News
NHKの番組改変問題で同局は21日、政治介入による改変があったと報じた朝日新聞に対し、記者会見を開いて記事内容を裏付ける具体的な証拠を提示するよう求める公開質問状を送付した。
質問状は
(1)中川昭一経済産業相とNHK幹部の放送前日の面会や、中川氏が放送中止を求めたのは事実か
(2)安倍晋三自民党幹事長代理がNHK幹部に「番組は偏った内容」と指摘したのは事実か
(3)松尾武元放送総局長への取材テープはあるのか-など18項目。
時事通信

問題は、現場が政治的圧力を感じたかどうかだと思うのだが。
これでますますNHKは自分で自分の首を絞めているように思える。件の政治家から“政治的圧力”の事実がなかったら、NHKの局内検閲システムに矛先が向かうと思うのだが。それも朝日の戦略か?

カムバックサーモン

2005-01-20 22:30:02 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
山西尊裕「まあなんか自分の中でホントに最後の最後って言うのかな、できたら良いなっていうのを思ってて、まあ僕の中ではなんかそれがたまたまこのタイミングで来たのかなっていう風に思ったんですけど。(中略)いや、だから僕はもっと……例えば31(歳)だったり32(歳)だったりホントにアバウトって言うかね、全然その先のことで考えてたんですけど、そういうお手伝いができれば良いなっていうのはすごい思ってたんですけど。(中略)まあそういう意味ではホントにそういうタイミングが来たのかなっていうことで僕は判断したんですけど」(Sの極み)

ジュビロ磐田から山西尊裕の移籍が正式に決定した。
四都主なきあと、露骨に弱体化していた左サイドの補強として、まずまずの健太効果が出た模様。ジュビロもエスパルスも過渡期を迎えて本格的にチームを変革していこうという意志を感じる。またJリーグも13年目を迎えて山西のようなベテランが清水に回帰してくるのもこれまた当然のこと。やっぱり時代もひと回りしましたかね。カムバックサーモン!
西澤も帰って来て欲しかったなァ…。

心配性

2005-01-19 07:20:31 | ネタ
大学入試センター試験の英語と国語の試験問題を示唆するとも受け取れる内容が、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に書き込まれた問題で、同センターは18日夜、調査を拡大し、警視庁にも相談していることを明らかにした。(共同通信)
共同通信

先日の未明、南署の交番を、若い男性が青い顔をして訪ねてきた。聞けば、男性はインターネットの掲示板への書き込みが趣味で、そこでは、いろいろなテーマに関して自分の意見を速く書き込むのがステータスとされる。ある日、いたずらでインターネット上に東京タワー爆破予告をして捕まった学生のニュースを見てとっさに記事の前文をコピーして、自分の発言を加えようとしたら、 誤って「…を爆破する」と一部の前文だけで送信してしまった。すると愛好家から「通報する」などと追求が続き、心配になって"自首"したのだという。事情を聴いた署員はきついおきゅうをすえて放免。男性は「もう人騒がせなことはしません」と恐縮しきりだった。(中日新聞)

この心配性な男の子の年齢が気になる…。
<愛好家><いろいろなテーマに関して自分の意見を速く書き込むのがステータスとされる>
記者もなかなかナイスな頓珍漢。

動き出す

2005-01-18 20:21:55 | LB中洲通信2004~2010
市川森一さん、杉本清さんのチェック原稿も無事戻り(これでちょっと安心)、中洲通信3月号も何とか進行中。今晩中に目途をつけたいところ。

午後は池袋で知野二郎さんと打ち合わせ。ようやくプロジェクトが具体的に動き出す。春目標にこちらも本番モード。知野さんは早速ジュンク堂書店・新宿店の中洲通信フェアを見に行ってくれた模様。こっちも『カンフーハッスル』観にいかなきゃなー。今週には『パッチギ!』も始まるし。

ゼロストとは何か/湯島レコード

2005-01-18 05:09:44 | Music
湯島レコードというレーベルがある。
<完全なるオープンライセンス(ゼロスト=OCPL00000)の音源だけをリリースするという思想に基づいたレーベル「湯島レコード」>ということで、二次使用はまったくフリーだという大JASRAC様に敢然と楯突く勇気あるレーベルである。
湯島レコード(ブログ)

以下、ゼロストと言われてもわけわからんので(湯島レコードのブログにも掲載されているけれども)プレスリリースということなので全文掲載。

■「OCPL」権利の自主規定
任意団体「Open Creation Movement」(http://www.opencreation.org)が提唱するアーティスト・クリエーター(著作者、著作隣接者、製作者を含む)自らの責任で作品の扱われ方を公に宣言できるしくみ「OCPL(OpenCreation Public License)」があります。OCPLの後に続く5桁の数字によりその扱われ方を宣言する事ができます。
湯島レコードはライセンス表記法として、この「OCPL」を採用致しました!
■「ゼロスト=OCPL00000」とは?
OCPLのうち全ての権利を開放したものが「OCPL00000」。通称ゼロストレート、略してゼロストと言います。ゼロスト作品は著作権自体はアーティスト・クリエーターに帰属しているが、その扱いの自由度を限りなく開放しています。すなわち、商用・非商用での改変または非改変(原曲のまま)の無条件使用可能(届出不要)、商用・非商用での氏名表示や再利用の無条件使用可能(届出不要)というものです。湯島レコードは日本初となるゼロスト作品を専門にリリースするレーベルです!
■湯島レコードリリース商品の特徴 「自由に、そして楽曲が人から人へ…」
音楽を自由にひろげたい音楽好きなユーザーには…「友達にも薦めてほしい」という事から、友達用にCDをコピーしようが、楽曲をカヴァーして歌おうが一向にかまいません。むしろその様になる事を望んでいます。音楽を広げたいメディアの皆様には…「よりたくさんの人たちに聞いていただいて、広がってほしい」と考えから、ラジオ等でオンエアーする際の、「著作権使用料」が一切発生しません。むしろどんどんオンエアーしていただけたらと思います。さらに他のアーティストが、湯島レコードからリリースの楽曲をカヴァーし、自分のCDで発売してもかまいません。

つまりCDを購入してしまえば、あとは何に使おうが自由というわけだ。
その試みは素晴らしい。しかし、売れなくては仕方がない。問題は参加ミュージシャン――と思ってブログに掲載された参加を表明したミュージシャンを見て驚いた。以前『中洲通信』にも登場して頂いたROLLY氏に……元JAGATARAのEBBYさんが参加してる!! 
彼らはドンキホーテかもしれないが、やはりオレは応援したい。大昔にあった会員制レーベルのようにならんといいが。