徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

横浜のゲーム/第2節 横浜FM戦

2014-03-10 01:16:46 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


土曜日は日本平でホーム開幕戦、横浜Fマリノス戦
大チャンスの後にあっさりカウンターを決められて、横浜にだらだらとスカされて、逃げ切られたという展開。終盤に怒涛の攻防があったとはいえ、 確かにACLを含めた連戦を控えている横浜に「流された」と言ってしまっても仕方がない展開ではある。樋口監督のコメントにもあるスカウティング、早めの先制点で容易になったゲームコントロールという意味では、どこをどう見ても横浜のゲームだったことは間違いがない。ホーム開幕戦なのに。

アブシンが全幅の信頼を置いているプレーヤーとはいえ大輔と浩太を組ませるとこうなるのも仕方がないとか、駿が中途半端にポストに徹していたのを見るにつけ、前半のうちにもっとシンプルに長いボールを試してみるのもいいんじゃないかとは思った。「ハイタワー」がまだ絶対的に機能する武器でない今、もっとチャレンジしてほしかったと思う。トシや村田の機動力やスピードも、その大きな展開の中で活きてくるだろう。
まあ、その中でも元紀は相変わらず高いテンションで自分の能力を発揮し続けるプレーヤーだと改めて思った。

そして指摘したいのはレフリーの問題である。
開幕前に出回った良記事<古参マリノスサポーターの「長く続けるサポ講座(全11回)」>では、レフリングに関しては「審判を理解する」としているのだが、こればかりは納得できない。負けたから言うわけてまはないが、今回は改めてレフリーについて書いておく。
レフリーというのは、要するに「どっちもどっち」の人である。彼らは、味方と敵しかいないスタジアムのビッチの中で、公平中立でなければならない存在である。その立場には同情するとはいえ、オレは彼らには公平中立であることに厳しく要求する。
プレーヤーは文句を言えないのだから(それ自体、カードを貰いかねないのだから表立って批判はできない)、“12番目のプレーヤー”はもっと文句を言うべきだと思うのだ。
この日、ゲームを担当した中村さんにもオレは要求した。ゲーム後だって文句を言った。俊輔にFK蹴らせたいからファウル取ってんのか、このヤローてな具合に。
終ってしまえばこれもエンタテイメントの一部で、「審判を理解する(楽しむ)」も理解できなくもないのだけれども、ゲームのフェアネスを保つためにも、やはりスタンドはしっかり要求した方がいいのではないかと思う。

この流れならば発狂寸前にヒートアップするのが日本平というスタジアムだったはずなのだが、開幕戦でありながら、ピッチに対してスタンドの圧力がいまいち感じられなかったのもちと残念だった(Aゾーンの野次オヤジ軍団は今年も健在だった…)。
大量の出禁者を出した去年のアウエイダービーの一件から、去年までゴール裏を引っ張ってきた2000年代以降のコアはどういう変化をしていくのだろうか。
次は15日、アウエイでセレッソ“フォルラン”大阪戦。

レッズの差別的弾幕の件は改めて。

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