
<(略)著書「ネットと愛国」で、ネットを通じた“愛国心”の高まりを分析したジャーナリスト安田浩一さんは「ネット発のデモや集会が、企業にとって大きな脅威になっているのは間違いない」と話す。(中略)「ネットでは短絡的で過激な情報ほど人気を呼ぶ。いかに荒唐無稽な理由でも、参加者は真剣。デモには子連れ女性の姿も目立ち、政治デモというより消費者運動になっている」と分析する。(中略)「企業は誤解を解くために反論すべきだが、イメージダウンを気にして自粛に走る。毅然とした態度をとるべきなのに」 ロンドン五輪の男子サッカーでは、韓国の朴鍾佑選手が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げて、問題になった。Jリーグの清水エスパルスが、韓国の五輪代表、金賢聖選手の獲得を十四日に発表すると、抗議の声が寄せられた。エスパルスの担当者は「問題の選手とは別人。これで獲得をやめるということはない。むしろ、政治とは関係ないのがスポーツで、政治的理由で選手を差別するのはスポーツマンシップに反する」と話した。>(東京新聞8月17日付け「こちら特捜部」より)
コメントしているのが強化部長の原さんなのか広報担当者なのかはわからないけれども、この件に関するエスパルス、またサポーターのスタンスというのは赤字の部分に尽きると思う。感情論としてならば反発も想像に難くないけれども、個人事業主としてのプレーヤー、または一個人として属性を持って差別するのはサッカーの理念、そしてスポーツの理念に反するものだ。
サポーターは、クラブの恩人であるオジー(オズワルド・アルディレス)を思い出してみるべきだと思う。スパーズ時代にフォークランド紛争が起こり、一時的であれ不遇を囲ったオジーだが、それでも彼はフェアな精神を持ち続け、スパーズに愛された。もちろんそのフェアなメッセージはエスパルスに今も残っていると信じる。
サポーターとして、クラブと共に生きていくのならば目先の感情で動くべきではない。
オレたちは「消費者」ではないのだから。
思わず膝をたたいてしまいました。そのとおりだと思います。そろそろCMや経済の奴隷になることをやめないと、ボクらはオシマイだなあ、と思います。
毎週 金曜、貴重な機会を作っていただき、ありがとうございます。私もこの2ヶ月毎週 行かせてもらってます。
特に明日は大事ですね!
『ゴッド・ブレス・アメリカ』のタラ・ライン・バーちゃんは目力がいいすね。最高に好みです。