徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

「51ゲーム」を戦い切るために

2013-02-22 03:56:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
おそらく近年では最多のプレーヤーを擁して2013年シーズンが始まろうとしている。
元紀が海外移籍した、岩下がガンバへ完全移籍した、伸二が、タカが、と外野はビッグネームを単純に引き算して戦力分析、順位予想するわけだが、天皇杯まで戦った元紀はともかく、その他の離脱者はほとんど昨シーズン途中に移籍したプレーヤーがばかりだ。プレーヤーの年齢構成が極端に若くなったのは今始まったことではなく、去年の半ばにはそうなっていて、その後「残った若手」だけで晩夏から11月にかけてACL圏内に限りなく近づき、ナビスコカップ決勝まで駆け登ったのは紛れのない事実である(ナビスコカップ決勝から12月にかけては、いつもながらの「内容は悪くないが結果が出ない」状況に陥ってしまったが)。いくら「若い」からと言って、それだけで評価を下げるのはいかがなものか(エルゴラとかね)。

アフシンはこう言っている。
「もし開幕戦でスタメンにならなかったとしても公式戦は51試合ある」
リーグ戦は34節である。ナビスコカップ予選も各グループ7節(6ゲーム)である。トーナメントの天皇杯で確実に決定しているゲームは2回戦の1試合だけである。どう数えたって公式戦は41ゲームしかない。
「51試合」というのは、リーグ戦34ゲームに加えてナビスコカップ決勝まで、天皇杯決勝まで、を含んでいるのだ。
またしてもアフシンのビッグマウスと思うだろうか。しかし、おそらくアフシンにとっては、本気で「51試合」を戦い切るためにこの33人(+α)のメンバーなのである。

2013年シーズン開幕まであと一週間。
51ゲームあるんだから誰にだってチャンスはきっとやって来る。51ゲームを戦い切るための競争が始まっている。

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