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新垣渚の『……』

2004年10月11日 | Weblog
「タウンページ(職業別)の広告は面白い」ということに注目している人は結構いると思う。

俺は昔からそう思っていて、とりあえず自宅にある最新版の「興信・探偵」欄をチェックしてみた。
タウンページか、駅のホーム沿いにある古びた看板くらいしか見る機会がないのがこの業種。
こういうものを必要とする大部分の人は切羽詰まった状態にあるわけで、どの業者もまず信用、安心のイメージを大切にしている。こういう業者が起用するイメージキャラクターは、利用する層がおそらく比較的高齢であろうことからして、
「今、世間で話題」である必要はまったくなく、安定・老舗的な雰囲気を持っている人が多い。
手元のタウンページで調べてみた(イメージキャラを持たないところも多く、それを持っているところに限る)。

アースト=押阪忍・栗原アヤ子夫妻 浅野れいこ調査事務所=萩原流行
アイ・アイ・サービス=藤田まこと ファミリー総合調査事務所=浜木綿子
藤原愛子調査室=白木万理 大和調査事務所=清水章吾/京唄子(広告によって併用)

同じところが複数広告を載せている場合が多く、イメージキャラの絶対数は思ったよりは少なかった。
それぞれのキャラクターを俺なりに解釈してみよう。押阪夫妻は「長寿クイズ番組司会」という安定感と、
その後の人生の波風を乗り越えてきた「おしどり夫婦」っぷりからの起用だろう。
2時間サスペンスなどでの犯人・悪役系イメージを逆手にとったと思われる萩原のラジカルな起用は、社内で物議をかもした気がする。
藤田まことは、今の「はぐれ刑事」のイメージがトップに来るかなり以前(必殺のイメージが強かった時代)から使われており、「てなもんや三度笠」から醸成され、その後の実人生など、ペーソスあふれる雰囲気が買われているのだろう。
浜木綿子もそのタイプだ。障害児を持つ母親役や、その他ホームドラマでの気丈な日本の母の役柄が起用の理由だと察しがつく。息子が東大卒であることも有利に作用している。
白木万理。広告でも「必殺シリーズでおなじみの」というキャプションがあった。多分、長年起用されている他社の藤田まことと対になってイメージを定着させやすいという狙いがあるのだと思う。
清水章吾。最近ではアイフルのイメージしかないが、昔は「エリート風を吹かせるイヤな上役」「それを逆用した欽ちゃん番組への出演」などのイメージが強く、「カタブツではあるがキッチリしている」面が買われ、かつ若年層にも「アイフルの人だ」と親しみを持たれるあたりが理由だろう。
京唄子。これはもう探偵業のメイン顧客層だと思われる、やや富裕な主婦層に対する訴求力だと断言しても間違いではなかろう。  

今回の調査ではイメージキャラクターを使っていなかったガルエージェンシーや原一探偵事務所は、それぞれ「テレビの捜査番組でよく名前を見る」イメージが強く、その番組を司会しているタレントのイメージをそっくり使える強みがある。

主に若い層を中心に、「探偵を利用したいが高くて頼めない」という人は潜在的にかなりいるはず。この業種はやたらめったら広告を打てないのでおのずと限界はあるが、若い層の悩みは中高年層のそれと比較すれば単純なものが多いだろうし、探偵業界にも「薄利多売」的なシステム導入を考えている人がひょっとしたらいるかも知れない。ということでもし、「若い人向けに広告を打つとしたら誰を起用するか」。
梅宮アンナあたりはまず筆頭候補だろう。これじゃ本当の「若い人」にはアピールしないか(笑)。


プレーオフ制度の是非論が色々戦わされそうだが、俺としてはスリリングで面白い試合を複数提供してくれたので良かった。というかこういうのがプレーオフだろう。セリーグも導入したらどうか。今なら虚塵も賛成しそうだ(笑)。
今日の一戦は、バルデスがあのときサードでストップしていればダイエーが大差をつけて勝っていたような気がする。
バルデス、柴原の突入を防いだ西武の野田の二度のブロック殺は見事だったが。ああ後ろの人