趣味多忙日記

リアルに作るだけが模型じゃない、思うまま気ままに模型製作。
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SNCB AM66型電車をつくる(5)

2018-11-21 22:08:34 | --SNCB AM66電車をつくる


エブリデー新幹線。なんか東京まで通勤してますw

羽島を始発で出て、終電で帰ってくる。

と書くとなんかすごそうですが、羽島の始発は7時6分、終電は東京20時30分発(羽島22時半着)なので

それほどキツい労働しているわけでもなかったりするw

羽島終電のこだま号はボロボロ700系。なんか落ち着くなー

私は14号車(喫煙車である15号車の前)の、ちょっと古びたビジネスホテルのような香りが好きです(という変態w


そしてこの記事は、そんな新幹線車内で書いてたりするw

写真はiCloudで撮ったそぼから共有されるし、最近は新幹線でもWifi使えるようになってきましたからね。


前回、車体の塗装まで完成しましたので

今回は動力関係。

といっても、設計時に台車を入れる“余裕”を見込んでいたりするので、

鉄コレ動力もT車も、すっぽり入ります。



こんな感じですね。


動力台車は、このように



結構ギリギリw

C177は通過できるようにしたいので、首振りは大きめです。

ところが、このように



ちょうど台車枠のところにステップが下りている、親切設計w

設計したやつ誰だー



ステップの裏は、折れる寸前までうすーくうすーく削って首振り確保してますが

これ以上は無理。


Q.台車枠を確保するスペースがないとき、からんださんは、どうされますか?


A.



台車を、直接塗りますので、台車枠をつけませんw




違和感、ないでしょ…?w

ということで、台車枠は、ナシw

でもただ塗っただけだと寂しいので、この後ちょっとロウレリーフのような形で

台車枠っぽいものを表現しています。写真はナシ




写真を参考に、トイレタンクらしきものを表現

実車はこの位置に、トイレがついています。

片目部分がトイレかと思いきや、ここは機器室なのですw




だいぶ形になってきました。




デキは稚拙ですが…

走ってしまえば、見えへん見えへん




むしろ、(怖い)思い出のベルギー国鉄電車が

こうして我が家にやってきたことが、嬉しい。

フルスクラッチですから、車体の製作費は千円にも満たないです。




薄暗い中佇む片目。これですよ、これw


SNCB AM66 N-scale スクラッチ


走ると嬉しいもんです。

ところが、まだパンタグラフが無いのですw

完成は、まだ。
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SNCB AM66型電車をつくる(4)

2018-11-17 22:28:13 | --SNCB AM66電車をつくる
前回記事最後にちょこっと書いた鹿児島の話

金曜仕事→夜便で鹿児島→土曜鹿児島で仕事→夜便で中部という弾丸出張でした。

ので、観光要素一切なしw

唯一、ホテルから見た桜島が、鹿児島らしい要素なのでありました。



とりあえず桜島が見れたから、いっか~


で、帰路の鹿児島空港



プロペラ機が待機しておりました。

離島の多い鹿児島らしく、小型のセスナ機なども発着しており

合間に?羽田行の大型機が飛ぶなど、なかなか見ていて飽きない空港でした。


鹿児島空港 プロペラ機の離陸



さて、久しぶりのAM66型電車です。

前回白塗装するところまで進めましたね。

マスキングして、黄色→赤色→青色→グレーの順に塗っていきます。

参考に、使用した塗料を書きますと

白:GM37番 白3号
黄:GM12番 黄5号
赤:Mrカラー108番 キャラクターレッド
青:GM18番 近鉄ダークブルー
グレー:GM9番



とにかくマスキングが、めんどくさい

まぁ、やるしかないですけど。




黄色→赤を塗って、マスキングしたところ…




赤→青まで塗りあがりましたよ。

雰囲気がでてきましたね~!




色が付くと、一気に電車感が増してきますね。

なお、はみ出しの修正などを繰り返したので、表面はぼっこぼこ。

絶対に近くで見てはいけませんw




裾のグレーも塗ったった。

赤がちょっと暗くみえますが、実際にはもうちょっと明るいです。

赤ラインがびしっと決まって一安心。

窓上の黄色は、無理して塗装しなくてもよかったかな~と。




決まりました。これは純粋にうれしいです。




屋根もグレーに塗る。




どうしてもはみ出し部分が出てしまうので、酷いところだけタッチアップしました。




電車感がでてきました。

表面のぼっこぼこは、このあとクリア吹けば多少~は目立たなくなるはずです。

細かいインレタ、パンタグラフを装備したら完成です。あとちょっと!

1か月以上楽しめましたよ。




9月以来製作が停まっている猿顔が、遠い目でこちらを見ていますw

これも…そのうち…


つづく。
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SNCB AM66型電車をつくる(3)

2018-11-03 22:45:49 | --SNCB AM66電車をつくる
だいぶ進みました。



引き続き、窓を抜いて、窓を抜いて…

すべての側面と前面のパーツが揃いました。これでようやく、GMキットと同じ状態なわけです。




妻面は資料も写真もないので…想像と経験から、それっぽくw

(扉は通りましたが、そんなに広くなかったと記憶しています)




できあがったパーツを口の字型に組み上げる




電車らしくなりましたね。




動力を入れて、にんまり。




落とし屋根をつけます。

これが無いと、車体の強度が保てません。

この落とし屋根が芯材の役割を果たすのです。




落とし屋根と側面、前面との隙間すべてを

瞬間接着剤でモリモリ固定。

これで、ガッチリ強度がでます。


Tipsじゃないですが…

プラ板に図面をスプレーのりで貼りますが、敢えて一番内側は

プラ板にそのまま、残しています。

これに瞬着を垂らすと、落とし屋根と側面・前面をガッチリ固定してくれるのです。

ここの接着が弱いと、強度的に心配。緑キャップでは心許ないのです。




落とし屋根の上に載せる、メインの屋根はこちら

0.5ミリプラから切り出して、段々に接着します。

この状態で重しをのせて、一晩寝かせる。そうしないと、反りますから。




屋根のっけます。




ちょっと肩が張ってるイメージですが、ここからやすりでゴリゴリ削っていきます。




こうして屋根まで乗ると、電車らしさが増してきて

うれしくなっちゃうのですよ(^^)




パテ。田宮のポリエステルパテ、いわゆるポリパテ。

これ、くっさい…w

集合住宅で使うものではないですよ…


60分で乾くそうですが、ヒケが気になるので、これも一晩寝かせて




削ります。

ところで、両目のほうの前面ですが、削りすぎてしまって

ちょっと流線形になってしまいました…

こういうときは




こんな感じで、瞬着を盛って




てきとうなプラ棒をヤスった粉で




修復!

よく知られたテクニックだと思いますが…

瞬着を盛っただけだと、乾燥を待たないといけませんし

瞬着ってヤスリで削ると、プラより硬いんですね。全然削れなくて、まわりのプラが先に削れてしまうことも多々あります。

そこで、この粉プラ瞬着です。あとで削ったときの“感覚”が、ただ瞬着を盛っただけ、と全然違うのです。




そんなこんなで修正したりして、こんな感じ。




様子をみるためにサフを吹いてみました。




ここまでくると、完全に電車ですね~




出張なんかして




この二階建新幹線も、そろそろ撮り納め、って感じなのでしょうか。

高崎駅で増結する東京行たにがわ号、ガラガラで好きなのですが…




戻ってきて確認。屋根が、もうちょっと丸っこい印象なんですよ。

そこで、さらに屋根を削る。




かなーり丸っこくなりました。

ポリパテ通り越して、地のプラを削ってます。パテいらなかった説




雨樋をプラ棒から接着して




flicker見ながら、屋上機器をそれっぽく。




塗装に入ります。

さて、上手く塗れるでしょうか…






というところで、つづきは次週。

(今週もまた出張。大変だが、ANAのマイルがたまるから、よしw)
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SNCB AM66型電車をつくる(2)

2018-10-28 21:16:30 | --SNCB AM66電車をつくる
本当は…

『ヨーロッパ旅行の最終日を検証する』という記事を予定していましたが、

つい先日、ICEがケルンからフランクフルト空港までの高速新線で、燃えちまったので…

https://navva.org/germany/nation/ice-barrel-burns-while-driving/

DB全体が混乱しており、中止。

ということで、SNCB電車製作の続きです。

※ヨーロッパ旅行の最終日、ICEが運休になって、ビンゲン駅からタクシーで空港へ行ったのですが

 もしこのとき、タクシー以外の手段で空港を目指すとしたら、どんな方法があったかな?

 というのを、検証する企画を、と考えていたのでした…。またの機会に。



前回、図面を引くところまでやりましたので、続き。



図面をプリンターで打ち出して、スプレー乗りで0.3ミリのプラ板に接着。

これで、ケガキをしたのと同じ効果が得られますので、あとは図面にあわせて

デザインナイフでひとつひとつ切り抜いていきます。

…と、書くと簡単そうですが、これが意外と大変。

一番細い部分は0.4ミリで設計してしまったので、とにかく神経を使います。




こんな感じ。だいたい1側面に1日かかりますので、2編成×2枚張り合わせ×左右2面=1週間以上かかるわけです。




根気強く、1枚1枚窓を抜いていきます。

3Dプリンタが全盛の、この時代に…笑

いや、だからこそ挑戦する甲斐があるのですが。

コツ?ではないですが、

1側面完成するごとに、デザインナイフの刃を交換しています。

少しでも古くなった刃を使うと、変な方向に刃がすべって危険なほか

切れ味が悪くなると力を加えなければならず、疲れます。

また、これはずっと前に芋師匠から教わったのですが、一番細い部分から先に切り抜くこと。



赤、青、黄の順に、矢印の方向にカッターを入れていきます。

先に黄色の線を切り取ってしまうと、“たわみ”によって、刃先が予期せぬ動きをしてしまいがちなのです。

なお、赤と黄の線を切るときは、ステンレス定規を押さえたままで動かさないようにして、すべての窓を一気に切っていきます。

そうすると、上辺と下辺がびしっと揃う。はず。



この状態すすすっと刃を入れるわけです。

このとき、どこからどこまで刃を入れていいか、わからなくなってしまうので

敢えて、窓の四辺などから1ミリ程度の『ヒゲ』をのばして作図をするのです。

これは、世界のUCC師匠に教わった技術。


こうして切り出した側面、



まず内外を




貼り合わせます。

なお、4枚扉は、一度1枚1枚を切り取ったうえで

緑キャップで接着をして、扉を表現しています。

Hゴムの曲線は、V字に切り込みを入れてたものを、極細の丸やすりでごりごり広げました。




1週間かけて、側面4枚完成。

緑キャップは乾燥時に反るので、この状態で重しをして、一晩寝かせます。

(実際は、4枚全部が一気に完成したわけではないので、側面によっては三日ぐらい寝かせてますw)


前面。基本設計は3枚重ねですが、この上から貫通幌がつきます。



これだけだと無機質な顔ですが…




ちょっとは愛嬌がでた、かな?笑

前面は曲げなければならないので、ビール瓶にマスキングテープで巻きつけて、調教中。




このぐらいの曲げ角度。

3枚貼り合わせて曲げてあるので、一度つけた曲げ癖は、そうそう簡単には戻りません。

この状態で上にビール瓶ぐらい載せても、びくともしません。アーチ橋が壊れないのと同じ原理ですね。

緑キャップで曲げながら接着するのがポイントです。






まだ続いてますw

ご期待ください。
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SNCB AM66型電車をつくる(1)

2018-10-22 20:31:36 | --SNCB AM66電車をつくる
珍しい?SNCB(ベルギー鉄道)のNゲージ車両を作りはじめました。

残念ながら私は、3Dプリンタの技術も環境も知識も持ちませんので

今の時代に、プラスクラッチですw


作り始めたのは、こちらの電車。





リエージュを出発するツリカケ電車/Trains in Liège-Guillemins(2)


丸っこいかわいらしいスタイルが特徴の、SNCB AM66型電車です。

※正確には、夜の写真『643』がAM66型で、リエージュ駅の写真と動画『747』がAM74型なのですが、まぁ同じようなもんですw


はじめての旅行でタリースの中かから見て、もう一度撮りたい!と思った電車であり

今回の旅、一日目に恐怖を味わった…。なんとなく、特別な思い入れのある電車なのであります。

(ベネルクス旅行一日目→https://blog.goo.ne.jp/morikawa_city/e/2dc276ae425b1e610ac87f7b992b53b2


今の時代に敢えてプラスクラッチで

敢えて不人気!SNCB電車をつくるのは、面白いかな~と思った次第。

※今でこそ、激団サンポール=情景模型、という印象が定着していますが…

 いにしえの、「割り箸会」として創業したての頃は、スクラッチで車両工作などもしていたのです。

 よく三丁目の一休に持ち寄って、あれがだめこれがだめと言い合って(言いたい放題言って)ましたね。





(和歌山電軌は私、横浜市電はどちらも芋さん製作。懐かしの静岡運転会の風景でした)



思い立ったが吉日と、Jw-Cadを立ち上げて、A4の枠を書き込んだのが先週月曜日。

毎晩毎晩ちまちまちまちまと線を足して、ここまでやりました。



正確な図面なんて持っていませんから、写真から割り出して

作りやすい寸法に調整しています。

とくに全長は、実車は25メーター級なのですが、これだと適合する動力が入手困難となりますし

動力自作してみたところで、動きの悪さに辟易して

制作そのものが止まってしまうのが目に見えていますので(嗚呼オランダの猿顔電車。。)

鉄コレ20メーター動力がはまるサイズである120ミリに、大胆に調整しました。実車だと18メーター級ぐらいでしょうか。

そのため、たとえば1等室の窓が、実車は3枚あるのにこちらは2枚になっているとか…

そういった相違点が生じています。所謂『タイプ』ってやつ。

もっとも、マイナー電車すぎて、誰もツッコまない(ツッコめない)と思いますが…笑




前面。ぶさいくですねw

天地方向は15ミリで、その上に3ミリ厚の屋根がどがっと乗ります。


資料写真は、旅行で撮ってきたものの中から、ボツも含め色々と











拾ってきてますが、これだけだと足りないので

flicker様にお願いして、世界中から写真を集めていただき、それでも不明な部分は想像で補いました。


さて、作図はできましたが、いつも通り

窓桟の幅が0.4ミリしかなかったりする、なかなかの無茶設計。。。

ちゃんと形にできるか、不安ですが…

引き続き製作記としてお送りしますので、お楽しみください。

(途中で「なかったこと」になったら、察してください)


打ち出してプラ板に貼り付けるところで、スプレーのりから“蜘蛛の糸”が出ましたので、早速製作中断。。つづく。。
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