ええと
両脇に資料を積み上げながらパソコンに打ち込む日々が続いておりまして。
ちょっと忙しいんです。
忙しければ忙しいほど、
模型をやる気が沸いて来る。
なんでだろうね。
暇なときはなんにもやる気無くなるのに。
サテ。
なんにも説明せずに石畳とか彫っておりましたが。
今回のモジールのテーマはずばり「鎖国の無かった日本の現在?」
街中には欧風な建物が建ち並び、日本語の看板が立ち、
道路は石畳だったり舗装だったりだけど道路標識は日本風だったり。
そんな「パラレルワールド」を表現してやろう、って事ですね。
で。
この駅は、PE(パシフィック・エレクトリック:太平洋電鉄)の「市電側の、6th&メインターミナル駅」をモデルにしています。
…って言われても、絵が浮かぶ人は少ないよね。
って事で、今回は「パシフィック電鉄のターミナル駅」のお話。
前々回「海外の鉄道」同様、
リンク先とYou Tubeに頼る、他力本願な記事です(^-^
(この種の記事が出てきたときは、からんだが工作をしていない、
ネタが無いけど、ただ酔った勢いで書いているんだろうな、って解釈してやってくださいねw)
さて。
パシフィック・エレクトリック:太平洋電鉄は、
アメリカのロサンゼルスを起点に路線網を有していた、
「世界最大の電気鉄道」です。
日本の「京浜急行」や「名古屋鉄道」のルーツ、と言えばわかりやすいかな。
中心市街地を併用軌道で走り、
郊外へ出ると専用軌道をバンバン飛ばして走る感じ。
詳しくは
こちらのサイト様を参照して下さい。
線路を延ばして、郊外の荒野に都市を開発、
ターミナルにデパートを設けて、電車で人々を運ぶスタイルは、
後の日本でも東急電鉄・阪急電鉄あたりが行っていましたね。
で、そのパシフィック電鉄のロサンゼルス市内にあったターミナルが、
西の「ヒル・ストリート駅(
外部参照)」に北の「サブウェイ・ターミナル駅(
外部参照)」、
そしてメインの「6Th&メインターミナル駅(
外部参照:市電側/
ホーム側)」の3つだったんですね。
で、今回、モジュールの駅のデザインとして参考にしたのが
「
6th&メインターミナル駅」の建物なんです。
(↑リンク先は「History」参照ね)
この、パシフィック電鉄
車両の種類も豊富で、中には
「火炎放射器」を備えた車両(軌道敷の雑草を焼き払っていたそうなw)があったり、
某「○TT」が使っていそうな電線の修繕車(
こんなの)がいたりと、
ナカナカ個性的な面子が揃っていて、フリー車両作りの参考になりまくりなんですが、
その中でも特に個性的なのが、「ブリンプ:おデブさんの意」というあだ名で呼ばれていた
丸窓の大型電車たちです(
外部参照 PE314と418、498)
彼らはその独特なスタイルから「レッドデビル」なんて呼ばれたり
「ビッグ・レッドカー」って呼ばれたりしていたみたいです。
電鉄の他の車両が軽快な路面電車タイプ中心で、小型車が多かった中にありながら
「車体長22m ←路面電車の域を超えているw」「大型高床木造」といういでたち。
コレが3連(戦時中は5連w)で
併用軌道をごろごろ走っていた、なんて
なかなかキュートじゃありませんか?
こんなんがルーツにあったら、犬山橋だって怖くない!ですよね。
日本風にしたらこんな感じかな?
22mもあったらC103曲がらないからネ。
(実車は2連で半径11mのカーブ(N換算:C73 ←w)を曲がっていたそうだけどね。)
この「おでぶちゃん」
今も保存車があったりします→
http://www.youtube.com/watch?v=r5BkBiISW3E
やっぱでかいよね。
だらだら書いたけど。
酔っ払いながら、話が逸れていったけど。
要は、「レイアウトの駅のモデルは6th&メインターミナルだよ」って事です。
以下おまけ
アメリカのインターアーバンに関連する動画
(結構、検索条件を工夫しないと出てこないから…自分用メモも兼ねて)
末期のニュース映像
↑末期はバス会社→公営鉄道と渡り歩いたのだそうです。
ハリウッドカーの映像
↑ハイウエイの真ん中を走る路面電車と最後の車両の姿がシュールw
マウント・ロウ登山線の映像
↑0:50あたり~がハイライト
博物館の保存車たち
↑博物館の中にエンドレス組んで、1/1で模型やっちゃうあたりアメリカンだよねw
パシフィック電鉄じゃないけど、
同様な「インターアーバン」電鉄で、今唯一残るシカゴの「サウス・ショアー線」の
過去の映像
↑吊りかけサウンドとデッキ付きの機関車のデザインが凄いネ。
現在の映像
↑5両編成で、パンタグラフ10個装備(5個使用)ってww
お~わ~り~
※リンクとかで、なんか問題とかあったら言ってくださいネ。