畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

十三夜

2009-10-30 19:40:21 | 暮らし
10月30日(金) 

昨日の予期せぬ雨は、夜も降っていたようだ。が、文句なく晴れの朝。この晴れは、一日続く。暖かく、仕事をしていると、汗ばむほどだ。
午前中は、昨日できなかった、マルチ張りを終わらす。栽培するものにより、畝幅は違う。そのたびごとに、機械の畝幅を変えることになる。幅だけでなく、高さも変えることもある。かなりの時間がかかる。こまごまと植え付けるために、短い畑に、幅の狭い畝を二本ほど作っておく。
午後は、機械を代えて、畝間の中耕、除草。ニンジン、葉物、ダイコン、菜花、ジャガイモなど。畝間には、冬の草がびっしり。緑のじゅうたんのよう。見た目はきれいだが、あまり大きくすると、野菜に悪影響。ロータリーで、かきまわし、土の中に混ぜ込んで、枯らす。
夕方は、ニワトリの餌を分けてもらいに行く。飼料小屋に餌を下すころは、もう真っ暗。下ろし終わり、痛い腰を、ウーンと伸ばしたら、空を向いた顔に、月の光が。この時間、月はもうかなりの天空に。高くなっている。
今月初めの、十五夜のころは、ちょうど、東の空に大きな月が顔を出すくらいの時間だったように思う。一月たつか経たないかの間に、ずいぶんと変わるものだ。そして、十三夜の月は、満月には、まだまだの上弦に近い月だった。十三夜なのに、こんなに欠けているのかと、暦を見たら、満月の「望」は、11月3日。まだ4日も先だった。
コメント
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