畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

麹作り

2010-02-02 18:24:19 | 農作業
2月2日(火)  いちじ 

雨は小降りながら、一晩中振っていた。明け方の、降りやむころには、みぞれ位になったようだ。山の木々が、ほんのりと雪化粧。田や畑の草の上にも、目を凝らすと、少し、白いものが見える。
その後は、曇り空で、昼過ぎには、チョッとだけ、雨が落ちてきたり。予報ほどは、よい天気にならなかった。
今日は、麹作り。殆ど全部、連れ合いがやる。私は、気がついたとき、薪をくべるくらいしか、手伝わなかった。
昨日、といで水に浸けておいたうるち米を、蒸篭で蒸す。お湯をガンガン沸かし、水蒸気を勢い良く吹きあげさせ、蒸すこと、約一時間。蒸しあがった米を広げ、少し冷ます。人肌より少し暖かいくらいの時、麹菌をふりかけ、米一粒一粒に、すりこむように、均一に混ぜる。と云っても、3kgの米にスプーン一杯ほどの量の菌だ。米が冷めきらないうちに、素早くやらなければならない。大事なポイントだ。
麹菌をすりこんだ米は、覚めないように保温しておく。
これを、繰り返すこと4回。全部で、12kgの麹菌を仕込んだ米ができる。これを全て、一山にして、冷めないように、保温しておく。私たちは、電気カーッペットと電気毛布を使っている。電気カーッペットの上に、仕込米を山にしておき、上に電気毛布をかける。麹菌は、人間の体温くらいで、盛んに活動するから、この組み合わせは、最適だ。
昼ころには、仕込は完了。
今頃は、麹菌、米のでんぷんを食べながら、一生懸命、仲間を増やしている。

私はと云えば、なにやかやと雑用。母をデイケアに送り出す。母の洗濯もの。米の精米。明日出荷の米準備。密封包装機を使い、ベーコンの袋詰め。味噌作りの為に、外流し周りの片付け。野菜育苗の準備で、伝熱サーモの点検、修理。、、、、。もう、風呂を沸かす時間になってしまう。で、一日が、流れるように、過ぎ去った。
コメント
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