11月1日(月) のち
新しい月も、嵐での幕開けだった。
未明、防災放送が、大声を上げる。
「大雨洪水警報が、発令されました」
目が覚めたので、時計を見ると、四時半少し前だった。
昨夜は、久しぶりで、遅くまでテレビを見ていて、床に付いたのは、11時だった。その時は、小雨だったが、雨音は大きくなっていた。その上、風もかなり強くなっている。雷も鳴り始める。稲光の青白い光が、ときどき、闇を切り裂く。布団の中にいるのだが、外のありさまは、嵐そのもの。雷鳴は、どんどん大きくなり、頭上で響くほどになる。
しばらく続いた、嵐も治まり、六時半過ぎに、警報の解除が告げられ、それを合図に、布団から抜け出す。気温は低くはない。温かい朝で、雨も、小雨から、降りやんで行った。雲も切れて行き、急速に晴れ上がり、外に出るころは、青空に、太陽。秋晴を思わす空模様になってきた。しかし、家の前の田んぼは、土が見えないほどになり、大雨だったことが分かる。
今日も畑はできないので、納屋の建築。
午後は、母の定期検診で、病院に連れて行く。10分もしない診察のために、2時間以上のお付き合い。月に一回は、半日つぶすことを、予定表に入れておかなくてはならない。